猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

軽井沢 スーパーツルヤ

2009年06月23日 14時30分28秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
  
         ↑ ツルヤ 軽井沢店さん 駐車場より

 先週末、月1回のゴルフ旅行に軽井沢に行った際、2日目が雨でゴルフできなかったので、軽井沢の町をふらふら探検してみました。と言っても観光客が一度は行くような所はすでに行っているので、行きつけのレストランのシェフから以前聞いていた
     軽井沢一番のスーパーマーケット 
へ行ってきました。それが国道18号バイパス沿い「鳥井原東」信号の角にある ツルヤさん です。
 
   ツルヤ 軽井沢店さんの場所はこちら → Tsuruya ツルヤ

 創業は明治25年、「新鮮へのこだわり」 をポリシーに長野県中心にチェーンストア (今現在は27店舗ほど) を展開しています。


    お店の中はこんな感じ →  大きな通路  広い店内

 だんなと二人で店内を歩きながら、その品揃えの豊富さ、リーズナブルさにびっくり ! 
 特に地元産の野菜類は新鮮・豊富そのもので、ここでいう地元産は軽井沢町のこと、信州産・長野県産は別に表示してある徹底の仕方です。
 山の中なのに全国から届いている魚介類も東京の我々が行くスーパーよりも種類が豊富だし新鮮そのもの、精肉類・ハム・ベーコン類も地元産はもちろん全国を網羅しています。焼きたてパンも凄い量が並んでるし。
 もともと軽井沢における別荘居住者をターゲットにしてきたらしく、高級感もたっぷり。

 知りませんでした、こんなスーパーが軽井沢にあったとは。地元民には有名なんでしょうけれどね~。高級スーパーの 明治屋 や 紀ノ国屋 をもっと大きくして、しかもお値段はイトー○ーカ堂並み。 (いや、それより安いかも) 我々はだんなの好きな 合鴨の燻製 が99円だったので3つほど買い占めてきました。(笑)

 きゃ~きゃ~言いながら店内を見物した後は、フードコートにある ミカドコーヒー で軽井沢ではお決まりの モカソフト をなめて熱を冷ました後で、軽井沢らしい造りのウッドデッキへ。 ↓ 


             


 眺めも素晴らしいでしょ、半日遊べましたよ。以前、水戸市郊外にある大型スーパー イオン内原店 を紹介しましたが、こちらも大好きになりました。絶対又行こうっと。
 プリンスショッピングプラザでアウトレットの洋服をあさるより、地元スーパーの探検の方が我々には合っているようです。(笑)




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キャッチコピー診断

2009年06月22日 14時34分15秒 | 雑記
  いつも遊びに行く 満天さんのブログ → 小人たちが笑う部屋 で、

 キャッチコピー診断

 なるものをやっていたので早速私もやってみた。


              


 はあ~ ? 暗殺者キラーって…。暗殺者を怖がるどころか返り討ちにしちゃうって事だよね。大体、暗殺者って… 命狙われるようなことしてませんから。小市民ですから。
 イケメンキラーとか求婚者キラーとか、せめておじ様キラーでも良かったんだけど。(笑)

 今 浦沢 直樹氏の 「モンスター」 を満天さんから借りて、じっくり読んでいるところだからなーんか夢見が悪かったかな~

 ちなみに本名でやってみたら 3回とも

 「夢の中から飛び出した少女」

 こ、これもよう分からん。。。。。。。

 皆様覚悟してあそんでみてちょ。

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ブログに貼ろう 猫の貼りもの

2009年06月17日 11時33分53秒 | 猫・犬・動物
最近よく伺うs k n y s - s y n k sさんの6月16日のブログ → s k n y s - s y n k s

 にいっぱい猫のブログアクセサリーが載っていて、貼り方も伝授されているんですが、私こういうことには詳しくなくて…。
 みんな可愛くて連れて帰りたいのに~~特にトップにある黒猫ちゃんのマーキー君は、カーソルを近づけると首を回して目で追ってくれ、時々手を出してカーソルを捕まえようとします。猫好きには

 た・たまらん

 ので、行ってみてね。

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子供服の四季

2009年06月15日 17時39分37秒 | 雑記
 
             ↑ 先週のショーウィンドー

 会社の近所にマタニティー・ベビー・子供服の ステラマリス(海の星という意味) というお店があります。子供の靴下一足で3,000円とかいうイタリア中心のインポート専門の高級ショップなんですが、流石にセンスの良い子供服がいつも飾られています。(お値段は恐ろしくて見たことないが) 

