猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

木原敏江 原画展

2017年11月03日 20時36分08秒 | マンガ家名 か行
     ↑ SPAN ART GALLERY 入口

ネッ友さんに教えてもらった「木原敏江原画展」行ってきました。
場所の住所は銀座ですが、JR有楽町駅からほど近い SPAN ART GALLERY というギャラリーです。
入場無料は嬉しいです。

HP → 木原敏江 原画展

     ↓ 左側が場所の地図



     ↓ 会場でもらって来たハガキ



河出書房新社から出版された 「総特集 木原敏江 ~エレガンスの女王~」出版記念として開催されたそうです。
入口近くにその本が積んでありました。
が、重そうでその後姉と会うことになっていた私は買わずに見るだけで帰ってきてしまいました。
すみません(*_ _)

以前 萩尾望都氏 の原画展に行った時と同様、生の原稿の素晴らしさにうっとりしてきましたよ。
14日までに又行こうかな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田書店プリンセスコミックスエクセレント版 「摩利と新吾」4巻

2017年08月20日 19時19分18秒 | マンガ家名 か行
     ↑ 題名に作者名を書けないくらい 版名が長かった"(-""-)"

プリンセス・コミックス・エクセレントとは、秋田書店の大型のA5判サイズの愛蔵本シリーズです。
有吉京子さんの「SWAN-白鳥-」とか、青池保子氏の「イブの息子たち」「Zツェット」などのシリーズが有ります。
この「摩利と新吾」が出たのが昭和の終り頃ですから、今はもちろん中古しかありません。

私が「摩利と新吾」を始めて揃えたのは、白泉社版のしかも文庫だったので大判で読んでみたいと秋田書店版を探していました。
ところが1~3、5巻は割合早く見つかったのですが、4巻だけ長らく見つかりませんでした。
他の巻は割合早くと言いましたが、偶然入った街の古本屋さんで奇跡の出会いが有ったりして、思い入れのあるシリーズです。

その秋田書店版第4巻をE〇ックオフでダメもとで登録しっぱなしにしていたところ、見事!何年振りでしょうかね~(遠い目)見つかりました ( ゚Д゚)

     ↓ 長らくこの状態。



     ↓ やっと揃って感無量。



コミック収集家でなければ、同じマンガを版違いで揃える人の気持ちは分からないでしょうね~。
フィギュア収集家とか同じもの保存用、観賞用とかでいくつも持つそうだから分かるかな?
マンガの内容は以前散々萌え萌えで紹介したと思うので省略させて頂きます(''ω'')ノ

ご参考に私拙記事 → 鷹塔 摩利・思音(もね) と 松方コレクション

          「摩利と新吾」 における私のツボ

          木原 敏江 「しまりんごスペシャル」

          昨日の獲物

          チェリッシュギャラリー 「摩利と新吾」 から

          今だ、「まりしん症候群 シンドローム」。

          木原 敏江 「摩利と新吾」

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川原 泉 「私の川原 泉」 ⅢとⅣ

2015年05月27日 11時02分17秒 | マンガ家名 か行
  ↑ レンタル本で、表紙はありません。

花とゆめcomicsスペシャル川原泉傑作集「私の川原 泉Ⅲ」2014年12月25日 第一刷発行
花とゆめcomicsスペシャル川原泉傑作集「私の川原 泉Ⅳ」2015年1月25日 第一刷発行 

結構出たばっかりですね。
以前出たⅠとⅡの話はこちら。

 拙記事 → 川原 泉 「私の川原 泉」 ⅠとⅡ

2013年に刊行されたⅠとⅡが好評だったそうで、投票で上位に入りながらページ数の関係で収録されなかった7作品に連載作品のために収録対象としていなかったものの、リクエストが多かった「銀のロマンティックわはは」と「甲子園の空に笑え!」を加えた合計9作品がⅢとⅣとして刊行されたそうです

ディープな川原ファンなら当然全てをオリジナルなコミックスでお持ちでしょうが、私のような後から読んでファンになった にわかファン やそもそも川原泉を知らない若い人たちにはこんな入門書のようなコミックスはありがたいと思います。
私もネット友人さんに借りてほとんど読んでいる作品ばかりでしたが、当の本を持っていないものですからこんな風に読みたいときにレンタルで気軽に読み直せるのはいいですね。
収納場所に限りのある昨今、レンタルコミックを本棚や図書館がわりに使いまわすのもありだと思います。

