猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

内田 善美 「星の時計のLiddell」 1巻~3巻

2007年08月31日 16時08分45秒 | マンガ家名 あ行
 
            大物ですね~。ついに記事にしちゃいましたよ。

 それには理由が有ります。1巻と2巻は自分で持っていたのですが、適当な3巻 (初版でなくても汚くても可、安くねという条件) がなかったのです。3巻を読みたいと泣いていたら、心優しい くまさん より貸して頂けました。 
 くまさん → くまのお気楽日記 初めて最後まで読むことが出来ました。ありがとうございます。

1巻 1985年9月10日 初版 写真のものは1988年9月10日 10版
2巻 1985年10月9日 初版 写真のものは1987年10月25日 8版
3巻 1986年10月8日 初版 お借りしているものも初版 

 3巻は初版なのに私の持っているものより凄く綺麗で、さすが くまさん の蔵書。大切に扱っております。

 お借りしているものだから早く記事書かなくちゃとあせるほど、この難解といえる作品は感想が書けなくて・・・。ストーリーは簡単なんですけど、作者の当時考えてる事やら興味のあることやらを登場人物に言わせていて、なかなかお話そのものは進まないのです。 もっともストーリーをバンバン読ませるまんがではないのですが。


 ロシアの亡命貴族の末裔らしく、大金持ちの息子であるウラジーミル。旅ばかりして一つ場所に落ち着いた事のあまりない彼が2年ぶりに帰ってきた大都会。そこにはヒューという友人が住んでいた。ヒューはみんなとは違うのだと言うことが、彼の女友達とウラジーミルによって語られる。ウラジーミルはヒューにBLなのかと私など勘違いしそうなほどヒューに関心があるらしい。ヒューは何がみんなと違うのか 

 ヒューは繰り返しある家の夢を見る。ヴィクトリアンハウスのその家には、チャイナ原産の珍しい金木犀の木が植わっている。ある日いつものようにその家の夢を見ていると 美少女 が現れる。初めは少しだけだったのにだんだんと少女の現れる時間が多くなり、話をするようになる。彼女によるとヒューはこの家に居る幽霊で、彼女の方は月の出ている間ここに遊びに来るのだと言う。
「だってあなたはすぐに消えてしまうのだもの」

 1巻はほとんどヒューとウラジーミル、その友人達の取り留めのない会話で埋まっている。夢の解釈や禅問答じみたものもある。2巻ではヒューが夢を見ている時に無呼吸になることから、医学的な話や自然破壊の話やら出てくる。読者は話がこれからどうなるのかイラッとしたりする。(だろう) 

 3巻でやっとストーリーは動き出す。夢の家を求めて、ヒューとウラジーミルは旅に出るのだ。3巻も中盤になり、やっと見つけたハウスで彼らが出会ったものは・・・。いや無くしたものは・・・。それどころか永遠を見つけたのか・・・ ? 
 途中でなんとなくわかるように仕組まれた結末だが、最後はため息が止まらない。


 それにしても、内田氏の紅毛碧眼 (こうもうへきがん) の美男子達は見ているだけでうっとりですわ~~。ブルーアイのヒューも、商業デザイナーをしていたヒューのアシスタントのロアルドも、17歳のバスケット選手ジョン・ピーターも、ロシア人の顔そのもののウラジーミルもみ~んな素敵。にっぽん女子のコンプレックス出しまくりで眺めてました。他の内田氏の本同様、イラスト集として眺めるだけでも価値ありの愛蔵本です。3巻やっぱりなんとかして揃えなくちゃなぁ。
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家のお犬様

2007年08月28日 18時20分00秒 | 猫・犬・動物
 
 よっ、おいら ペル ってんだ。ここにもたまに出てくるけど、初めての人はよろしくな。

 
 毎日暑い日が続くけど、おいらっちもこの毛皮でしかも体温調節が舌だけだろ、大変だ~な。でもうちの人たちは優しいんだぜ。散歩から帰ってくると待っているのは氷入りの飲料水 ↓ 
                

                  



            ここんちのおばさんが帰る頃を見計らって入れておいてくれる。実際生き返るぜ !


