猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

カイ君 学帽編

2009年03月30日 15時33分31秒 | 猫・犬・動物
 長い記事はまだ書けませんが、写真だけでもお見せしようと。

 以前にも出した地下鉄六本木駅の大カンバンです。 以前の記事はこちら → 「犬と猫の写真」

 今回は大きさが分かるように少し引いて撮ってみました。上り下りの線路を隔てる柱の間にあります。これだけでなくところどころに有って、他のカンバンでは 「そうだ京都行こう」 の景色が大迫力で迫ってきて、カイ君がいない時はいつもその前まで行って電車を待っています。(笑)


 
               

 
 次は近所のアイドル 「ランちゃん」 のその後。と言っても以前の記事より1週間後くらいかな。とことこ歩く姿も 萌萌え~~ 動物の子供には何でも 萌萌~。
 そういえば今朝4チャンネルに出ていた チーターの7兄弟 も可愛かったな~。
 
 かようにだんな病気療養中といえど会社へも通いだし、私もいつも通りの生活をしております。
 前記事のコメ返事のように、だんなの今後は4週間に一度検査へ行き、数値が上がるようなら入院して治療ということになっています。

 
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一時は、どうなることかと。

2009年03月25日 08時37分34秒 | 雑記
だんな 再入院しました。

齢16歳の 愛犬ペル の具合が3月に入ってから非常に悪く、投薬と食事に必死です。

勤務している会社の本決算3月にあたり、月末・月初の仕事が恐ろしいことに…。

同居の叔母の具合もさほど良くなさそう。




 上のような理由により、頻繁に更新できない事態に陥りそうになりました。ところが だんな の入院が治療の方針の変更で短くなり、今日にも退院の運びになったので、一安心しています。

 ええ、私の心配はだんなのことより今にも死にそうだった犬の方なんですがね。
 
 それというのも、だんなの治療は私には出来ないので病院及び医師にお任せするしかないですが、犬の介護はだんながいない間、私一人にかかってきたのですから。
 2~3日の間、朝は5時起きして、夜は深夜1時に最後の薬を飲ませるまで、頑張りましたさ~。予断は許しませんが、すこーし持ち直して自分から御飯を食べるまでに回復しました。やれやれ亜美の介護もあるからね、もう少し頑張らなくちゃ。


 しかしみんなの治療が続くのは変わりなく、今までより忙しくなると思いますので、コメのお返事が遅くなる・まとめてお返事する、などとなるかもしれませんので、ご了承ください。
 m(_ _)m


       せめて、もっと温かくなってほしいですね。


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ノラ猫は厳し

2009年03月24日 09時20分11秒 | 猫・犬・動物

            
   
            ↑ 近づくとこう。


            

            ↑ もっと近づくとこう。

 
 近所の散歩道で見たノラちゃん。柵と家の間の板上で器用に丸くなって寝ています。3月とは言え、この日は結構冷え込んだ朝。頑張って生き抜けよ !

        
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あ~ら珍し ちんどん屋

2009年03月23日 16時23分11秒 | 雑記
 ちょいと身辺忙しくなってまいりましたが珍しいものが撮れたので、写真だけでもとアップ致します。

 地元の商店街を歩いていたら、50を過ぎた私だってずいぶん見ていない ちんどん屋 が宣伝しながら練り歩いていました。3人だけでしたけれどね。


        


       


 正面から撮らせてもらえば良かった。何か恥ずかしくて…。(ブログやって4年、いまさら) 


 
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御近所のニューフェース ランちゃん

2009年03月21日 09時00分21秒 | 猫・犬・動物

 去年、近所のお宅にいた黒いワンちゃんが死んでしまい、そこのおば様はもう犬を飼わないと言ってました。(ずっと犬がいたお宅だったのに) 
 先日お宅の前を通ると子犬がコロコロ走っているではないか ! 

         ↓ 呼んでもこんな感じで近寄ってきてくれない。


          


 その後、そこのおば様と親しいうちの叔母によって、名前は 「ランちゃん」 メスで、ネット内で里親募集をしている保護活動家さんから貰い受けたという事が判明した。へぇ~いまやそういうことは普通に行われているんだな、と感心した。

 後日3人でお宅の前を通りかかった折、やっぱり呼んでも来ないので、(笑)
おば様がわざわざ抱いて門の外まで連れてきてくれた。


             

             ↑ 3~4ヶ月にはなっているようですね。左は匂いを覚えさせようとするだんなの手。


 最初は耳が大きくて可愛くないと思って、違う犬を申し込んだら、他の人にもらわれていったので、やっぱりこの子にしたとか。今はとっても可愛がってもらっているよう。
 大きなおうちでお庭を駆け回れるし、ずっと犬を飼っている慣れたお宅だから、幸せになれるね。

 さんざん手の匂いを嗅がせて覚えてもらったから、次回から名前読んだら来てくれるかな ?          ↓ らぶり~ 


              


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浅草 ヨシカミ うますぎて申し訳けないス !

2009年03月19日 13時39分26秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
              ↑ ヨシカミの ビーフシチュー 

 先週事情があって一週間早くお墓参りに行ってきました。我が家のお墓は東京の下町にあり、江戸の香りの残る粋なところです。戦災で焼けて角がボロボロになったお墓が建て替えられずに残っていたり、周りに深川めし (あさりのみそ味丼ね) を食べさせる食堂があったりします。

 毎回お墓参りの後はだんなと叔母と3人でちょっとリッチに昼御飯を食べるのですが、今回は下町の洋食屋として有名な浅草の 「ヨシカミ」 に行きました。


        ヨシカミのHP → ヨシカミ


 ここはだんなの亡くなったお兄さんの同級生のお店ですが、もう代も変わっているし、お顔も覚えていないので普通に名前を書いて20分位あちこちふらついて戻って、少し待って着席。いつでも混んでいます。


             

             ↑ 日よけに大書の宣伝文句、聞いたことあるでしょ。


             

             ↑ まずはど~~んとカニサラダ。上に乗ってる自家製マヨネーズが自家製の味がして美味しいの。


             

             ↑ 叔母の頼んだハンバーグ 付け合わせのポテマヨサラダがまたね~

 
             

             ↑ だんなの好物 ビフカツ やんわらか~い !

 私はトップ写真のビーフシチューを頼みました。でもいつもみんなで分けて食べるので全部味見済み。(笑)
 料理の上に乗っているデミグラスソースはシチューと同じものですが、ここのはこってり系で、以前食べたハヤシライスは有名だけれど濃くて私は飽きちゃいました。ビフカツやハンバークなど肉料理にはぴったり。


             

             ↑ ぬっ、ナプキンを見ると羽田空港内にも支店があるのね。

 各々ご飯をつけて、全部で8,000円台でした。カニサラダの巨大さ、ビフカツの柔らかさ、ビーフシチューのボリュームを考えるととてもリーズナブルなお値段でした。


             

             ↑ 近所にあるやはり有名な洋食屋さん 「大宮」


          レストラン大宮のHP → レストラン大宮



             

             ↑ 後で入った だんな高校の頃の行きつけ喫茶店 で壁に貼ってあったメニュー。今や絶滅危惧種のミートソースとナポリタンです。


             

             ↑ で、そこで私が頼んだものは…へへっ一人じゃ無理だけど3人ならね、のフルーツパフェ。


             

             ↑ やはりだんなが高校の頃からある和風な飲み屋さん。黒門町の旦那でも出てきそう。


             

             ↑ 入ったところとは違いますが、浅草は甘味屋さんも粋だぁね~。 

 セキネのシュウマイ (大きくて美味しいので有名 浅草に来たら買って帰らなきゃ) をお土産に買って、最後に浅草寺にお参りして帰りました。いつもは車でお寺さんに行ってご飯食べて帰るだけだけど、歩ってお墓参りもいろいろ寄り道出来ていいね。
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木原 敏江 「渕となりぬ」

2009年03月17日 11時08分34秒 | マンガ家名 か行
 ↑ 上の写真は私の持っている 小学館文庫 前・中・後編 1998年12月10日~ 初版

 古今東西幻想綺譚と銘打ち、洋の東西・時代を問わずに妖かしの物語を紡いだ 木原 敏江氏の 「夢の碑 ゆめのいしぶみ」 シリーズの中で私が一番好きなのは、応仁の乱前後の 能楽 (当時は猿楽と言われていた) の座 (芝居の座と同じ) を舞台にした 「渕となりぬ」。

 この題名は小倉百人一首のうち、陽成院 の 
「つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 渕となりぬる」
より来ている。木原氏の最近作 「ふるふる」 では、歌の旅日記としてやはりこの作品と同じ室町時代を舞台にし、さらに和歌を題材にした作品を発表されているので、木原氏のこの時代好きが伺えます。

 この作品を読んでいると、今ではすっかり古典芸能として難しく思われている能楽 (猿楽) が、集大成されたこの 応仁の乱 の頃は、貴族にも民衆にも楽しまれた大変な娯楽だったとわかります。
 見物人は8番から10番くらいの演目を、間に狂言なども挟むので丸1日かけて弁当持参で河原にござなど敷いて楽しみます。演目には季節に合った祝いのもの、神様や巫女・仙人などが出てくるもの、恋愛の執心を歌ったものや、武者もの、真面目なものから、曲芸まがいの皆の目を楽しませるものまで様々有り、見ているものを飽きさせないようにしていたようです。

 私が 「渕となりぬ」 が好きなのは、主役の二人 羽角(はすみ ♂) と乙輪(おとわ ♂) のBL関係が美しくて・・・じゃなくて ! (1/3くらいはそうじゃ~ないかい? 悪魔の声) 
 あまりマンガの舞台にならないような室町時代の、しかも現代の若い子たちには興味の薄そうな能楽・猿楽を題材にして、ちゃんと面白いお話にして勉強にもなっているところなんです。

 丹波の山奥を本拠とする 三枝座 そこの二男である舞と作本の天才である 羽角 と義理の弟の 乙輪 は家族・座員ともども、他の座に抜きんでて、日本一の猿楽座にならんと頑張っている。
 京都の貴族出身が率いる芸術的な座や、伝統を誇る有名な座を相手に普通では太刀打ちできないと、庶民に受けるケレン味 (奇抜な演出・本来あるべき演出ではないといった意味) たっぷりの舞台で大いに評判を取っていく・・・。 
 羽角、乙輪、座長の父親、羽角の兄弟たち、武士をやめ三枝座を日本一にするのが夢の笛の名手、羽角を好きなすずな、乙輪を好きな大商人の娘、当時の座に付きもののパトロンたちの思惑など、いろいろな思いが降り積もっていき、ラストの悲劇に向かっていく。。。。

 最後になり、この物語が作者不詳として伝えられるお能の演目 「道成寺」 の成り立ちに興味を持ったことから 木原氏 が紡いだ物語だとわかる。それは氏にとってとても楽しい作業だったに違いない。


                           


             

             ↑ 厳島神社の能舞台             


 私の母は娘時代から能楽を習っており、一時は人に 謡 (うたい 歌です) を教えていたこともあった。
 幼いころ、流派の本部の能楽堂へよく母に連れられて行った。それは小さい子供には面白くもなんともなかったが、煌びやかな衣装や小道具の花や竹で編んで紙を張ってある釣鐘など、日常とは変わったものがあってそれらを面白く眺めていた。
 普通の子供よりは伝統芸能である お能 に近い所にいたと思う。

 現在能のシテ (主な俳優) の流派は、大きく分けて大和四座と土着の能に分けられ、大和四座の中でも観世流、宝生(ほうしょう)流、金剛流、金春(こんぱる)流、喜多流の5つあります。「渕となりぬ」 の中でも、観世と金剛流は名前が出てくるのでとても古い流派だとわかる。金春流も銀座に通りの名前として残っているくらい伝統がある。
 歌舞伎には 「本歌取り」 としてお能からスライドした 「安宅 → 勧進帳」 「道成寺 → 京鹿子娘道成寺」 などが有り、歌舞伎からも本家として一段高い所に見られてもいる。
 しかしどの流派も歌舞伎ほどの一般的人気もなく、現在一般に知られたスターもいないのが寂しい。
 スポーツでも芸能でも、スーパースターが出ると一気に注目を浴びるようになるので、ここはひとつ和泉流 (狂言の流派のひとつ) の和泉 元彌氏のようなちょっと アレ な注目の浴び方でも良いから誰か犠牲になって盛り上げてくれないものか。(ああ無責任) 

 盛り上がらないと言えば、長らく能楽は女人禁制で、1948年に女性の能楽協会への加入が認められ、はたまたやっと2004年に日本能楽会への加入が認められたという事だ。母の加入していた流派は特に女性には解放されていなかったようで、あんなお嬢様だった母でもなにがしかの苦労があったんだろうか、と今回調べて少なからず驚いた。

 最近話題の白州次郎の妻、白洲正子は、『お能』角川新書1963(昭和38)の中で以下のように言っています。

能舞台はきびしいかぎりのところでありますから、つい最近まで女がのぼることは許されませんでした。
 極端な意味でお能に男女の別はないのですから、女とても「お能の舞台がどういうわけで神聖であるか」をはっきり知った時、婦人の演能は公然と許されてよいわけであります。
 もろもろの婦人演能家は、お能の舞台にあるかぎり、もはや男でも女でもないことを知っていただきたいものです。



                         


 この作品を読んでいると人のいない観客席でひとり、摺り足で舞う母の姿を眺めていた昔の事が思い出される。私に少しはお能を習ってもらいたかったんだろうかと思いを巡らしつつ。
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ブログ初めてマルっと4年経ちました。

2009年03月12日 16時47分17秒 | 雑記

 毎年忘れちゃうんですが、このブログの誕生日は3月なんです。2005年3月8日にこのブログを初めて、今年丸4年経ちました。

 上の写真は最初の記事で使った写真です。前の年の夏に写したゴルフ場での写真。初めはゴルフ記事をもっと書こうと思っていたんですよね~。紆余曲折ありでいまや立派 (?) な お気楽マンガ感想 ブログと化してます。

 ネットのお友達の中には、マンガのみのブログを別建てで立ち上げられたり、BBSで楽しく会話をされたりしている方もいて、羨ましいとは思いますが、私はこれ一つ更新するのもふうふう言っていて、とても2つも3つも出来ないので、ここで何でも話題にさせてもらっています。

 一昨年あたりからマンガ関係のネッ友さんが増え、その又お友達もお越しになり、以前よりたくさんの方々に来て頂いて大変うれしい毎日です。(と言っても、ランキング順位は3,000~4,000台です。あっ言っちゃった)

今後とも、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
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愛用のエコバッグ

2009年03月11日 14時42分16秒 | 猫・犬・動物
 以前の記事で、エコバックなんていらないっと吠えていた。無地や花柄のビニール袋を畳んでバッグに忍ばせておけば嵩張らないし案外丈夫で何回も使えるよ、と。 拙記事→ 自己満足 プチエコ

 しかーし、去年からホイホイと宗旨替えしてしまったのです。それは上の写真のエコバックをもらったから。これ、全部 犬・猫 の食事を作っているメーカーさんのおまけです。動物病院のお得意様 (なりたくはなかったが) である我々夫婦に看護師さんが全種類くれるんです。

 中央の上段は縦型の新型です。横型の四種は犬二つ、猫二つにちゃんとなってまして、裏も可愛い。寝てたり後ろ向いたりしてます。

                 ↓


           


 すっかり気に入って、色別に入れるバッグを決めて使っています。動物好きな人に
「あら、猫ちゃんバッグ可愛いわね~」
 なあんて言われた日にゃ~、ニコニコですよ~。

 かくして、とうの昔から エコバッグ 使ってます ! という顔をして、買い物時に颯爽と取り出す トミー。さん でした。(笑)
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羽海野 チカ 「3月のライオン」

2009年03月10日 15時40分48秒 | マンガ家名 あ行
     ㈱白泉社 1巻 2008年3月5日第一刷 2巻 2008年12月5日 第一刷 まだ 「ヤングアニマル」誌 連載中です。


 昨年 (2008年) TVドラマ化もされた大ヒット作 「ハチミツとクローバー」 の作者さんですが、私この方の作品、初めて読みました。(本当に最近の少女マンガ作家さんには疎くて…汗)
 おばさんである私にはちょっと、 「ハチクロ」 は触手が動かなかったのですが、これはネットでも大変評判が良く、掲載誌も 「ヤングアニマル」 という青年漫画雑誌なので読みたくなってコミックスを購入。

 吉田 秋生氏の 「海街diary シリーズ」 と似ていると感じた点については以前 拙記事 → 吉田 秋生 「海街diary シリーズ」 の中で書きましたが、じゃ違うところは ? ストーリーは全然違うのはわかってますが。

 
           




           

 二つを鏡台の横のアクセサリー入れの上に積んで置いたら、気がついちゃいました。小口 (本の上下、横の切り離しのところ) の違いに。
 写真では暗くてよく見えないかな、「3月」 の方が黒いんです。枠を超えた描き込みが多いんです。大体コマを分ける白枠の極端に少ない方なんですね。

 フキダシ内以外の手書きのセリフも多くてあちこち読んで、ニャーたち (飼い猫が3匹くらい出てきます) の動きも目で追ったりしていると凄い情報量です。一見ごちゃごちゃっとしていて読みずらそうですが、そうでもないのは3姉妹の家庭内が明るく描かれ、羽海野氏の可愛い絵柄が生きているからでしょうか。

 反対に主人公 桐山 零 の心象を表現するような夜の場面は墨を流したような川辺の暗い描写が多くて劇画タッチの 違うマンガ みたいです。実は、たぶんこちらの話や表現が描きたかったのかとも思うのですが、氏の意欲作になりそうです。

 お話は。。。。

 将棋のプロ、棋士のお話です。私は全く将棋が分からないので、だんなにところどころ聞きながら読んでいます。私の知っている棋士といったら 羽生善治名人 とか、昔 「おゆき」 という演歌を歌っていた 内藤 國雄九段、 谷川浩司名人とか この作品の中で主人公のライバル (親友?) として登場する人物のモデルとなっている 村山 聖(さとし)九段 (死後追贈) 丸顔の大山康晴(十五世名人)、米長邦雄(永世棋聖)といった超有名どころくらいかな。

 だんなは同年齢の男子が一般的に知っているくらいの将棋の知識はありますので、マンガに出てくる他にも ●●杯は●●新聞社の主催だよ、とか竜王戦は一番賞金が高いんだ、とか 羽生さんは年末に竜王戦に負けちゃったから今 永世六冠 とか教えてくれます。

 この作品の中でも、将棋を知らない人に分かるように表現してくれる場面や、作中の将棋監修を務める 先崎 学八段 のコラムなどで分かりやすい説明があります。良く知らない私でも十分面白い作品ですが、もう少し棋譜が読める知識があればもっと面白いでしょうね~残念です。

 お話は高校生のプロ棋士 桐山 零君 の成長物語になるんでしょうが、一七歳なのにここまで来るのに普通以上の体験をしています。今は家族もなく一人でプロ棋士として戦い、高校でも友人もなく一人で昼食を食べるような毎日。
 しかし、偶然知り合った三姉妹と触れ合い、棋士仲間のライバルの熱い友情を鬱陶しく思い、お節介な学校の先生に構われながらも成長して行ってるようです。
 まだまだ連載が続いていますので、今だ作中では由来の出てこない題名の話なども楽しみに続巻を待っているところです。

 でもね~、先崎 学八段 のコラムでは題名の由来ばらしてるんですよね~。先生、コミックス内のコラムとは言え、それはないんじゃない ?


  羽海野 チカさん 公式HP
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