猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

足で掻いているつもりの亜美

2007年05月30日 10時56分13秒 | 猫・犬・動物
      これは何をしているところかと申しますと・・・。


 えー、まず時は夜、所はだんなのベッドの上です。いつものごとくニャーニャー甘えた声で亜美嬢登場、ひょいとだんなのベッド上に乗り、抱いてくれといっそう甘い声で鳴く。
 ニコニコ (むかっ) しながらだんなが自分の体の上に乗せ、あごの下を掻き掻き。おーっ気んもちいい~~いっちゃう~ (失礼)
 あれ、亜美ちゃん自分の足もひくひく動いているけど、自分で掻いてるつもりかな。

 とこういう状況でございます。猫を飼ってらっしゃるどこのご家庭でも夜毎繰り返される猫と人間の饗宴、メス猫と人間の男性との愛の交歓、犬達とは交わせない秘めたる寝所の・・・って毎夜こんなことやってるのはうちだけ~~ ??????  

 ちよっと月末締めで仕事が忙しくなってまいりましたので、亜美のいっちゃった顔のイナバウアー (もう古い?) をお送りいたしました。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

2007年05月29日 11時31分26秒 | 映画
  遅ればせながら、だんなとふたりで見に行ってまいりました。


 絶対泣かされると思って最初は見ないつもりだったんですが、さるブログさんで記事を読んだら見たくなって。

 普通の話です。決して珍しい話しじゃないです。地方出身の男の子が何者かになろうと東京の大学に進み、田舎の母は必死にそれを援助する。放蕩者の父はとっくに女を作って家にはいない。しかし、都会におぼれた息子は何とか大学は卒業できたものの、何者にもなれずに30歳もすぐそこ。ところが母にガンが見つかって・・・。全部本当のことだとは言えないにしても、原作者リリー・フランキーの (半) 自伝です。

 最近の映画は美術と言うか、背景にお金かけますね。わたし (50歳代) より少し下と思える主人公の子供時代、青年時代を彩る建物、洋服、小物に至るまで凝りに凝って作ってます。炭鉱の町を故郷に持つ人にはたまらないかも。東京に出てきてからの1980年代の雰囲気が私にはたまりませんでした。

 この映画には又、いろいろな俳優さんが出てきてだんなと私は後で感想を言い合うのに俳優さんの話しばかりしてました。あの おばあちゃん 誰だろうなぁと思っていたら、エンドロールで 渡辺 美佐子 の名前を見て二人で納得したり、私は知らなかったのですが、貴重なバイプレーヤーの 千石 のり子さんがやはりおばあちゃん役で出ていたり、あの子ってキョンキョンに似てるな~ と思ってたらやっぱり小泉 今日子だったーーとか 
 
 伊丹十三 「お葬式」 の時も懐かしい顔総出演でしたけど、これも探すともっといろいろな方がいらっしゃるかも。
 私が見たブログさんは若いときのオカン役 内田 也哉子 がいいと言ってましたが、もちろんよかったんだけど、年取った方のオカン役、本当の母親の 樹木希林 が良かったわ~。小林 薫 扮する籍だけのだんなに久しぶりに会うときの、はにかみっぷりが可愛かった。薬の副作用に苦しむ様もリアルでしたよ。私、ガンになってもこれはやめて貰おうと思ったもの。
 
 で、やっぱり泣きましたとも。号泣じゃないのですが、ずっとつ~っと涙が流れっぱなしと言う 女性には辛い映画 でした。久しぶりで映画の後トイレに入ったら目が充血しててあせりましたよ。最近涙もろいのでよくTVでも映画でも泣くんですけど、一瞬で現実に戻って後はサバサバと言うことも多いのですが、この映画・・・後半はずっと泣きっぱなしでヤバかったです~。

 涙もろい方は半年後、ご自宅のTVでお一人でどうぞ~
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萩尾 望都 「あぶない丘の家」

2007年05月28日 14時18分06秒 | マンガ家名 は行
      今回始めて読みましたが知らなかった、これは力作ですね~。萩尾先生のはこれも、と言うべきか


 少し前に買っておいて、いろいろ本 (まんがです) がたまっていたので本棚に放置しておいたもの。旅行に行った先の夜に読もうと持っていったら読み応えありで寝る前に4/1も進みませんでした。

 初出は1992年 ASUKA 夏の号~1994年6月号まで。つまり 「残酷な神が支配する」 のすぐ後の作品です。あんな作品の後なので、ポップで可愛い感じかと思いきや、全体にSF、ホラーが2割、歴史が25パーセント、あとは・・・、後は・・・萩尾 望都 
 はぁ~、ボキャブラリーの不足に悩みますが、萩尾作品は萩尾作品で他の誰の作品でもないのよね~。
 

 ちょっとあらすじの端っこだけ

 神社に飲み込まれるように建つ 平羅坂(ひらざか) さんちの 真比古(マヒコ) は 安曇(アズミ) アズ兄ちゃんと二人暮らし。両親を亡くしたばかりだ。両親が死んでから何か家が変だ。アズ兄ちゃんもオカシイ?
 事故した車で父さんが帰ってきたような・・・・、あれっアズ兄ちゃんて姉ちゃんだったっけ ???? もう一人兄ちゃんていたっけか ???? 夢でおかしな格好の女の子に 「もうすぐわたしのもの」 なんて言われるし。
 とどめに死んだ両親が家の中にいるもう、何がなんだか・・・信じられるのはネコのエリザベスだけ
 
 その後も過去と未来、あの世もこの世も縦横に駆け巡って4話の話しが入っています。

 個人的には歴史好きなので第3話の 「あぶない壇ノ浦」 の話が面白かったです。源平合戦ですよ義経ですよ一ノ谷が、屋島が、壇ノ浦が~~ あ~れ~ SF はぁはぁ。
 このお話が又、NHK 2005年の大河ドラマ 「義経」 の原作なんじゃないかと思うほど歴史観が同じで、「義経」 の脚本家はこれ読んでるだろ~と言いたいくらいです。

 もっと続編が読みたい作品です。アズ兄ちゃんの来た世界も見てみたいし。バルバラもいいけど、こういったちょっとコミカルが入っているものも読みたいな~萩尾先生ーー。
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銀座 マリオン前にて 街頭演説

2007年05月27日 16時40分15秒 | 雑記
 5月25日、銀座マリオン前で街頭演説している 鳩山 由紀夫、菅 直人、その他二人。7月の参院戦に向けてもう雨の中街頭演説しています。

 昔、さる飲み会に行ったら知らない女の人がめちゃくちゃ愛想良く名刺を配っていたけれど、選挙前の運動だったのね。まだ受かっていないから名刺には何も書かれていないの。受かる前はただの人、選挙に落ちてもただの人。とにかく名前を覚えて下さい、という状況がイタカッタ。
 
    選挙って大変そう。出来れば足を突っ込みたくない世界。
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石森 章太郎選集 「おかしなおかしなおかしなあの子」

2007年05月24日 12時56分23秒 | マンガ家名 あ行
 自分の持っている石森選集のラストは気に入ってるこの作品。

 第1巻 昭和44年(1969)2月10日 初版
 第2巻 昭和44年(1969)4月15日 初版
 第3巻 昭和44年(1969)5月15日 初版

 「おかしなおかしなおかしなあの子」 は、第1部が昭和39年(1964)の春~昭和40年(1965)春まで、第2部が昭和40年(1965)春~夏、第3部は同じく昭和40年(1965)暮れから昭和41年(1966)春にかけて 「週間マーガレット」 連載。
 1部42回、2部8回、3部12回の計62回の連載でした。タイトルは 1部 「おかしなおかしなおかしなあの子」 2部 「おかしなあの子」 3部 「さるとびエッちゃん」 と変わっています。


どうおかしな子なのかは、お友達のミコちゃんから紹介してもらいましょう。


 わたしミコと親友モモちゃんの小学校に、おかしな子が転校してきたの。その子の名前は 猿飛 エツ子 通称エッちゃん。
 まず動物の言葉が分かるらしいのにびっくりしていたら、小さな体でとても身軽に動いて忍者みたい。ガキ大将グループがからかっても、かーるくやっつけて早速みんなの人気者。お弁当はウメボシの種みたいなもの一つでお腹いっぱいらしい。
 
 正義感が強くて弱い人や困っている人、動物を見るとほっとけなくて助けてあげる。捨て子のママを探したり、記憶喪失の女の人を幸せにしてあげたり。天使の格好をしてインチキ宗教の教祖を懲らしめたり。あたしのお姉ちゃんに付きまとっていた金持ちドラ息子を追っ払って、相思相愛だけどお互い打ち明けられなかったお隣のケンジさんとくっつけてもくれたのよ!

 あそこの家族も面白いの。おじいさんとお姉さんの三人でくず屋をして原っぱのボロ屋に住んでいるのだけど、外はボロでも家の中はカラーTVや自動ドア、自動ハミガキの機械など最新設備ばっちりで地下室には死んだ人を生き返らせる機械まであるみたいなのよ
 おじいさんは何でも知ってて科学者みたい。美人のお姉さんはかぐや姫に扮して現実的な近所のおばさんにファンタジーを見せてくれたわ。
 お父さんとお母さんは遠いところにお仕事で行ってるようで見たことはないの。でも貝殻の形をした声のお便りが届くの。
 不思議でしょ、私達にはエッちゃんが本当の天使に見えるときがあるのよ。




                  




 このマンガの中で私が始めて読んだときから忘れられないお話が一つ。

 「近くて遠いふるさとの巻」
 
 担任の女先生白雪先生のお母さんがキトクになり、一分でも早く帰りたい先生。しかし、台風が近づいていて先生のいなかの絶海の孤島、断崖絶壁の御蔵島 (みくらじま) には船が近づけません。エッちゃんは不思議な力を駆使してお母さんの死に目に先生を間に合わせてあげたものの、おじいからもらった 「いのちをのばすクスリ」 を海に落としてしまったのに気づきます。あわててもぐって探すと言うエッちゃんを先生は 「もういいの!」 と止めます。

 「生きているおかあさんにひと目あえただけで もう十分なの。母もきっとまんぞくして死んだわ。」
 「死んでいくものと生まれるものがあってはじめてこの世界は保たれているのじゃないかしら。」


 昔始めて読んだときから好きでしたが、再読してまたまたじ~ん。他の巻も引き込まれて次々読んでしまいます。40年以上前の子供向きまんがでもしっかりした訴えるものが有るのです。
 環境問題や拝金主義の大人たちを批判し、動物愛護を訴える。エッちゃんが声に出して言うわけじゃないけれど、作品からにじみ出てくるのです。師の手塚先生にもつながるヒューマンなお話が一話完結で面白く描かれます。もちろん、子供に分かりやすく勧善懲悪で悪者はステレオタイプなのはしょうがないですね。でも悪者だと思った人がいろいろ事情を抱えている、と言うところも描いているのですよ。
 
 面白ろうて、やがて悲しき・・・。
 
 当時の少女マンガではここまで表現できる人、そうはいなかったでしょう。子供だって分かります。単なるスーパー少女が活躍するだけのマンガではないから、当時から大人気でした。私はこの作品、昭和40年代の少女マンガの代表的傑作だと思っています。
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軽井沢 星の温泉 村民食堂

2007年05月23日 13時06分53秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
 先週行った軽井沢の中軽井沢星野地区で、お気に入りのレストランが有ります。「村民食堂」 と言って人気があってお昼時など並んで待っているほどです。上の写真はメニュー表。


   村民食堂


 昔から星野温泉にある 「星のや 軽井沢」 という老舗旅館が2005年にリニューアルして話題になっていますが、その少し前に同じ敷地内に 「とんぼの湯」 とともに出来た施設です。国道146号線をはさんで立つホテルブレストンコートも同じ系列です。何年か前に同僚がこちらで結婚式を挙げましたが、緑の中に建つとても素敵な高原のホテルですよ。

   ホテル ブレストンコート


                 


                 ↑ 村民食堂で今回私が頼んだ 山の幸御膳 1,800円


 だんなはカツ丼だったので、写真はカット。いつも二人で何を頼んでも半分こする、中年バカップルです。えへへ。


                 


                 ↑ 村民食堂の裏には原っぱがあり、以前はワンちゃんたちが楽しげに遊んでいましたがこの日はいませんでした。


          
                 


                 ↑ 裏手には日帰り温泉のできる とんぼの湯 旅館やホテルの宿泊客ももちろん入れます。


 我々はご飯を食べに寄るだけでホテルも旅館も泊まったことはないのですが、新しくて綺麗で特に2005年リニューアル済みの旅館の方は川沿いにある村落のようで一度は泊まってみたい旅館NO.1ですね。


 星のや 軽井沢


 こんなところにひと夏滞在したいなあ。
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COMの中の女性作家 ③ やまだ 紫 「ひだり手の・・・」

2007年05月22日 15時35分47秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
「ひだり手の・・・」 COM 昭和44年(1969)5月号に(青春-実験まんがコース佳作第1位)全ページフルサイズで掲載。

 まず、関連サイト紹介を。

  フリー百科辞典Wikipedia・やまだ紫の項目


 やまだ 紫先生の公式サイト → やまねこねっと


 やまだ先生のパートナーである元ガロ副編集長の白取氏のブログ → 白取特急検車場〔闘病バージョン〕


 2年前ブログを始めた頃、いろいろとマンガ関係のサイトをあさっていてまず白取氏のサイトを見つけ、昔話なども楽しく拝見していました。突然白取氏が発病された後もやまだ氏の近況ともどもずっと愛読しているブログです。こちらのブログはいろいろあって、現在トラバとコメントを受け付けていません。
 最近、「述懐・COMとガロの時代」 という私のブログにぴったりな不定期連載を始められ、興味深く読んでいます。ちょうど5月9日付けの記事がやまだ 紫氏のCOMとの出会いのくだりがつづられていて懐かしかったので、自分もやまだ氏のデビュー前作品を引っ張り出してきました。
 

 「ひだり手の・・・」

 作品アラスジとしては特に大きな起伏のあるものではなく、恋人との結婚に悩んでいるように見える姉と、姉を思いやる思春期の妹、それらを見つめる母親、の感情を追っていくモノローグ中心の作品です。こういった作品はCOMには今までなかったのでちょっと新鮮です。

 題名は、妹が左手の爪を自分で上手く切れなくて、母は忙しいし姉に切ってもらおうと帰りを待っていたが、姉は恋人と一緒に帰ってきてなにやら揉めている・・・という場面から始まるからです。
 私にも姉はいますがここに描かれている様な姉思いの妹ではないので、妹の感情は当時は深すぎて分からなかった。今読むと当時と違うものが見えて来るので不思議だな。

 講評は個人の名前がなく、「編集部」 となっています。

 この作品のモチーフは一篇の詩である。やまださんの持つ繊細な感受性が・・・
 
 前半はやまだ氏の感覚を褒め、後半はこの作品の問題点を挙げています。いわく、たんたんと描いているのでもう一つ読者を引き込む何ものかに欠ける。次に妹の心、詩的なナレーションは中盤の姉と恋人の話し合いの場面にはそぐわない。個性はあるが新しくない絵柄、デッサン力の不足等指摘しています。しかし、将来は頼もしい、もう一つ勉強して欲しいとも言っています。

 最近のやまだ氏の作品を読んでいないのでなんとも言えないのですが、私のやまだ氏の絵柄の印象はこの時のままです。上のHPなどを見ると大分変わられているようですが、とつとつとしたようなこの絵柄が私は良いと思うのです。前からなにか絵柄が似ているな、と思っていた 近藤 ようこ氏 はやまだ氏のアシスタントをしてたのですね。
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山田 ユギ 「おひっこし?」

2007年05月21日 11時53分14秒 | マンガ家名 やらわ行
          山田 ユギさん の新刊 ボーイズラブ なしです。
 
白泉社 ジェッツコミックス 2007年5月5日 初版

 やっぱり、山田 ユギ氏 初の非BLコミックスだそうで。それどころか、女の子も出てきて恋愛話か?と思ってるとキスさえありませんよこのマンガ。でもおもしろかった~。まだ未読の方多いと思うし、お貸ししようと思う方もいるのであらすじなし。

 オムニバス形式で登場人物に関する家及び引越しに関するお話が続きます。まだ月刊メロディにて連載中というか、掲載が続いているようなので2巻・3巻も期待したいですね。
 キャラの一人一人がしっかり描き分けられていて引き込まれます。むーん、これ以上言っちゃうとネタバレしそうだから我慢…我慢…。

 あ~ん、こんな不動産屋あったら毎月でもお引越ししたいですわん。私はスマイリー (上の段左側のハンサム君) 狙いです。もちろん、ただのハンサムじゃないですよ~。(爆)


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軽井沢は春爛漫

2007年05月20日 21時36分51秒 | ゴルフ
    上の写真は プレジデントゴルフ 軽井沢コース イン18番をクラブハウス側より望む

 5月度 (夫婦二人だけの) 軽井沢ゴルフ合宿報告 (報告しなくていいから…)

 旧軽井沢のあたりよりもっと標高のある軽井沢高原のあたりでは、やっと遅い春が満開となっていました。 
 誰がつけたんだか、日本ロマンチック街道という恥ずかしい別名のある国道146号線を 峰の茶屋 を過ぎたところで草津方面に向かい、途中 太平洋クラブCCと プレジデントゴルフCC へ行く道へと右折して行きます。今までの車にはカーナビがなかったので知らなかったのですが、この道は群馬県と長野県の県境になっており、右へ左へと曲がるたびに 「群馬県に入りました」3回、「長野県に入りました」 2回、と言い続けうるさいよまったく。

 初日は太平洋クラブ 軽井沢リゾートさんへ。


                  

                  白樺コース、アウトの名物打ち下ろしショート 170ヤードくらいだったか。私には左の斜面の先にあてて転がすのがベスト ?



                  


                   もうひとつ白樺アウトのショート、バンカーだらけ。白樺コースのアウトコースはロング3、ショート3の組み合わせで最後の18番がロングでしかもグリーンへは打ち上げという疲れる (いや難しい) コースです。

 2日目は友の会に入っている プレジデントゴルフ軽井沢コースさんへ。何回も写真アップしてますが、やっぱり綺麗なゴルフ場です。


                   


                   プロアマ大会をやってました。(私たちは不参加 そんな腕ないし~)


                   


                   ティーラウンドもお化粧して。レディスは赤い花、バックティーは紫の花でした。



                   


                   寒かったけど、浅間山もくっきりと姿を見せてくれました。また来月来るからね~。


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COMの中の 矢代 まさこ ② 「笑いかわせみにいえない話」

2007年05月18日 10時14分15秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
  矢代 まさこ短編シリーズ ② 「笑いかわせみにいえない話」 小さな声で読んでください。(注釈つき)


 作者の自伝的及び当時の生活をつづったような作品。


あらすじ

 主人公が必死で仕事 (まんが家らしい) をしていると、頭ン中のどこだか、耳の底のどのへんだかで、笑いかわせみの声が聞こえてくる。するとこの世の全てがしらけてしまってやる気を失う主人公。なんとか出来上がった作品を各社の編集者に見せている図。いろいろ言われて描き直してみたりするが、いよいよ行き詰ってしまい、ついに精神科に行ってみた。

 脳波を調べる機械やら、ロールシャッハテストなどやらされ、医者は次に生い立ちを話せと言う。

 絵を描くのが好きでしてね、ずっと描いていたんですが、高校生の頃か (制服を着ているので) 新人マンガ家募集!!に応募してみた。見事入選し、天にも昇る心地で教師の家に報告に行ったり親を納得させたりする。本が出来て送られてくると抱いて寝るほど嬉しかった。
 その後アイデアやストーリーが次々と浮かんでまんが家生活は順調だったが、才能がそんなになかったのかどうか、2年もするとしんどくなって来た。もっともその頃はまだ笑いかわせみの笑い声が聞こえなかっただけましだった。

ただのスランプですかね、先生。

それはもっと一流が使う言葉と違うけ?

ところであんた、生い立ちを聞くとたしか女の子じゃな

 そういえば幼い時から上京する頃までは女の子の姿。しかし今はどう見ても男の姿で描かれている。

はて、いつから男になったのか

 自問自答する主人公。女を捨てて仕事をしてきたと言うことを表現しているものか?

 子供の頃に戻りたいと遊園地に出かけた主人公は 鏡のお城に入ります。ひとり静かに自分をみつめるにはもってこい、と一大ロマンの構想を練り始めます。しかし、おかしいよねこのマンガ・・・と考え始めるとキリがなくなり、笑ったり落ち込んだり、暗い部屋の中でふと気づくとあちらにもこちらにも同じように笑って泣いて悩んでいる自分の姿が・・・・・。

 はて、本物の僕 (?) はどれだろ ? あっちでもこっちでも同じ事言ってるよ。それからの自分は何をしても自分の姿を目の当たりに見せ付けられ、露骨な恥ずかしさを覚え、何もかもが空々しく白けてしまい、笑いかわせみの笑い声は鏡に映る自分自身の笑い声だったかと・・・。 (怖わ~)
 その人、それっきりその部屋から出てこなかったんだそうです。

 けど、このことは笑いかわせみに内緒にしといてくださいよ。聞かせるとケララケララとそりゃあもう、うるさいんだから。

 下手なホラーより、創作する全ての人に怖い話。自分の作品に自信が持てなくなり、あれこれ悩みぐるぐるしているうちに思考が停止して・・・ 逃げ出したくもなります。引きこもりにもなります。無から何かを創り出す人たちはみんなこんな苦しみを味わっているのでしょうか。
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