                  


 それにこの頃は毎日、昼ごはん過ぎになるとクーラーの入った室内に入れてくれるんだ。なにしろ俺がいつも居る場所は下がコンクリート打ちの駐車場で、隣の家のクーラー室外機の風がまともに当たるところでよ、たまんないぜ。
 あっでも、駐車場用の屋根がついてて雨は直接当たらないし、夏以外はいたって快適よ。

 じゃあ車はどこにあるんだって ? へっへっ、裏の砂利敷きの駐車場に代金払って停めてんのよ。車を追い出して俺が駐車場に住んでるわけ。おいらは言ってみりゃ~月○万円の豪邸住まいってわけさ。今の車が大きくてここに入らないのが理由らしいけどな。前の車の時からここに居るけどな~ ?

 トミママさんはさ、おいらと散歩してる時、時々しっぽを握りやがるんだ。やめて欲しいよな。嫌~な顔して振り返るとその顔が面白いってんで又わざとやるんだぜ、性格悪いよな。だから最近は知らん振りしてやんだ。つまんないみたいで又なんか考えてるらしい。ガキじゃあるめーし、いい加減にしろよな。

                  
                   

 
 でもな、そもそも俺が1歳になるかならぬかの頃、前の飼い主に捨てられて川原を放浪し、やっと情けある家の飼い犬のごはんをもらって食べていた時に拾ってくれたのはトミママさんなんだ。なんでもここのボス (うちのだんな) が子供の頃飼っていた犬に似ていると言ってな、飼ってあげようと言ってくれたらしい。そのままじゃ保健所に行くしかなかったからな、足向けて寝られね~よ。もっともトミママさんたちが寝てるのは3階だからな、足向けようにも向けられねぇ~ってか

 あちこち放浪してる時はな、保健所の職員に追っかけられて、あやうく捕まりそうな時もあったんだ。その時首に引っ掛けられた針金の後はいまだに毛が生えなくなってんだぜ。あんときゃ~ほんとに生きた心地がしなかったよ。他にもいっぱいつかまっててな、あいつら可哀想だったな。おいらはアレからでも13年、長生きできてほんとに幸せだ。いけねぇや、こんなこと言ってるとちっとばかし涙腺が緩んで来ちまった。おいらも年取ったもんだ。

 さて、そろそろ散歩の時間が来たようだ。今日はボスの番かな。ボスについても話したかったがそれは今度にしよう。じゃ~又な、それまで腹壊すなよ ! 
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07年8月のビストロ・ル・ボン・ヴィボンのお献立

2007年08月28日 14時18分59秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
      
             北軽井沢にある ビストロ・ル・ボン・ヴィボン さん
 

 2007年8月9日のお献立です。毎月違ったメニューにしてくれるので夏のうちでも違うものを味わうことが出来ます。

 上の最初の写真は夏の野菜 冬瓜 (とうがん) のグラチネ。あっさりした とうがん に濃厚なチーズがからまってう~ん、デリシャス。


                  

              ↑ かつおのスウェーデン風マリネ (ディル風味)。さっぱりしてます。


                  

              ↑ あなごのフリット夏野菜のバルサミコソース。油の乗ったあなごにバルサミコソースがびっくりするくらいマッチ。だんなはこれがお気に入りでした。


                  

              ↑ 今回の私の白眉、九条ねぎを乗せたあさりと雑穀米のガーリック雑炊。おかゆとか雑炊とか好きなんです。


                  

              ↑ すずきのプロヴァンス風。今回はお魚シリーズでしたがもう十分過ぎる量。


                  

              ↑ デザートはタルトフロマージュ。いつものティーオレでお腹いっぱい。

 ビストロ・ル・ボン・ヴィボンさん、いつも美味しいお料理をありがとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大友 克洋 「HIGHWAY☆STAR」 「さよなら にっぽん」

2007年08月27日 11時21分17秒 | マンガ家名 あ行
アクション・コミックス 「HIGHWAY☆STAR」 大友 克洋傑作集Ⅰ
1979年10月30日初版 写真のものは11月20日の7版のもの