久し振りに読んで、「銀のロマンティックわはは」は近頃のフィギュア人気を思うと感慨深いですし、「殿様は空のお城に住んでいる」はやっぱり名作・力作だな~と感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漫画家の久保ミツロウ先生による町田樹選手のための手描き横断幕が愛に溢れすぎている 件

2014年12月31日 09時43分04秒 | マンガ家名 か行
先日のフィギュア全日本選手権で、町田樹選手の引退が発表されましたが、その後のメダリスト・オン・アイスでこんな場面がありましたね。   ↓

漫画家の久保ミツロウ先生による町田樹選手のための手描き横断幕が愛に溢れすぎている

動画はこちらで。下の方、29日の メダリスト・オン・アイスです。↓  

【全日本フィギュアスケート選手権2014】 町田樹 画像&動画まとめ - NAVER まとめ

マンガとフィギュアスケートのファンである自分には、こういう場面は嬉しいですね。
特に私、町田樹選手のファンでした。
世界選手権代表に選ばれたのに、自分の考え通りに人生の転換点を迎えられた町田選手の今後に期待しています。


昨日早々と言ってしまいましたが、又言います。
皆様、良いお年を。トミー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川原 泉 「私の川原 泉」 ⅠとⅡ

2014年05月12日 10時00分25秒 | マンガ家名 か行

         ↑ 1巻と2巻 レンタルコミックです。
           右のⅠ巻は2013年11月10日 第一刷発行
           左のⅡ巻は2013年12月10日 第一刷発行


本書は、川原泉デビュー30周年を記念して、特設サイトにて実施された期間限定の読者投票(2013年8月15日~9月15日)の結果を参考に、41本の読みきり作品の中から選ばれた13本に単行本未収録2本を加えた15本の作品を、Ⅰ巻とⅡ巻の作品集として刊行されたものだそうです。
何しろ、マニアックなカーラ教授ファンが選んだ作品集ということで、どんな作品が入っているのか興味津々でした。
あっ、でも私の好みと大して変わってないな。

Ⅰ巻の収録作品は以下のとおり。
美貌の果実-10月はゆがんでる   ← 読者投票第一位だそうです。
森には真理が落ちいてる
空の食欲魔人
フロイト1/2
夢だっていいじゃない
月夜のドレス
COCOMじゃないし

Ⅱ巻の収録作品は以下。
オペラ座の怪人
架空の森
愚者の楽園-8月はとぼけてる
3月革命
ヴァンデミエール-葡萄月の反動
不思議なマリナー
パセリを摘みに
笑う大天使特別編

その他に、それぞれお宝発掘カラーイラストギャラリーとか、読者が選んだ「ワタシの川原泉」という読者からのコメントとか、全国書店員のオススメ「川原泉」とか載ってます。
Ⅱ巻の終わりには作者の自作解説風インタビューまであって盛りだくさん。

みな懐かしい作品ばかりでした。
でもワタシはマンガ読み時代がちょっとずれていて、カーラ教授の始めっからのファンというわけではなく、ネットで拙いマンガ感想を書き始めた頃にネット友人様のご好意で大量にカーラ本をお借りすることが出来、それ以来気になる方になったのです。
自分では持っていないので、こういう風に人気作をまとめてくれる本があり、しかもレンタルできるのは大変嬉しいです。
個人的に好きなのは、やはり「笑う大天使」シリーズと「フロイト1/2」かな。




            最近の「何々がある」シリーズも好きなトミー。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝又 進 「赤い雪」

2013年09月17日 12時04分52秒 | マンガ家名 か行


       ↑ ㈱青林工藝舎 2005年11月15日初版


勝又進氏は現在の石巻市出身のマンガ家。

ウィキペディアによる来歴は、勝又進 - Wikipedia   ↓

東京教育大学物理学科、同大学院で原子核物理学を専攻。
1966年に漫画家として、『ガロ』でデビューする。ガロ最盛時に『勝又進作品集』を連載。
2006年、『赤い雪』で日本漫画家協会賞大賞を受賞。
2007年12月3日、悪性黒色腫のため死去。63歳没。(1943年12月27日 - 2007年12月3日)


