新谷 かおる 「砂の薔薇 デザート ローズ」

　
　　　　　　　　　　↑　白泉社　ジェッツコミック　1巻～15巻　完結

　　　　　　　初出　ヤングアニマル　1989年8月号～1998年21号まで

　　　　　　　　　　　　　 tooru_itouさんにお借りしています。


　何と言っても、かっこいいーんである。のっけから　９.１１　(アメリカ同時多発テロ事件)　を彷彿とさせるテロの話で、これは実際の事件よりも12年も前に描かれた　日本のマンガ　なのだということを忘れさせる。

　対テロ専門のＣＡＴという組織の傭兵たちのカッコイイ描写が目を引く。しかもこれ主人公達が表紙の絵のように女性ばかりの部隊なのだ。その隊長は結婚したのでアメリカ名にはなっているが日本人女性、マリー・ローズバンク。
　テロリストによる空港爆破事件で最愛の夫と５歳の子供を同時に失い、自らも胸に薔薇の形の傷跡を刻まれた復讐に燃える女。

　上の表紙の写真を見る通り、青年誌掲載ということでバスト　バン！　ウェスト　キュッ！　お尻ぷりぷり！　の男性好みの美女ばかり登場するが、女性が読んでも飽くまでかっこいい～のである。エンターティメントに徹した娯楽作。

　でも最後の、夫と子供のかたきと思っていた憎むべきテロリストが実は…ってのは無くても良かったかも…と思う。無理やり落ちをつけなくても良かったのにと思ったのは私だけ　？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　復讐に燃える美女猫

　　　　　　　　　　　


　全く、ママったら私の顔を見ると朝に夕に苦いお薬を無理やり口に突っ込んで、それも７つも６つもよ　！　いつか反対ににが～いお薬をママの口に放り込んでやるわ。それまではなにがなんでも長生きしなくちゃ…。

　　　亜美にゃん、理由は何でもいいから長生きしてください。

座談会 「伝説のまんが月刊誌『ＣＯＭ』を語る

　「伝説のまんが月刊誌『ＣＯＭ』を語る　休刊38年目の関係者座談会」という座談会が8月2日に京都国際マンガミュージアムで行われたそうで、私は下記のＢＢＳで知りました。

　　　　おしゃべり広場　 COM座談会

　出席者は当時のＣＯＭ無編集者や作家、また「ぐら・こん」支部長らという、実際に紙面を作っていた、活動していた方々。う～ん、聞きに行きたかった。上の記事中でも当日のレポートが掲載されていますが、座談会の詳しい内容は諸事情もあり載せられていません。

幸いその様子はすべて録画され、現在ミュージアムで映像の編集が行われています。そして今後、ミュージアムで一部が公開される予定

　ということなので、いつの日か　京都国際マンガミュージアム　で見るのを楽しみにしています。やっぱり　「ＣＯＭ」　って今だに忘れられていないんだな～。

9月のひまわり Ⅳ

　
　　　　　　　　　　　　↑　はい、咲きました　小ひまわり君。

　
　上は9月25日朝の状況です。小さいながらもちゃんと咲いてます。隣のおねいちゃんはすっかり枯れてます。本当は首切りして太陽に当てて種を乾燥させておくと小鳥のえさになるんですけどね。　(　とりぱん　からの知識　)　

　
　　　　　　　　　　　　　↓　ちょっとアップで。小振りだけれどちゃんとしてます。


　　　　　　　　　　　　　



　この場所、首をぐる～っと回して斜め上を見るとこんな景色が見えるところです。(六本木ヒルズ　タワー棟のそばです)　ひまわり君と一緒に写したかったけれど、車道に出ないと撮れないところだったので断念しました。


　　　　　　　　　　　　　


　ひまわり君達と頑張ってきたこの9月、連休中に　だんな　も退院でき、来週から職場にも復帰出来ます。皆様にもご心配かけましたが、やれやれです。


　　　　　　　　ありがとうございました。ｍ(_ _)ｍ

鷹塔 摩利・思音（もね） と 松方コレクション

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　↑　「摩利と新吾」　秋田書店版　1～3巻のみ


　私のブログを以前よりご愛読の方　（いるのか　？）　はとうによくご存知であるが、鷹塔　摩利・思音　とは、木原　敏江氏の少女マンガ　「摩利と新吾」　に出てくるキャラクターの名前である。
　もう一方の　松方コレクション（まつかたコレクション）　とは、実業家松方幸次郎が大正初期から昭和初期にかけて集めた美術品コレクションのこと。海外に保管していた一部の美術品は、戦後長らくフランス政府に押収されていた。時の吉田茂首相が交渉に尽力し返還されることが決まったが、その後も紆余曲折の後、条件付で返還された。
　ゴーギャンやゴッホなどいくつかの重要な作品はフランス側が譲らず、又返還された美術品のために日本側が新しく美術館を建てると言う条件で返還されたものである。

　　松方幸次郎氏のお写真はこちら　→　川崎正蔵・松方幸次郎

　その時に受入先として建てられたのが

　　　　国立西洋美術館（上野）　

である。上野は我が家から割合近いのでよく美術展があると行くのだが、ここ国立西洋美術館も企画展があると年に１・２度は行く。現在は松方コレクション以外も多数展示している。

　前置きが長くなったが…（いつもそう。）以前こちらに行ったときに、美術館が建設された経緯と松方幸次郎の来歴を知り、この人って　鷹塔　摩利・思音　のモデルになりそうな人物だな～と思ったのだ。
　松方幸次郎は1865年12月1日生まれ　(一説には慶応元年　1866年1月17日　生まれ)　で、鷹塔　思音よりは同じか少し下になるかな、なんて勝手に想像しているのだが。
　思音の息子である摩利はもちろん、幸次郎にすれば自分の子供の年齢になる。実在しない人間の年や環境をあれこれ想像して楽しむのはオタクファン以外の何者でもないとは思うのだが、少女マンガとはいえ作者の　木原　敏江氏　が歴史に詳しく時代背景もしっかり描かれている作品なのでついついモデルの一人や二人や三人や四人や…いるんでは。。。と考えてしまうのだ。

　大正末期撮影と言う幸次郎氏のお写真を眺めていると、優しげな風貌だがしかし川崎造船所をわが国有数の重工業会社に育てた辣腕実業家としての才気がなにやら　思音氏　と重なる。マンガでは鷹塔　摩利が主人公なので、親の思音氏の商売についてはさほど詳しく触れていないが、思音氏は伯爵家　（江戸時代は多分大名か公家　？　）　の御曹司なのに、明治と言う時代に早くもヨーロッパと日本を行き来して国際的経済活動をやっているらしい。

　若い頃はドイツ留学し、その後もヨーロッパで活躍している思音氏にすれば、彼の地の文化に触れ、西洋芸術にも当時の日本人としては造詣が深かったことだろう。絵画の何点かは買い込んでいたかも知れぬ。
　又息子の摩利もドイツ人の母を持ち、（3歳の時に死亡しているが）　13歳と18歳の頃にドイツやスイスに留学、その後父と同じにヨーロッパと日本を行ったり来たりして経済活動をしているので、西洋の美術品の収集くらいやっていても可笑しくない。

　そういえば、思音の読み方は　モネ　だなぁ～、これ絶対

　　　　クロード・モネ　

から取っているよな～、そんなことを考えてほくそえんでいる　バカ　なファンである。
　

　

９月のひまわり Ⅲ

　　　　　　　　　　　　↑　9月18日朝撮影　ひまわり　(小)　のつぼみ

　「３月のライオン」　ならぬ、シリーズ　「９月のひまわり」　も早　Ⅲ　となりました。(笑)
　咲く気満々なんですけど、この　小ひまわり君

　もう涼しいよ～、隣のおねいちゃんはもう首垂れて秋仕様になってるよ～、でもさ～、こうなったら咲きたいよね、小粒でも咲いてる時間が短くても、でも咲きたいよね。頑張りなね、私も頑張っているよ～。前を通るたびについ頑張れ～とエールを送っている私です。
　明日から会社は５連休になりますので、次に見る時には開き切っているかもしれませんね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　

　　　　　　　　　↑　動物病院にて、へたっていたワンちゃん

　世の中にはヘタレわんこファンが少なからず居たというのがわかったので、(笑)　ちょっと前の写真になりますがおまけで。

9月のひまわり Ⅱ

　　　　　　　　　　　　　　　↑　9月15日撮影


　1週間経つとこんな感じ。種が熟して首が下がってきました。がんばっているな～と思ったら…。


　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　右中の方、小さいながらもこれからのつぼみが　！


　おいおい、これから咲くんですか　？　もう9月も後半ですよ。この子、どうなるんだろう。咲いたら観察写真載せます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　前回心配していた　犬の病院通い　ですが、犬を台車に乗せ、暴れるのでその上に私が覆いかぶさり、義理姉が押して病院まで連れて行きました。道行く人たちの注目の的でしたわ　(笑)　
　義理姉は　だんな　の上の上のお姉さんでとうに60を越してますがエネルギュッシュで、こちらが相談すれば世話を焼いてくれるタイプ。隣に住んでいてとても頼りになります。ありがとうお姉さん


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　↑　台車移動にびっくりしすぎて腰を抜かしているペル

　この後3,150ｃｃという新記録の腹水の水抜きをしました。又日曜日に病院へ行って同じことをします。いよいよ　犬用乳母車　のレンタルを探さないとダメかな～

9月のひまわり

　　　　　　　　　　　　↑　9月8日撮影


　9月になってから咲き始めた会社の近くのひまわりです。今日　(9月14日)　はより大きくなっていましたが、首が早くも垂れてきました。いつまで黄色くいられるのか。なんで今頃咲くのか。つい、いろいろと考えてしまいます。


　うちの　だんな　が又入院しました。入院は急だったのですが、原因を探るためそのまま2週間の検査入院となりました。
　この　　は、私のブログを前からお読みの方にはよくお分かりと思いますが、だんなの容体云々でなく、犬・猫・及び叔母　の世話が一手に自分にかかる故の　　でございます…。

　まずは明日、腹水の水抜きに動物病院に18キロの中型犬、　ペル　を運ばなければいけません。今までは　だんな　が10分の道のりを30分かけてなだめたりすかしたり引っ張ったり、時には抱き上げて歩いたりして通っていました。以前のだんなの入院の時には私もそうしていましたが、いよいよ足が弱ってきたペルを私が連れて行くのはもう無理かもしれない。それを夜、5日に一度通わなければなりません。車は止めておけないし、どーしよう。

　台車を町内会から借りる手配を義理姉に頼みました。ペルよ大人しく乗っていてちょうだい　無理かもね～。

　その他にも犬と猫の朝晩の投薬、犬猫の餌やり(薬の粉かけ含む)、2日に一度の猫の点滴、叔母の相手(これがなかなか一筋縄にはいかない)　ついでにだんなの病院にも通わないと等々、仕事の合間に全部こなさなければいけません。
　頭痛くなってきた。いつもは軽く流せる叔母の　うるさいおしゃべり　も、こちらに余裕がないと付き合っちゃいられない。

　　　　だんなよ早く出て来てくれ～～。

　というわけで、しばらく更新が滞るかと思います。見捨てずに待っていてくださいませ～～。

月刊flowers 「萩尾 望都特集」

　　　　　　　　　　　↑　小学館　月刊flowers　10月号 「祝　デビュー40周年！　Ｔhe萩尾望都ワールド！」

　
　↑　な～んて書かれた日にゃ～、ファンとしては買わずばなるまい…。えへへ、実はよく伺うちゃととさんのブログ、

　　　　シネマるマンガぁ？ｂｙちゃとと　9月7日の記事

　のところで情報をもらい、慌てて本屋に走ったのは私です。　毎月28日頃の発売ということで発売日より若干遅れ、3軒目の本屋でやっとゲットできました。しかもラスト2冊のみ、危なかった～。

　まだ全部は読んでいないのですが、萩尾特集の所では特に目新しい情報はなかったです。ただし萩尾先生とよしもとばなな先生の対談が載っているのでお二人をお好きな人は楽しいかも。それとちょっと触手が動くプレゼント企画などもありました。欲しい方は今からすぐに本屋へ走れ　


　　　　　　　　　　取り急ぎお知らせまで。

09.9.5 巨人×ヤクルト戦

　　　　　　　　　　　　↑　いざ東京ドーム　！


　09年9月5日(土)　東京ドームで行われた　巨人　×　ヤクルト　のデーゲームに行ってきました。毎年1・2度は巨人好きな　だんな　に連れられ東京ドームに行っています。
　試合開始は14時からだったのですが、シーズンシート利用者にはグラウンド見学券というものが付いていて、だんなも行ったことないというので楽しみにしていました。ところが試合開始が14時なのに見学会は9時45分から、しかも100人限定ということで、9時頃行こうということになり平日とあまり変わらない時間に起きて出かけることに。

　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　早く来たかいがあり、10番目に並べました。



　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　見学券と試合のチケット


　この後どんどんと行列は長くなり、最終的には80人以上並んだようです。もちろん100人までは見学できるのですが、後からの説明によると全体を3～4に分けて15分づつくらいかかるので、番号の後の人は45分後に来てくださいとか言われて時間つぶしをしなければならなかったようです。最初の25人に入れた我々は早く来たかいがあったというわけです。(笑)

　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　関係者入口から入ります。


　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　こんなカードを首からかけます。



　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　ぶれててすみませんが、グラウンドに降りる階段です。



　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　↑　地下通路　監督室とか記者室とか並んでいるところです。



　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　↑　ブルペンの文字が。きゃ～、もうすぐグラウンドだわ～。



　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　↑　これもブレブレですが、グラウンドに出る階段です。監督や選手もここから出て来ます。


　ところで、グラウンドに出る前に二人のマスコットガールの方から注意事項などの説明を通路で受けます。


　　　　　　　　　　　　　

　　　

　　　　　　　　　　　　　


　さすがにお二人とも可愛くてスタイルも抜群。彼女たちは全部で15人いて、試合の前はドーム外の舞台で踊ったり、↓



　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　↑　試合中や終了後にジャビット達と踊ったり歌ったり。

　又試合前に子供たちに踊りを教えてグラウンドで一緒にパフォーマンスしたりと大変な活躍です。個別にファンもいるらしく　追っかけ　して声をかけたりサインもらったりしている若い男性もいるよう。ＡＫＩＢＡ48　(だっけ？)　顔負けでした。(笑)


　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　↑　グラウンドの隅でジャビット兄弟二男のジャバ君が居眠りしている。背番号は555番。


　ちょいワルで売っているジャバ君、その後はっと起きて、みんなと写真撮影、個別に一緒に写ってもくれました。



　　　　　　　　　　　　　



　かんじんのグラウンドですが、前日の試合がナイターで6時間前後かかった為、まだ練習している選手が少ない　！　かろうじて阿部選手など数名の選手が外野の方でストレッチなどしていてこちらには来てくれない～～　！　グラウンドに出入りの時に間近でちょっと見られました。写真は撮ったけれど前の人がじゃまでよく撮れてないんです。(泣く)


　　　　　　　　　　　　　


　あっという間に見学時間も過ぎ、なごりを惜しみながら外に出る…ついでに選手のバットケース発見　！　写真撮れたけれど、あれっヤクルトの選手のみたい～。残念。



　　　　　　　　　　　　　



　いったんドームの外に出て、入場できる11時過ぎまでお茶などを飲んで過ごし、時間になったらこれもサービスで付いているオレンジのタオルを交換して中に入ります。


　　　　　　　　　　　　　



　試合が終わるまで6時間近くも中にいるのは私はつらいけれど、ジャイアンツの練習風景が見たいってだんなが言うから～。ナイターだと入場できる頃はビジターの練習時間になってて、ジャイアンツの練習は終わっているんですと。ファンは練習から見たいのね。

　暇な私はドーム内をうろうろ。永久欠番の選手のプレートや、ドームの優秀選手に輝いた有名選手のプレート、ドームでコンサートをやった歌手のプレートなど見物。お土産屋でこんなの発見しました。　



　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　↑　巨人軍前掛け。(笑)　お酒もあったよ。



　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　


　試合の方は阿部選手のホームランなどで　7-0　で巨人が快勝　！　先ほどのオレンジタオルを7度も振り回し、おばさんは疲れたよ…。やっぱり年に1度くらいにしとこう。


　実は　だんな　とデートできれば試合結果などどーでもいいトミー。
　

流行りに乗ってみた。「トマト丼」

　　　　　　　　　　　↑　トマト丼というよりは…。


　いつも美味しそうなお弁当やお惣菜の写真＆レシピが載っている　たれぞ～さん　のブログ、

　　　　　　すずめ休憩室　

　の　8月31日　「トマト丼」　の記事に触発され、私も自分にとって久々の新作を作ってみた。と言っても以下のリンク先に載っているように非常に簡単な作り方。(笑)

　　　vege dining　野菜のごはん　リゾットみたいなつゆだくトマト丼

　私のは欲張り過ぎて既に別物、　ラタトゥユ丼　みたくなってますが…。作っている時からそれは感じてまして　　↓　トマトが見えん。



　　　　　　　　　　　　　　


　
　元の作者さんがトマトだけ、たれぞ～さんがトマト＋茄子、だったので何とか対抗しようとピーマンを足したのですが欲張りすぎました。　トマトも大きなものを選んだのでいまや小食のだんなには食べきれないと言われるし。　ああ、過ぎたるは何とやら…。

　あっでも、お味はトマトの酸味が効いて、女性は好きそうな味に仕上がりましたよ。茄子好きな私には茄子を蒸すという料理の仕方も覚えたし。一人のお昼にはまた作ろうともくろんでいます。お野菜不足な方はぜひどうぞ。