アクション・コミックス 「さよなら にっぽん」    大友 克洋傑作集Ⅱ
1981年7月16日初版 写真も初版

 1970年代に青春を送った者には涙が出るように懐かしい大友さんのまんが作品2冊


ちゃととさん → ちゃととさんのブログ にお借りしています。

 Ⅰには、10編の初期短編が収められている。Ⅱは日本を出てニューヨークで一旗挙げようと空手の道場を開いた青年の短編連作5作と他の短編3つ収録。こちらも1970年代の初期作品ばかり。

 まんが喫茶で 「彼女の思い出」 「AKIRA」 「ハイウェイ☆スター」 の表題作などは読んだことがありましたが、「さよなら にっぽん」 の方はまとめて読んだことがなかったので、今回ちゃととさんにお借りしたおかげで全て読むことが出来ました。ありがとうございます。

 「さよなら にっぽん」 の最初に入っている 「イーストオブザサン ウェストオブザムーン」 (ジャズの題名だっけ) は7月24日の拙記事 → あすなひろし 哀しい人々シリーズ 「幻のローズマリィ」 のおもむきの佳作。
 
 ひとりで飲み屋をやっている、くたびれたおばちゃん。常連客も売れないロックグループやぱっとしない小柄な年寄りばかり。突然おばちゃんがたまった つけ の替わりに若者グループに伴奏を頼み、会場の手配もさせてコンサートをやると言い出す。実はおばちゃんは戦前はジャズ歌手で、昔の仲間 (恋人達) 30人を招待して個人コンサートを催したのだ。お客は今や大レコード会社の社長や昔有名だった演奏家達だった。常連客のおいちゃんまで天才プレーヤーだったらしい。一夜の夢に昔を懐かしがるオジサンたち。若者ロックプレーヤーたちもその熱気に当てられている。

 他の短編のような当時流行りの不条理な事件の話も良いけれど、こういう話も好きだなあ。
 
 この方のこの頃 (1970年代後半) の作品には、当時の匂いがぷんぷんする。例えば少女マンガにはファッションとか小物とか当時を思い出すものが満載なのに70年代の生身の少女の暑い青春は漂ってこない。少年マンガでも青年マンガでも今、再読して 上手い・へた・古い・普遍 とかいろいろ感じるところはあってもあのムっとするような自分の青春、時代の匂いが思い出されるようなマンガは少ない・・・ (と思う) これは自分が青春してた年代に関係があるのかな~? 

 最近は映像の方に行ってしまってまんがは描かないのかと思っていたら、去年描いてくれましたね。 → 雑誌 「BRUTUS」 この雑誌もちゃととさんの記事を見てあわてて買いに走りました。(笑)

参考に → 大友 克洋 ウィキペディア
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のあれこれ

2007年08月24日 15時17分30秒 | 雑記
 

 水戸市近郊 桜の宮ゴルフクラブさん の西コース (南・東もあり) 9番コースティーアップ場所より内原町方面を見る。
 本当は真ん中の上、空との境に見えるピンクに輝くイオン内原店 → イオン水戸内原ショッピングセンター を見せたかったんですが、肉眼と違ってよく分かりませんね。
 
 関東では8月の中でもっとも涼しかった (言い切ってしまおう) 8月18日土曜日、こんな日に行かないで何とする、といつものように薄暮ゴルフへいそいそ急ぐゴルフバカ夫婦1組。
 たまにぱらっと雨が落ちてくるのも、我が暑がりだんないわくちょうど冷却できて良い、夏のゴルフ日和となりました。1.5ラウンドたっぷり楽しみ、汗もかかずに帰れました。それだけなんですけどね、真夏にこんな日も珍しいのでつい。

 だんなネタを一つ。小倉あんが大好きなだんなは、山崎パンの ずっしり小倉デニッシュ を時々買います。小倉というのが粒あんのこととはだんなと一緒になるまでついぞ知らなかった、あんこ怖い私はそれだけでもウッとくるのに、だんなは食べる時におもむろにマーガリンを口を空けたパンの中にべったりと・・・ ひぇぇ~~
 でもまだここまでは味が想像できたのですが、先日の朝はあろうことかその上にベーコンを乗っけて食べていた。証拠写真 ↓ 甘いもの嫌いな方ごめんなさい。


                   
 
 でもさ~、よくこんなもん食べられるね、なんて言ったら最後 「お前の生クリームフェチより健康的だ」 と反撃されるので何も言えません。


 えー、お口直しにさわやかな花の写真でも。会社の近くにある美人ママがやっている喫茶店の入り口です。 ↓ 

                   

 オールドビーンズという寝かせた豆を使ったコーヒーを出すお店です。チェーン店でもないし落ち着けますよ。西麻布交差点近くにいらしたら寄ってみてください。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青池 保子 「修道士ファルコ」 

2007年08月23日 11時46分42秒 | マンガ家名 あ行
              白泉社刊 1巻 1992年12月2日 2巻 2001年12月4日

 たれぞ~さんにお借りしています。 → たれぞ~さんのブログ


 作者があとがきで言っていますが、実に1巻と2巻のあいだに9年の歳月が流れています。初出は1巻が1991年 花曜日 サマーの号~1992年スプリングの号まで、2巻が メロディー 2001年1月~7月号まで。
 この作品も特に作者に愛されていた作品だったのね。

 修道院が舞台のこととて、西洋的まったり感が漂って、この雰囲気は私も覚えがある。小学校だけ通ったミッションスクールの学校内にあった教会、土曜日の午後ロザリオを数えながら (お祈り一つするごとにロザリオの玉を一つ数えるのです) 過ごしたあのしっとりとした空気。
 なんたって主人公は14世紀後半、俗世で名高い剣客の騎士であったファルコ (鷹の意) という名の修道士なのだ。
 したがって舞台となるのは中世の教会の中とか、尼僧院だったり、町に出ても遊ぶわけじゃなし、女人はご法度だし、という具合。僧の頭をそるトンスラという当時の習慣のために美形の僧がいてもカッパ頭で出演美男子少数。

 
                     ↓ トンスラとはこういう頭ね
   
                    

 ただ、ファルコはある事情があってトンスラをそれず、俗体のままなので青池流馬面美男子さんなのだが、なにせ周りが地味~~一応教会を助けるために昔の騎士の姿に扮した姿もりりしく、活劇部分もあってファルコのカッコイイ姿も見られます。

 私読む前は 惣領 冬実氏 「チェーザレ」 のような実録物かと思ったのですが、全部ではなく一部史実に基づいているようなところが有ります。
           
 詳しくは貸していただいたたれぞ~さんの記事 → 「修道士ファルコ」のネタバレ含む舞台裏 をご覧下さい。

 この作品は、はじめにも愛された作品と言ったけど、作者が描きたくて描いている趣味の作品のような気がする。ヨーロッパ中世とかキリスト教とかお好きなんでしょうね~。「アルカサル-王城-」 も読みたくなって来ましたよ~~。

くわしくはまたまた たれぞ~さんの アルカサル-王城-ネタバレ含む舞台裏 などにとても詳しく書かれています。


 さて、歴史についてはたれぞ~さんの方がくわしいのでお任せするとして、(笑)
 
 私は宗教評論家 (そんなのがあるのか?) でも何でもないですが、感じた事を少し。
 
 仏教もキリスト教イスラーム教も始めは新興宗教の一つに過ぎなかったし、ゆえに迫害されたりしているが、長く広く世界三大宗教として世界中にここまで広まったのはあまたある宗教の中でもなにか特別なものがあったのでしょうね。詳しくは私も知りませんが、中興の祖とか殉教者もいっぱい居そうだし、各宗教の中でも枝分かれが凄そうです。
 
 個人的な意見ですが、宗教が人に安心感を与えてくれるのが布教の大きな原動力になっていると思います。この作品やあとがきに出てくる尼さんたちのなんと無邪気でゆるぎない信念を持っていること。全て神の教えに従っていれば安心して暮らしていけると信じています。実際そうです。どんな理不尽な事があっても神がお与えになった試練だと思えば何でも耐えられる・・・のです。強いのです。
 今現在日本の新興宗教と言われているものに入会している人の気持ちもほんのちょっぴりですが分かる気がします。迷いが無くなるのですもの、本人は幸せですよ。でも他人には薦めないでよいですからね。(ここが言いたい)
 