現在の筑波大の、物理学科・原始核物理学専攻ですって ! 
マンガの他に『脱原発のエネルギー計画』(高文研)藤田祐幸氏と共著とか、『劇画 日本国憲法の誕生』(高文研)などを描いているのも解ります。

リアル調の絵柄は、この表紙を見るとわかるように つげ義春氏 を柔らかくしたような、少し 水木しげる氏 が入っているような 林 静一氏 にも通ずるような、当時の ガロ で流行っていた(と言っちゃ失礼だが)ような絵柄です。
でも、私はこの人の4コマを描く時のぽっちゃりしてて、温かみのある絵が好きなんですよね~。

  参考になるか、少しだけ4コマも有ります。 → 勝又 進 - Bing 画像

それで居て、4コマ物の内容はシニカルというか、皮肉が利いててしかも笑えた。
又、この人の4コマが載っている本探してみよう。

さて、この本 「赤い雪」 ですが。
先ほど出てきた 水木 しげる氏 と つげ 義春氏 が帯で賛を書いてます。
そしてその反対の帯部分には、 呉 智英氏 が !
呉 智英氏は解説を書いていて、その一部が帯に載っているのです。

       呉智英 - Wikipedia

これまたびっくり。
私、呉智英氏は硬派の封建主義思想家かと思っていたものだから。
京都精華大学マンガ学部客員教授、日本マンガ学会会長なども歴任している方だったんですね。
そういえば、バリバリ全共闘世代だったっけ。


なかなか本の内容にたどり着かない・・・。

最初に載っている 「桑いちご」 の内容は、ずばり つげ 義春氏 の「赤い花」と同様の、思春期の男の子と女の子の心と体の変化を表したもの…かな。
女性の体が変化する微妙な時期を題材にしてます。
狸が人間の言葉を話してて可愛い。

他の作品は 遠野物語 みたいな、かっぱが出てくるような一見牧歌的な話が多い。
しかしその実 「本当は怖いグリム童話」 みたいな毒というか裏がある。
そこが勝又氏らしいなと思うんだが。
「雁供養」と言う一遍はハッピーエンドでちょっといい話だった。
「木魂」(こだま)も幻想的な作品。
表題作の 「赤い雪」 は杜氏修行中の若い男と村娘の話だが、昔の酒造りの雰囲気が伝わって面白かった。

今のスピード感とストーリーに慣れている人が、こういうマンガを読むとのんびりしすぎていてつまらないと思うかも知れないが、じっくり読むと味があっていいもんです。






       勝又氏の4コマ集「ふらりんこん」を、利用したことの無い 密林 で買うか悩むトミー。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の再読本 木原敏江 「杖と翼」 

2012年09月14日 16時20分44秒 | マンガ家名 か行


     木原敏江 「杖と翼」  ↑ 私の持っているのは文庫版で全4巻。


以前にも読んだ際、簡単に感想など書いてますが。 ↓

過去記事 → 木原 敏江 「杖と翼」


歴史漫画時間的 (笑) には、 

池田理代子氏「ベルサイユのばら」 
ベルサイユのばら - Wikipediaと 

同じく池田理代子氏「栄光のナポレオン-エロイカ」 
栄光のナポレオン-エロイカ - Wikipedia

の間に位置し、それらに重複したほんの少しの間の出来事のこととなっています。
もともと「栄光のナポレオン-エロイカ」は 「ベルバラ」の時系列的な続編と言うことで、同じ池田作品としては繋がっているものなのです。

対してこの「杖と翼」は、序章と後日談を除き、1793年の初春から1794年の7月のテルミドールの政変までの、たった1年半ばかりのことが描かれています。
主人公は架空の貧乏貴族の娘アデル。
そしてやはり架空の登場人物で革命貴族の逃し屋を営むリュウとファーブルなどが出てきますが、実在の人物もバンバン出てきます。
そして、実在の人物に関してはとても史実に忠実だと4巻のあとがきを書いているフランス文学者の 安藤 正勝氏 のお墨付き。


もともと木原氏はロベスピエールらと共にフランス革命に参加し、彼の右腕と呼ばれた「大天使サン・ジュスト」のファンだったらしく、ちらちらと以前の作品にも名前など出てきているようです。
最初に出てきたのは1971年に週刊セブンティーンに発表された 「虹の歌」 だと言うから年季が入ってますね。 
20数年ぶりにフランス革命にからんだ漫画の連載を始めたのには、

「サン・ジュストは最後の演説を邪魔されてから死ぬまでに、なぜ一言も発しなかったのか?…」

と言うフランス革命の謎にインスパイアされたからだということです。(プチフラワーコミックス単行本より)

こちらの場面は最後のエピソードとして作品に出てきます。
なぜかと言うのを、木原版として説明をつけていますので、ぜひ作品で。
また、この作品名である 「杖と翼」 の意味も最後まで読まないと出てきません。
これも楽しみにして読んで欲しいですね。

フランス革命のお勉強をまたまたしっかりさせていただきました。
時々読んで復習しないといけないわね。




       6年ぶりに読んで、途中の筋書きをほとんど忘れていたトミー。



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清原なつの 「人魚姫と半魚人王子」

2011年08月15日 20時09分59秒 | マンガ家名 か行

         ↑ 小学館 flowersコミックスアルファ 2009年1月14日初版


昔からあるお伽噺の、なぜか主人公同士のカップルの話。
現代に生きる人々が主人公だけれど、どこかファンタジーに生きている男と女。
おとぎ話の姫と、どこかで聞いたことあるようなお相手と。
作者創作の姫やら王子たちもいる。
9編の 清原なつの のミックスファンタジーが並ぶ。

「虫愛ずる姫」は巨大な虫に変身して、害虫を殲滅するためサイボーグに改造された花咲王子と愛し合いながらも壮絶な戦いを繰り広げる運命に。
34歳OLの「かたづけられねーぜ姫」は「ブラックホール王子」に一目ぼれして部屋が片付いていく。
鉢かづき姫と一寸法師王子は似合いの夫婦となれるのか ? いや、これは宇宙SFだったっけ。
イグアナ王子はサボテン姫の とげ を、はたして全て舐め取れるのか ? エロいです。

西洋中世、日本の平安時代、現在、どこかの遠い国のいつかの時代。
時代も舞台も人間(人外含む)も様々な風刺の効いたファンタジー。

ねっ、面白そうでしょ。
なつのさんが一人で楽しんで描いたような、あっさりとした絵柄が又こんな話に良く似合っています。



             同時収録の短編3編も心に染みたトミー。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹塔 摩利・思音(もね) と 松方コレクション

2009年09月24日 11時55分24秒 | マンガ家名 か行
       
            ↑ 「摩利と新吾」 秋田書店版 1~3巻のみ


 私のブログを以前よりご愛読の方 (いるのか ?) はとうによくご存知であるが、鷹塔 摩利・思音 とは、木原 敏江氏の少女マンガ 「摩利と新吾」 に出てくるキャラクターの名前である。
 もう一方の 松方コレクション(まつかたコレクション) とは、実業家松方幸次郎が大正初期から昭和初期にかけて集めた美術品コレクションのこと。海外に保管していた一部の美術品は、戦後長らくフランス政府に押収されていた。時の吉田茂首相が交渉に尽力し返還されることが決まったが、その後も紆余曲折の後、条件付で返還された。
 ゴーギャンやゴッホなどいくつかの重要な作品はフランス側が譲らず、又返還された美術品のために日本側が新しく美術館を建てると言う条件で返還されたものである。

  松方幸次郎氏のお写真はこちら → 川崎正蔵・松方幸次郎

 その時に受入先として建てられたのが

    国立西洋美術館(上野) 

である。上野は我が家から割合近いのでよく美術展があると行くのだが、ここ国立西洋美術館も企画展があると年に1・2度は行く。現在は松方コレクション以外も多数展示している。

 前置きが長くなったが…(いつもそう。)以前こちらに行ったときに、美術館が建設された経緯と松方幸次郎の来歴を知り、この人って 鷹塔 摩利・思音 のモデルになりそうな人物だな~と思ったのだ。
 松方幸次郎は1865年12月1日生まれ (一説には慶応元年 1866年1月17日 生まれ) で、鷹塔 思音よりは同じか少し下になるかな、なんて勝手に想像しているのだが。
 思音の息子である摩利はもちろん、幸次郎にすれば自分の子供の年齢になる。実在しない人間の年や環境をあれこれ想像して楽しむのはオタクファン以外の何者でもないとは思うのだが、少女マンガとはいえ作者の 木原 敏江氏 が歴史に詳しく時代背景もしっかり描かれている作品なのでついついモデルの一人や二人や三人や四人や…いるんでは。。。と考えてしまうのだ。

 大正末期撮影と言う幸次郎氏のお写真を眺めていると、優しげな風貌だがしかし川崎造船所をわが国有数の重工業会社に育てた辣腕実業家としての才気がなにやら 思音氏 と重なる。マンガでは鷹塔 摩利が主人公なので、親の思音氏の商売についてはさほど詳しく触れていないが、思音氏は伯爵家 (江戸時代は多分大名か公家 ? ) の御曹司なのに、明治と言う時代に早くもヨーロッパと日本を行き来して国際的経済活動をやっているらしい。

 若い頃はドイツ留学し、その後もヨーロッパで活躍している思音氏にすれば、彼の地の文化に触れ、西洋芸術にも当時の日本人としては造詣が深かったことだろう。絵画の何点かは買い込んでいたかも知れぬ。
 又息子の摩利もドイツ人の母を持ち、(3歳の時に死亡しているが) 13歳と18歳の頃にドイツやスイスに留学、その後父と同じにヨーロッパと日本を行ったり来たりして経済活動をしているので、西洋の美術品の収集くらいやっていても可笑しくない。

 そういえば、思音の読み方は モネ だなぁ~、これ絶対

    クロード・モネ 

から取っているよな~、そんなことを考えてほくそえんでいる バカ なファンである。
 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西 りいち 「あしめし」 

2009年08月27日 14時50分12秒 | マンガ家名 か行
↑ 小学館 ビッグスピリッツコミックススペシャル 2009年4月30日発行


 以前  tooru_itouさん が紹介しており、気に入って日参していたブログが本になりました。

    あしめし アシでメシが食えんのか

 マンガ専門学校を卒業し、父親に 「マンガ家のアシスタントになる」 と言ったら、「アシで飯が食えんのか」 と言われたとか。(あたしが親でも言うわな) そこからブログ名が出来たということです。

 ブログを読み始めた頃はまだ単なるアシさんで、しかも専属でなくあちこちのマンガ家さんのアシをしていました。貧乏な暮らしぶりもお約束でギャグにして、アシさんの生活のあれこれを見せてくれます。これからマンガ家になろうとか、とりあえずアシになろうとか思っている人には参考になるでしょうね。そう思ってない私も興味持って読みました。
 コミケの話は行ったことない癖に興味あるのでへぇ~と感心しながら読みました。やっぱり見に行くだけでも大変そうだな~。

 この本の中では、りいちさんまだ20代なのにアシスタントと自分の同人誌作成で忙しく、寝る間もないようで自律神経失調症のようになっています。薬をいっぱい飲んでたり、夜中に起きだして部屋をぐるぐるまわってみたり。(母親が見ていた)  この人大丈夫かしら~、なんて親の目で見ている自分がいる。発展途上の人にはつい応援しちゃうんでしょうね。
 
 そうかと思うと ブログ の頃からこの人及びアシ仲間のオタクぶり (ガン○ム話とかそのフィギュアとかゲームのこととか) にはついていけなかった私ですが、本になってもやっぱりついていけない。
 あっ、面白くないというんじゃなくて、私もうちでニヤニヤしながらマンガ読んでいる図は だんな に一生理解されないと思ってますから、人の趣味ということで流します。

 本になった部分が元の ブログ でもう見られないので、はっきりしないですが抜粋というかだいぶ描き直し・手直ししているようです。アシについての読者からの質問に答えているところもあったと思ったんだけど。
 2008年6月から始まったブログなのに、あっという間に本になるし、途中マンガ家として本格デビュー (前に短編は出したらしい) は決まるし、なんとアシ仲間の彼と結婚するしで、今現在もブログの方は結構忙しい展開になってます。(笑)

 「あしめし つう」 も9月に発売ということで、そちらの方でその後が見られるでしょう。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする