猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

「仮面ライダー青春譜 もう一つの昭和マンガ史」 すがやみつる 

2015年10月28日 10時08分18秒 | 本の感想
        ↑ ポット出版 2011年8月18日第一版第一刷 定価1,900円+税

Eブッ○オフ(ウェブ上のブッ○オフ)にブックマークしてしばらくほっとき、送料無料になる金額に合わせる為他のマンガと一緒に購入。
手に入れてからもしばらく 積読 になっていたこの本。
読み始めたら私にとって面白く、勉強になる本でした。
お値段見ても分かるように、結構厚い本なんですよ。
夜中の3時まで読んで、あっという間に読了しました。(眠れなかったのもあるけど)
もともと1960~1970年代のマンガをちょこちょこブログに書いていた私の参考に、と資料のつもりで買ったものでしたが読み物としても大変面白かったです。

作者の すがやみつる さん。
もちろん、お名前と代表作の 「ゲームセンターあらし」 の題名くらいは知ってました。
が、「ゲームセンタ~」の載っていたコロコロコミックもろくに読んだことないし、すがやさんがどういう経歴の持ち主であるとか、ましてや現在は ? なんて全然知りませんでした。
もともと作者さんの絵柄は私の好きな画風と言うわけではなかったし、20歳を過ぎてからは少年誌青年誌などは自分で買うことも無くマンガから少し遠ざかっていた頃にご活躍されていた方なのであまりよく知りませんでした。

内容は…。
作者の少し可愛そうになるほどの生い立ちから、中卒で社会に出ることも考えた中学時代、マンガ家を志し始めた高校生時代、上京してアシスタントを皮切りにマンガや出版関係その他の仕事をし、やっとマンガで食べていけるようになり、と章の順番は違いますがご自分の人生を淡々と語る、と言うもの。
作者の自叙伝ではあるのだけど、そのまま帯にもあるように
1960~70年代マンガそのものが熱い青春期だったあの頃
の時代を切り取ってます。

この方、記憶力が半端ないです。
本の中でも、それは父親譲りの才能だ、と言ってます。(お父様の性格は なん ですが)
何十年も前に読んだ本に出ていた一行もうろ覚えですが、なんて書いてる。
懐かしいマンガの題名・マンガ作家の名前、雑誌の名前、当時流行っていたSF作家の名前、当時の中高生の趣味嗜好、流行っていた流行歌、世相、事件事故、現在70~50代の人にはたまらないです。
もちろん本にするに当たって調べたりしたんでしょうが、元知識が無くちゃ調べようがないですもんね~。
私より3つ上の作者の言葉によって、少し上の年齢の知っていた日常とか、はたまた私がマンガから遠ざかっていた20代頃のマンガ出版業界の事情とか、詳しく知ることができました。

(注) としての写真も多いです。書影やマンガの一コマなど懐かしく参考になります。
編集プロのお仕事もしていて、他のマンガ家さんの自伝には載っていないマンガ編集者としての珍しいお話がいっぱい聞けました。
一時デザイン事務所でレコード業界紙の紙面を切り張りして作っていた私にはそっち方面の話も懐かしかったです。
写植とか。
もうあの機械はあまり残っていないだろうな。でかかったからな~。

記憶力もそうですが、頭も切れるこんな方だったんだと、改めて凄い方なんだと認識しました。
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伊豆栄の鰻定食

2015年10月21日 10時35分46秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
   ↑ 鰻定食 3,780円

モネ展の帰り道にひっさし振りに鰻を食べに、池之端の老舗 「伊豆栄」さんに伺いました。
最近は鰻も高くなり、めったに食べられなくなりました。(泣)

        「本店」のご案内|店舗案内|鰻割烹 伊豆栄(上野・永田町)

7階のテーブル席フロアは、我々が行った11時半頃は少し空いていましたが、すぐに混んで来ました。

      ↓ テーブルの上も老舗らしく。





絵が可愛らしい。
いやがうえにも期待が膨らみます。
じっくりと味わって食べなくては。

      ↓ 来ましたよ~鰻定食です。



テーブルの上にあるタレをご飯にたっぷり掛けて食べました。 
タレの味は私好みの関東風というか、甘味の勝った甘辛味。
うんうん、半年に一回は食べたいわ。

その後、お店を移してお茶することになり、ルーキスガーデン(上野東天紅)の二階にある喫茶店に移動。


          LUCIS GARDEN 上野店 | 東天紅|TOH-TEN-KOH



     ↑ 本日のケーキのチーズケーキでケーキセット(ダージリン紅茶)にしました。

くどくないのに美味しいチーズケーキの味がなんとも不思議でした。
豆乳かなんか入ってる ?



     ↑ ほろほろの食感が珍しいクッキー。抹茶味つき。

昔から上野にある老舗中華料理店ですが、昨年新しいビルになって凄くお洒落になりました。
二階の喫茶店も前面の忍池を眺めながら、東京スカイツリーも大きく見えて穴場だと思います。



     ↑ 上野の街中にはパンダちゃんが鎮座。可愛いです。





            喫茶店だけでも又利用する気満々のトミー。



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モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで 行ってきました。

2015年10月19日 10時06分35秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
       ↑ モネ展 チケット

現在東京都美術館で開催中の モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで に行ってまいりました。

HPはこちら → モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで|日本テレビ

平日の午前9時半過ぎというのに、美術館の中はこの人出でいっぱいです。



ちなみに帰りの外もこんなでした。  ↓



修学旅行でモネが見られるのは幸せね。

今回来たお目当てはもちろん傑作 「印象、日の出」を見るため。 (HPで見てくださいね)
他の作品はもったいないけどほとんどスルーして、「印象、日の出」の前で10分くらい見てました。
この作品の前だけ、二重に観覧できるようになっていて、前面は歩いて鑑賞する人の列、後ろはゆっくり立ち止まって見る人用になっています。
いろいろと考えてあって感心します。

いつも美術館に来ると、2時間くらい廻ってしまうので疲れて厄介だったのです。
ほとんど1作品しか見なかったけれど、今回は勿体無いとは思わなかったです。
なお、「印象、日の出」は10月18日までの展示です。




                  こんな美術館鑑賞方法も良いなと思ったトミー。





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もて茄子や 19

2015年10月17日 08時52分38秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
    ↑ 秋ですね~の 銀杏 です。

10月になってからブログ更新をサボっていたら、あっという間に月中になってしまいました。(汗)
その間もあちこち美味しいものを食べに行っていたわけで…(笑)

私のお気に入り「もて茄子や」さんにも行ってました。
と言うわけで --涼秋のお薦め-- を。
下戸の私には珍しくお酒の紹介から。

       ↓ 臥龍梅 15~17度 原酒



製作者さんはおコメから作っている(!)そうで、こだわりっぷりが半端ではないですね。
とろりとして味の濃い感じがしました。
すみません、お酒のことはよく知らないんですが、今評判のお酒らしいです。(汗・・)

       ↓ 羽根屋 16度



これは私にも分かった !
よくテレビなんかでフルーティーっていってるけど、こういうことか ! って感じです。
ワインのような香りと飲み口、女性は絶対好きです。
軽い感じがするのにしっかり16度もあって、これは飲みすぎ危ないですよ。
こういうお酒から女性ははまっていくんだろうな。
あいにく私は少し飲むと眠くなる体質なんで、ちびっとしか飲めないんです。

       ↓ この時期のお薦めメニュー



お刺身もふぐもアンキモも美味しそう。
今日は何から食べようかな。ワクワク。

       ↓ ししゃもの南蛮漬け 480円



まずは大きな ししゃも を南蛮漬けにしたもの。
頭からバリバリ行きます。
こういうの、頭としっぽを嫌ってお腹だけ食べていたお子ちゃまだったのですが、思い切って(?)全部食べてみたら食べられました。
ってか美味しいじゃん !
私もやっと大人になったんだな~と感慨にふける (60過ぎのおばんです)
あと、上に乗っている玉葱が私的には絶品でした。

       ↓ トップ写真に使った 銀杏の塩煎り 480円



あつあつのカラを剥きながらほふほふ食べます。
中身がしっとりとした大きな銀杏は、止まりませんやめられません、次々と無くなるまで剥いては食べ、剥いては食べの繰り返し。
いかにも秋の食べ物・おつまみです。

       ↓ 蛤と九条葱の酒蒸し 680円



大きな蛤は味も濃く。
蒸して落ちた汁にもたっぷり味が出ていたので、全部飲み干しましたよ、ハイ。
私にはお酒より美味しい。
のんべさんには叱られそう(笑)
九条葱もしゃきしゃきしてよいアクセントになっていました。

       ↓ ふぐの一夜干し 680円



写真を見てもらうだけでも分かるでしょう。
プリプリというか、ブリブリのふぐの身が歯ごたえ十分、塩気が絶妙、夢中でかぶりつきます。
う~ん幸せ !

       ↓ 千葉産ソイの刺身 (単品640円)・香川産縞鯵の刺身(単品640円)の盛り合わせ



いつ見てもこちらの盛り付けは綺麗です。
うちで飲むのも良いけれど、こういうのを見にお店に足を運ぶのもいいと思うんですよね、たまには。
上品な白身のソイはさっぱりしていて、高級寿司ネタの縞鯵は鯵なのに濃厚と言う感じだったかな。

       ↓ 出ました あん肝のポン酢 520円



一足早いですよね ?
カンヅメを出すお店もありますが、このお店で仕込んでいるので間違いのない味です。
さあ、冬の間にたっぷり食べるぞう。

       ↓ 〆はヘルシーキノコの玄米クリームリゾット 680円



これか、ゴルゴンゾーラのペンネ で〆るのがお約束です。
チーズ味がねっとりとしているんだけど、少し舌にアクセントとして残る玄米が又いいのです。

       ↓ もう一品頼んじゃいました。 出汁巻き玉子 500円



リゾットで最後にしようと思ったのに、他のテーブルの人が出汁巻き玉子を頼んで厨房で作っているのを見たら食べたくなってしまって。。。
ふわふわ。
ほんのり甘くて、大根おろしをかけて。
これも日本人なら幸せを感じるお料理ですね。






                 来月も来て美味しいものいっぱい食べたいと思うトミー。





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