 一方この作品の男性の修道士の方はちょっと生臭いところもあって、こんな世界の中でも出世したいと思っているものが居るのは笑えます。ずっと前に見たヴァチカンを舞台にしたヨーロッパ映画で教皇になりたがる修道士の話があったけども、どこに行っても人間てそういう煩悩からは逃げられないのね。(笑) 人間が社会的な動物だという証拠でもあるのでしょうか。
 
 もちろん現実の修道女、修道士の方々は立派な方がいっぱいいらっしゃいますよ。私が小学校の頃お会いした方々は皆さんそういった人たちでした。

 ひねくれ者の私には、宗教をこんな見方しかできないのですが、でも待ってよ、数の原理で便宜上西暦を使ってはいるものの、日本人のいったい何人が2007年前に本当にイエス・キリストが生まれたなんて信じているのだろうか。

 なにか取り留めなくなってしまいました。宗教は深いからね~。こういうところで無知な自分が何か書くのはちょっと怖いかも。このくらいにしておこ。クワバラクワバラ・・・。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月旧軽井沢銀座

2007年08月22日 09時02分17秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
  夏に軽井沢に来るといつも綺麗な百合がお迎えしてくれます。聖母マリア様の花である百合は大好き。

 春から秋まで毎月来ている軽井沢ですが、夏休みと称して8月は2泊3日します。2日ゴルフして最後の日はぐるっと他を廻って帰ったりしますが、今年は浅間牧場と旧軽井沢銀座でまったり。あれ去年の夏休みも大して変わらなかったかな。 → 旧軽銀座 2006年8月9日


                   

 いつもパンを買って帰る浅野屋さん。本当は東京四谷に本店有り。我々はいつも国道18号沿いの支店で買います。旧軽銀座は来るのも帰るのも混んでいるから。


                   

 浅野屋の斜め目の前にあるフランス屋さんというこれもパン屋さん。ジョン・レノンがここのフランスパンをお気に入りだったとか。


                   

 古い写真を店内に飾りつけている 土屋写真館さん。外国人、著名人、皇室の方々、旧華族の方々、政治家、俳優見ているだけで楽しいです。


                   

  商店街の奥にある老舗の旅館。ちょっと泊まってみたいけど、周りがうるさいかも。


                   

         やはり老舗の 大城レース店さん。手仕事好きな人は飽きないです。


                   

                  猫の店。私が飽きないです。


                   

                最近運行しているらしいボンネットバス。近くの観光スポットを廻るよう。


                   

                  今年見つけた新しい店。生成り製品ばかり。


                   

 最後は風の吹き抜ける2階のカフェでゆっくり休んで帰りました。空いてて穴場なお店なのでどこだか教えないもん。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芳崎せいむ 「金魚屋古書店出納長①②」 「金魚屋古書店」1・2巻

2007年08月21日 09時07分36秒 | マンガ家名 やらわ行
         
          どちらも小学館刊 「金魚屋古書店」 は3巻~5巻も刊行済み 
   
         たれぞ~さん にお借りしています。


 まんが専門古書店 金魚屋 に間借りしている斯波さんが金魚屋の底知れぬダンジョン (地下倉庫) を指して言う。

 「ここにある全ての本だってこの世の漫画の本の一部なんですよ。」

 「そしてオレもここにある漫画の全てを読んでいるわけじゃない。だけど・・・」

 だけど漫画のことが好きなんですね~~ うんうん!

 「金魚屋古書店出納帳」 ののっけの話から石森(当時)章太郎氏の 「サイボーグ009」 のコミックスの話でね~。しかも私の持っている 秋田書店サンディーコミックス ね。 過去記事 →  石森章太郎(当時) 「サイボーグ009」

 いいな~、羨ましいな~、私本当はこのブログにこんな記事を書きたかったんですよね。しかも 芳崎 せいむ氏 はマンガでやってるしな~。いえね、自分の実力も知識も到底足りないってのは重々承知しておりますから、このマンガのファンの方及びマンガマニアの皆様、「何様!」 って怒らないで 「バカなやつ」 って見過ごしてくだせぇお代官様~
 それにこのブログに書いているまんがに関する自分の話は大体本当のことですからね、創作じゃ有りません。思い違いというものはあると思いますが。
 

