この写真は、現在本屋に並んでいる 「ベルばらkids」 です。可愛い~。
買おうかどうしようか迷い中。どうも私、本編よりムックとか解説本とか集めるの好きなんですよね~。
こんなんも有ります。「ベルばら 大人のぬりえ ビギナー編」
私が夜さんにお借りして読んだのは、集英社刊 マーガレットコミックスの①~⑨巻+外伝1冊。①は1972年11月30日初版のビニールカバー掛けのお宝本たちです。途中からビニ掛け無くなるのね。ちょうどこの頃が過渡期なんでしょうか。
本編は昭和47年の週間マーガレット21号~昭和48年52号まで、82回にわたり連載されたものです。1年半くらいの連載だったのですね。もっと長い感じしてました。
池田 理代子女史の歴史物好きです。「ベルばら」 の後の時代を描いた 「栄光のナポレオン-エロイカ」 は大好き。ナポレオン人間くさくて好きになっちゃいましたもの。ロザリーやベルナールなど、「ベルサイユのばら」 の登場人物が出てくるのも楽しい。
「女帝エカテリーナ」 も有りましたね。この頃の絵はちょっと暗くて好きじゃないけど。
私的例外は 「聖徳太子」 あの~・・・。定価で全巻そろえたけど、結構早くにブック○フ行きになりました。厩戸の王子様が余りにスーパーヒーローに描かれていて・・・。これは噂ですが、(誰からの) 山岸 凉子氏の 「日出処の天子」 の表現に激怒した
さる筋が、「処天」 に対抗すべく正調 「聖徳太子伝」 として依頼し出来た作品と聞き及んでいますが本当でしょうか ?
それと、池田氏の華やかな画風は日本人を表現するより欧米人を描いたほうが似合うと思うのですよ。(私はよ) アシスタントさんが描いたところが多そうなのも気になりました。読者ってなーんとなく分かっちゃうのよね。楽しそうに描いてないんじゃー、とかいろいろと。
「ベルばら」 の感想になってませんが。だってね~、通しで読むのは初めてという、今時珍しい 「ベルばら」 初心者の私より、「ベルばら」 だったらっていう一家言もってらっしゃる方がここには大勢集ってそうで私ごときが何だカンダいえませ~ん。
凄く楽しく読んだんですよ。耽溺しましたとも。かの有名な 「ドジエサマ提供 花のサン・ジュストくん なぜかおたずね者」 のコマも見れたし。(7巻) (笑)
外伝の 「黒衣の伯爵夫人」 の巻も良かったです~。昭和49年4・5号~6・7号掲載。おどろおどろしいお話はともかく、幸せな頃のオスカル・アンドレ・ロザリーのお姿が又見られたなんて、本編が終わった後で読者は少し慰められたのではないでしょうか。
外伝の後ろに掲載されていた 「白いエグモント」 (初出 昭和48年お正月増刊号) を見ていたら、西谷先生の絵に似ているのに気がつきました。特にクラス委員長の美人で賢い女の子なんて特にね。池田氏は西谷氏のファンだったんだろうな。
と言うことで、長々と誤魔化しておしまいにさせていただきます。