 会社の行き帰りにちびちびと写真を撮って、やっと1年程になったので子供服の四季としゃれてみます。もっと可愛い服がいっぱい飾ってあったのだが、飾られていた服全部は撮れなかった。
 又、晴れの日、曇りの日、斜め、正面とどうやって撮ってもショーウィンドーが光って私の腕では綺麗に撮れていないのもごめんなさい。

ステラマリスさんのHPはこちら → ステラマリス


               

               ↑ 季節さかのぼりま~す。

                
 
               
      
               ↑ あっという間に冬。


     
               

               ↑ クリスマスパーティー用



               

               ↑ こんな可愛いコート、自分の子供の頃にはなかったな (遠い目)



               

               ↑ バッグやアクセサリーもいっちょ前なの。



               

               ↑ 一気に夏。自分夏服の方が好きなんで。



               

               ↑ 夏・夏


               

               ↑ 去年の今頃のショーウィンドー。


 芸能人の奥様ご用達らしく、何周年記念というと芸能人の送った花で店先が毎回凄いことになります。六本木らしいお店とも言えますが、私はたぶんうち用だけでなく友達に送るにしても一生縁がない…とおもう。でも毎日見るウィンドーはとても楽しみなんです。

              
                 
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満天な菓子

2009年06月12日 11時54分55秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
 ブログ友の満天さんから貸していた本と今回お借りする本を送ってもらったところ、隙間に可愛らしいお菓子を入れてもらった。

 ぱかぱかと口に入れてあっという間に下に見える3ヶを食べてしまってから、これ美味しい~と気がついた。(バカだね)
 この3ヶは、さっくりとしたパイ生地の間に美味しいクリームを挟み、周りをチョコレートでコーティングしてある。よく土産物でもあるミルフィーユの形態だが、美味しさはそこいらのものとは断然違う。特に白い包み紙の ジャンドーヤ と書いてあるのが絶品でした。これは調べなければ ! と包み紙を取っておいた。

 包み紙の裏に YOKOHAMA FRNCALS (Cの下に点あり) と書いてある。横浜フランセ ? かなと検索して見たら有りました~。

洋菓子のフランセHP → 洋菓子のフランセ

 モンドセレクション受賞商品だけでも4種類もある老舗洋菓子屋さんです。子供のころ ハニーシトロン を美味しく食べたことあるな~。ミルフィーユも食べた記憶があるが、包装もたぶん味もだいぶ変わっているのかすぐにはここと気づきませんでした。
 そういえば、最近新聞に四角い囲みのCMを出しているのはここの ミルフィーユ だったよな ? 昔も美味しかったけれど、昔食べたものよりずっと美味しくなっていてびっくりです。


            

            ↑ 写真上の箱はチョコレートでした。


 「赤い靴」 チョコレートなんです可愛いでしょ~。こちらはフランセさんではないようですが、濃厚で美味しかったですよ。満天さん、御馳走様でした。
                       
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今 市子 「僕は旅をする」

2009年06月11日 10時08分41秒 | マンガ家名 あ行
 
 ↑ 写真は 「僕は旅をする」 が収められている文庫版コミック 「砂の上の楽園」 

 今 市子さんの初期短編が絵柄、お話共に好きなのは以前言ったが…。

 → マンガ家の絵柄の変わる時 今 市子 


 今さんは近年もっとも好きな作家さんのお一人ですが、BLものもいいけれど初期の短編が絵柄、お話共に好きな物が多くて。もちろんBLの長編も好きなんですけど、長編だと作者の性格なのかあれもこれもと話が枝分かれしたり飛んだり、登場人物も多くなって収拾がつかなくなりそうになることが多いみたい。
 それでも最後は上手くまとまるのはさすがですけど。

 初期短編というと、1993年デビューの今さんだと同人誌時代の 1991年 「ユディトの帰還」 (Ⅱものちに読みました) 「神々の花」 1992年 「夜の雫」 を除いて2000年までとしても、

1993年 「マイ・ビューティフル・グリーンパレス」 コミックイマージュ
    「夏服の少女」 眠れる夜の奇妙な話以下 ネムキ 「GAME」(1993年-1996年 Xi ザイ」 「図書館で会いたい」 コミックイマージュ 僕らの季節(1993年、コミックイマージュ)