 あっ、読んだことない方にご説明しますと、場所はとある町はずれ小川の流れに沿った道に建つまんが専門古書の金魚屋という小さな店。しかしその地下にはまんが古本でないものは無いと言われる広大なダンジョンが続いていた・・・・。
 実在のマンガにちなんだ話が続々と現れてマンガファンには堪えられませんし、古いマンガの知識も増えるし、からむお話も人情あるちょっといい話ばかりだし。
金魚屋の店主であるおじいちゃんが又良い味でね~。ハヤリのせどりさんやまんがマニア達も絡んで今の業界話もちらっと覗けます。(笑)
 
 金魚屋の正体不明の居候、不要にイケメンなまんがバカ 斯波 尚顕と同店店長代理 (おじいちゃんの孫ね) 鏑木 菜月 (鏑木というのは浮世絵師の鏑木清方から取っているのかな) の恋の掛け合いが又おんもしろい~。菜月は斯波のことこの店ごと自分を好きなだけだと思っているけど、最後は一緒になって店を継ぐのかな~ ? 私は2巻までしか読んでいませんが、「金魚屋古書店」 は5巻まで出ているし、まだ月刊IKKIで連載中らしいので早く続きが読みたいです。

            まんがファンなら必読でしょ !
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅間牧場にて

2007年08月20日 17時34分53秒 | 猫・犬・動物
 
             暑さにひつじさんも屋根の下でぐったり

 夏休みに泊まったホテルのそばに 浅間牧場 と言うところがあります。ホテルはよく行くところなのに一度もこちらに行ったことがなかったので、2泊3日の最後の日の午前中に行ってみました。広大な牧場が広がるところなのですが、入り口のところに動物達を展示しているところがあって、ウサギなどが触れます。ちょっと行ったところに 「丘を越えて」 の歌碑とかもあって広々とした良いところでした。


 
                  

             優しい目をしたお馬さん 一周1,500円で乗れます。これはオスらしいですが、茶色いメスもいました。


                  

              ヤギさん いろんな種類がいて、100円で草を買ってあげることが出来ます。


                  

              うさぎさん この日はとても暑いし、お盆でファミリーいっぱい、子供に触られ放題でちょっと可哀想。


           大人も子供も動物さんもお疲れ様の、でもやっぱり楽しい夏休み。                  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の軍服

2007年08月20日 08時51分26秒 | 雑記
         父が大東亜戦争 (日本名) の時に着ていた本物です。

 
 これ着て、わたしが20歳の頃知らないで面白がって被っていた陸軍の航空帽を被って、手製のリュックに決められたとおりのちり紙や用品を詰め、武装解除されたボルネオから背負って帰ってきました。
 ほっそいなぁ~。今86歳の父はもちろんもう着られないでしょうが、時々姉が虫干ししてあげて、父が死んだらお棺に入れてあげる予定だそうです。
 憲章などは全て取り外されています。ちょっとこの写真ではよく分かりませんが、くすんだ薄いカーキ色をしています。

 

                   


                   うーん ? 前橋で召集されたの ? 父は東京生まれだけど。


 父は陸軍だったから前橋に航空隊があったのかなぁ ? 今度聞いてみよ。

 父が中島飛行機製の「一式・隼」に乗っていた話はこちら → 零戦の前で

 夏になると前の大戦の話がTVでもたくさん出ます。戦後62年となり、NHKでは年を取って来た戦争経験者にインタビューをして記録に残そうとしています。大変良いことだと思います。学徒で出陣した父も86歳、少年兵だった方々も80歳以上の年齢です。

 私が子供の頃の少年マンガ雑誌では口絵に戦艦大和とか零戦とか、記事でも絵物語でも結構太平洋戦争ものは多かったし人気も有りました。今は少年誌ではあまり見かけませんね。描いてる人がもう若いからね。20代、せいぜい30代の人がマンガを発表しているわけだから、描いても想像の域を出ないでしょ。小松崎 茂氏 → ウィキペディア 小松崎 茂 の軍艦、戦車、飛行機の絵は子供心に凄かったですよ~。

 復員してきた若い兵隊さんたちが結婚し、生まれた子供たちがもう定年及び定年間近な年齢ですもの、太平洋戦争は遠く遠くはるか遠くになってしまったけれど、やっぱり忘れちゃいけない、父や祖父の確かに生きてた時代なんです。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする