↑ ポット出版 2011年8月18日第一版第一刷 定価1,900円+税
Eブッ○オフ(ウェブ上のブッ○オフ)にブックマークしてしばらくほっとき、送料無料になる金額に合わせる為他のマンガと一緒に購入。
手に入れてからもしばらく 積読 になっていたこの本。
読み始めたら私にとって面白く、勉強になる本でした。
お値段見ても分かるように、結構厚い本なんですよ。
夜中の3時まで読んで、あっという間に読了しました。(眠れなかったのもあるけど)
もともと1960~1970年代のマンガをちょこちょこブログに書いていた私の参考に、と資料のつもりで買ったものでしたが読み物としても大変面白かったです。
作者の すがやみつる さん。
もちろん、お名前と代表作の 「ゲームセンターあらし」 の題名くらいは知ってました。
が、「ゲームセンタ~」の載っていたコロコロコミックもろくに読んだことないし、すがやさんがどういう経歴の持ち主であるとか、ましてや現在は ? なんて全然知りませんでした。
もともと作者さんの絵柄は私の好きな画風と言うわけではなかったし、20歳を過ぎてからは少年誌青年誌などは自分で買うことも無くマンガから少し遠ざかっていた頃にご活躍されていた方なのであまりよく知りませんでした。
内容は…。
作者の少し可愛そうになるほどの生い立ちから、中卒で社会に出ることも考えた中学時代、マンガ家を志し始めた高校生時代、上京してアシスタントを皮切りにマンガや出版関係その他の仕事をし、やっとマンガで食べていけるようになり、と章の順番は違いますがご自分の人生を淡々と語る、と言うもの。
作者の自叙伝ではあるのだけど、そのまま帯にもあるように
1960~70年代マンガそのものが熱い青春期だったあの頃
の時代を切り取ってます。
この方、記憶力が半端ないです。
本の中でも、それは父親譲りの才能だ、と言ってます。(お父様の性格は なん ですが)
何十年も前に読んだ本に出ていた一行もうろ覚えですが、なんて書いてる。
懐かしいマンガの題名・マンガ作家の名前、雑誌の名前、当時流行っていたSF作家の名前、当時の中高生の趣味嗜好、流行っていた流行歌、世相、事件事故、現在70~50代の人にはたまらないです。
もちろん本にするに当たって調べたりしたんでしょうが、元知識が無くちゃ調べようがないですもんね~。
私より3つ上の作者の言葉によって、少し上の年齢の知っていた日常とか、はたまた私がマンガから遠ざかっていた20代頃のマンガ出版業界の事情とか、詳しく知ることができました。
(注) としての写真も多いです。書影やマンガの一コマなど懐かしく参考になります。
編集プロのお仕事もしていて、他のマンガ家さんの自伝には載っていないマンガ編集者としての珍しいお話がいっぱい聞けました。
一時デザイン事務所でレコード業界紙の紙面を切り張りして作っていた私にはそっち方面の話も懐かしかったです。
写植とか。
もうあの機械はあまり残っていないだろうな。でかかったからな~。
記憶力もそうですが、頭も切れるこんな方だったんだと、改めて凄い方なんだと認識しました。
Eブッ○オフ(ウェブ上のブッ○オフ)にブックマークしてしばらくほっとき、送料無料になる金額に合わせる為他のマンガと一緒に購入。
手に入れてからもしばらく 積読 になっていたこの本。
読み始めたら私にとって面白く、勉強になる本でした。
お値段見ても分かるように、結構厚い本なんですよ。
夜中の3時まで読んで、あっという間に読了しました。(眠れなかったのもあるけど)
もともと1960~1970年代のマンガをちょこちょこブログに書いていた私の参考に、と資料のつもりで買ったものでしたが読み物としても大変面白かったです。
作者の すがやみつる さん。
もちろん、お名前と代表作の 「ゲームセンターあらし」 の題名くらいは知ってました。
が、「ゲームセンタ~」の載っていたコロコロコミックもろくに読んだことないし、すがやさんがどういう経歴の持ち主であるとか、ましてや現在は ? なんて全然知りませんでした。
もともと作者さんの絵柄は私の好きな画風と言うわけではなかったし、20歳を過ぎてからは少年誌青年誌などは自分で買うことも無くマンガから少し遠ざかっていた頃にご活躍されていた方なのであまりよく知りませんでした。
内容は…。
作者の少し可愛そうになるほどの生い立ちから、中卒で社会に出ることも考えた中学時代、マンガ家を志し始めた高校生時代、上京してアシスタントを皮切りにマンガや出版関係その他の仕事をし、やっとマンガで食べていけるようになり、と章の順番は違いますがご自分の人生を淡々と語る、と言うもの。
作者の自叙伝ではあるのだけど、そのまま帯にもあるように
1960~70年代マンガそのものが熱い青春期だったあの頃
の時代を切り取ってます。
この方、記憶力が半端ないです。
本の中でも、それは父親譲りの才能だ、と言ってます。(お父様の性格は なん ですが)
何十年も前に読んだ本に出ていた一行もうろ覚えですが、なんて書いてる。
懐かしいマンガの題名・マンガ作家の名前、雑誌の名前、当時流行っていたSF作家の名前、当時の中高生の趣味嗜好、流行っていた流行歌、世相、事件事故、現在70~50代の人にはたまらないです。
もちろん本にするに当たって調べたりしたんでしょうが、元知識が無くちゃ調べようがないですもんね~。
私より3つ上の作者の言葉によって、少し上の年齢の知っていた日常とか、はたまた私がマンガから遠ざかっていた20代頃のマンガ出版業界の事情とか、詳しく知ることができました。
(注) としての写真も多いです。書影やマンガの一コマなど懐かしく参考になります。
編集プロのお仕事もしていて、他のマンガ家さんの自伝には載っていないマンガ編集者としての珍しいお話がいっぱい聞けました。
一時デザイン事務所でレコード業界紙の紙面を切り張りして作っていた私にはそっち方面の話も懐かしかったです。
写植とか。
もうあの機械はあまり残っていないだろうな。でかかったからな~。
記憶力もそうですが、頭も切れるこんな方だったんだと、改めて凄い方なんだと認識しました。