1994年 「僕は旅をする」 ネムキ 「懐かしい花の思い出」 ネムキ 「眠りにつく前牛乳を」 ネムキ 「六月病」 コミックに描き下ろし ちょいBL趣味 「昼の月」 ネムキ 「精進おとしの客」 (のちの百鬼夜行抄に繋がるお話) ネムキ 「へんなやつら」(1994年、コミックイマージュ)

1995年 「百鬼夜行抄」 連載中、ネムキ 「五つの箱の物語」(1995年-1996年、小説イマージュクラブ 「花曇り(1995年、コミックイマージュDX、白夜書房

1996年 「笑わない人魚」 COO 「文鳥様と私」 あおば出版 「雨になればいい」 ネムキ 1997年 「青髭の友人」 COO 「夜の森の底に」 ネムキ 

1998年 「真夏の城」 COO 「砂の上の楽園」 ネムキ 「赤い袖」 ネムキ

1999年 「真夜中の食卓」 ネムキ増刊

2000年 「沈黙」 ネムキ 「遺影がない!」 ネムキ増刊・大ピンチ!

 2000年までの作品で私が読んでいるのはこのくらいか。あと、私が読んでいないのは以下のものなど。

青少年のための少女マンガ入門(3) より
「ファミリー・ブルー」雑誌「メロディ」(白泉社)掲載、単行本未収録
「DREAM AWAY」(86年作品。ネムキ99年10月号増刊掲載、単行本未収録)
「Walts」(86年作品。ネムキ99年10月号増刊掲載、単行本未収録)
「木の下闇」(94年作品。ネムキ99年10月号増刊掲載、単行本未収録)

 読んでいるものの中では、掲載誌の関係かちょっと怖かったり奇妙なお話が多いのだけど、その中でも私のお気に入りは 「眠りにつく前牛乳を」 と 「僕は旅をする」 のふたつ。
「僕は旅をする」 はTVの「世にも奇妙な物語」にて稲垣吾郎主演で映像化されたので覚えている方も多いかな。
 
    ウィキによるTV版記事はこちら → 「僕は旅をする」

 どちらもシンプルなお話ながら見えない怖さ、なんだかわからない恐さ、で大いに恐い。

「眠りにつく前牛乳を」 
 ある大学の古い学生寮では七不思議がまことしやかにささやかれていた。僕はある日部屋のドアの外から 「牛乳をください。」 という声を聞く。
 毎晩あげているうちにお返しに美味しいお酒をくれるようになった。姿の見えない何者かに寮の皆は面白がって牛乳と空き容器を並べ、酒をもらうようになる。ある日ぱったりくれなくなり…。


「僕は旅をする」
 弟の克也は旅行に行くと言って家を出た。しかし何時間もしないうちに踏み切りで事故に遭い首のない死体で家に戻ってくる。姉のひとみは弟が死んだことに実感が持てない。ところが克也が死んでいたはずの時間に言っていたのと違う旅行先の旅館に泊まっていた事がわかり、真相を知ろうとひとみは克也を追いかけて旅に出かける。
 ひとみは生きている克也に出会えるのか、克也はなぜ皆に嘘を言ってまで旅に出かけようとしたのか…。

                             

 ハリウッドが作っていたホラーは怖いというよりグロでとても好きになれない。恐れる者の正体がはっきり分からない方が恐怖は倍増する。他の人のホラーマンガでも正体が分かると面白みが半減する。日本的なホラーが近年欧米でも評価が高いのは、人間誰でも分からないものの方が怖いと見える。

 今さんが不思議で怖い物語を作り続けることができる秘密を少し。

2009年01月10日asahi.com 今市子さんの記事 → asahi.com:【9】漫画家 今市子さん-マイタウン富山

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おめでとう 辻井さんヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝

2009年06月09日 10時35分23秒 | 雑記
 

      バン・クライバーン国際ピアノコンクール 全盲の辻井さん優勝(産経新聞) - goo ニュース

 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールとは、1962年から開催されているアメリカ人ピアニストの名前を冠した国際的なピアノコンクールです。

 クライバーンは第一回(1958年)のチャイコフスキー国際コンクールのピアノの部 (第一回はピアノとバイオリンしかなかった) に出場したアメリカテキサスの田舎青年だったが、旧ソ連の国家の威信をかけて出場したソ連代表達を蹴散らして優勝してしまったのだ。ソ連代表達は1年も前から代表を選ぶ予選を行い、車やピアノ付き別荘をあてがわれて猛特訓に励んでいたのに。。。

 ピアノを習っていた姉が彼のファン (当時ピアノを習っていたお姉様方は皆彼のファンだった) で、小さかった私は名前だけは知っていた。一夜にしてスターとなった彼の栄光とその後の挫折の物語は、後年 中村 紘子氏 の長編エッセイ
「チャイコフスキー・コンクール ―ピアニストが聴く現代―」 1988年11月7日 初版 中央公論社刊行 で知ることになる。    ↓


              


 この本は私のお気に入りで、もう20年以上も前の古い本だが、時々引っ張り出して読んでいる。何度読んでもクラッシックの世界の裏表がうかがえて面白い。たぶん20年経った今もあまり変わらないんじゃないだろうか。(笑)

 彼の名前を冠したこのコンクールは日本人が優勝したことがなかったので日本ではあまり知られていないが、世界的に権威のあるコンクールだそうです。
 クライバーンがクラシックの殿堂のような旧ソ連のコンクールに一人果敢に挑戦したように、昔はこういったコンクールに出場するだけでも大変だったアジア勢 (かのホロヴィッツさんは、アジア人と女性にはクラシックはできないと言ったとか言わないとか) が今回1位~3位までを独占したのは、隔世の思いがあります。

   ともかく、辻井さんおめでとう ! あなたの未来に祝福を !



        
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6月の亜美

2009年06月08日 16時33分10秒 | 仕事
 
           ご無沙汰してます、亜美です。

 
 ママ (管理人) は、今月から年収扱いになって月給が下がるので、ガックリ来ており、ブログ更新の意欲が下がっているようです。しばらく暖かく見守ってください。
 ママの会社では、55歳以上になると年収制になり、お給料が下がるそうです。人にもよるということですが、漏れ聞くところによると28%ほど下がるようで…。まあね~こんなご時世ですから、お仕事があるだけましと思わなくちゃ。

 しかし、こういうときはつくづく猫でよかったと思います。あっママだわ、こういうときは慰めてあげなくちゃね。


                         


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ごはんバトン

2009年06月03日 16時06分31秒 | 雑記

ごはんバトン】を すずさん より頂きました。ネッ友さんの たれぞ~さん もやってます。

 関東の ださいたま 出身、東京へお嫁に来ても実は隣町だったという関東濃い目味出身者のトミー。がお送りいたします。(笑)

1:出身地、両親の出身地、自分の食のルーツが最もあると思われる地域を教えて下さい。

 上でも白状しちまいましたが、父親は東京、母親は埼玉出身です。母親の両親は群馬の方の出身。兄弟は皆おばあちゃんの味で育ったので、子供の頃は結構味は濃い目でしたね。

2: おでんの具材は?また好きな物を3つ選んでください。

 今のうち (だんなは江戸っ子3代目) では関東風というのか、さつま揚げなどのねりもの・ちくわぶ・はんぺんが多くて、あとはだいこん・こんぶくらい。私玉子好きなんだけど、下ごしらえが大変なのか叔母は入れたことないなー。

 自分が好きなのは はんぺん・スジ・玉子

3: 豚汁の中身を教えて下さい。

 豚コマ・ジャガイモ・にんじん・長ネギ・あればごぼうくらい。
 
4: お雑煮を詳しく教えて下さい。

 醤油味で、四角いおもち・鶏肉・ほうれん草・なるとか、丸くて小さい色のついたはんぺん素材のもの・三つ葉等
 
5: 麺類の一番好きな食べ方を教えてください。また、好きな順に並べて下さい。

 うどんの釜玉  
 うどん・パスタ・フォー(ベトナム麺)・そば

6: 辛党か 甘党かと言われたら?

 甘党です。昨今の激辛ブームは苦々しい。生クリームフェチでもあります。

7: 調味料の中で一番需要が高いのは?

 めんつゆかも。肉じゃがとか普通に調味料として使っているし。
 
8: 炭水化物の中で最も愛しているのは?

 うどん

9: 尊敬する食材があれば教えてください。

 尊敬する ? 卵かしら。

10: 食わず嫌いがあれば理由も含めて教えて下さい。

 バッタとか蜂の子とか中国の方でゲンゴロウとか孵化直前の玉子とか食べてるって言うけど、そういうのはパスです。

11: この3つで一週間ローテーションで食べていけるという食べ物を教えてください。

 サンドイッチ・たらこご飯・お茶漬け
 元々パン好きなんで、カレーパンでもいいんだけど、サンドイッチは挟むものでいくらでも変化がつけられるし、世の中で一番好きなたらこを乗っけたご飯なら毎日でも。お茶漬けも大好きです。

12:最近の食生活について一言どうぞ。

 体重を落とすために昼と夜を食べないか少量にするダイエットやりました。(つまりちゃんと食べるのは朝だけ) 体に悪いのは重々承知。おかげで3㌔以上減です。今は食べないということはないけれど、量を減らしてます。

13:バトンを5人に回して下さい

 誰と特定できないので、どなたかやりたいと思われた方、拾ってやってください~~
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マンガ日本の古典 27 「心中天網島」 里中 満智子 

2009年06月02日 15時16分46秒 | マンガ家名 さ行
  

           ↑ 中央公論社 1996年10月25日 初版


「心中天網島 しんじゅうてんのあみじま」 
「女殺油地獄 おんなごろしあぶらのじごく」
「鑓の権三重帷子 やりのごんざかさねかたびら」
「曽根崎心中 そねざきしんじゅう」

 の4編が入っています。
 原作は 近松門左衛門 (1653~1724) がほとんどを人形浄瑠璃の為に創作した物語。のちに歌舞伎の舞台になったものもあります。
 近松といえば何と言っても 「心中もの」 が当時大ヒットしました。他にも世間を賑わした実際の事件を元に、ワイドショー的に陰に隠れた個人の事情やしがらみをうまく脚色して世間の好奇心や同情をあおるように書いて見せたのです。

 私も心中ものを細部まで読んでみたのは初めてで、なるほど当時の人にとってはこれは死ななきゃならないものだったのか、里中さん上手いわ~、見て来たよう、もちろんしっかりした下調べもなさっているし、と興味深く読みました。

 でも、個人的に4編のうちでは
2番目の 「女殺油地獄」 の話が気になっていて、今回細かいところまで良くわかって納得がいきました。

 ちょうど明日 (2009/6/3~6/27) から東銀座の歌舞伎座で、上演される 「六月大歌舞伎」 にて、片岡仁左衛門 が 孝夫 の頃 (1964年初挑戦) から当たり役としてきたこの話の主人公、油屋の二男坊である 河内屋 与兵衛 を演じる予定です。
 今年65歳の仁左衛門は、これが若い役である 「与兵衛」 を演じる最後として、気合いを入れているようです。それというのも、読売新聞の演劇のページによると、
「このまま現代の服装でやってもおかしくない芝居。
本当の若さが必要なので、もうやめておこうと心に決めていた。」
というのです。

 河内屋与兵衛という役は、放蕩の挙句勘当され、借金の返済に困って子供の頃から世話になっている優しい近所のおかみさんを殺して金を奪う、というどうしようもない道楽息子。父親が死んだあと、母親が番頭と再婚して店を存続させた、というような家庭の事情はあるが、それだけではグレたいいわけにはならない。
 
 歌舞伎では油まみれになりながら、こけつまろびつ凄惨な殺しの場面が見せ場となります。この作品でも大事な場面ではありますが、そこに至った与兵衛の身勝手な考え方や周りの人たちの事情や思いが細やかに描かれていて、さもありなんと納得が行くのです。
 と言って、作者は与兵衛の味方はもちろんしていませんよ。自分の都合の良い幼稚な考えで行動し、世間をなめきった若者の末路は…。

 はて、昨今似たような事件を起こす勝手な若者が多いような。いつの時代にも後先考えない人間というのはいるものです。


 次に載っていたこれも歌舞伎の舞台になっている 「鑓の権三重帷子」 といえば、以前TVドラマになっているのを見たな~と調べたらなんと1961年に 「侍」 というシリーズの中で関西テレビが制作したそう。これを見たのかな~ ? ちょっと記憶が流石に曖昧。

 郷ひろみが 権三 をやってたの見たことある様な・・と思って調べたら映画の方にありましたよ、『近松門左衛門 鑓の権三』(1986年、松竹、共演:岩下志麻) というやつが。これを後でTVで見たんだなたぶん。
 里中氏の描く 鑓の権三 は鑓の名手で茶道の達人、しかも男前、という人も羨む若者なのだが、優柔不断な性格で不幸を招く、という風に描かれいる。当時の爽やかな 郷ひろみ には似つかわしくない役だが、当代の男前ということで起用されたのだろうか。演技開眼に繋がる様な名演だったかは残念ながら覚えていない。(やや笑)

 
 絵師の里中氏は大阪生まれの大阪育ち。知った地名や大阪弁も懐かしく、楽しく作成されたのではないでしょうか。それが伺えるような余裕のある作品でした。

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