猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

新聞小説 諸田 玲子 「美女いくさ」

2008年01月31日 15時02分22秒 | 雑記
 我が家は 読売新聞 を取っています。実家もそうでしたが、結婚した家でも読売でした。以前の婚家は 朝日 でした。読み比べると同じ記事でもニュアンスが違うんですよ。

 新聞小説というジャンルがあります。夏目漱石の小説の多くは朝日新聞に連載されていた新聞小説でしたし、同じ朝日の戦前の吉川英治 「宮本武蔵」、読売には尾崎紅葉の未完の大作 「金色夜叉」 があります。

 前置きが長くなりましたが…。私結構好きで、毎回読んでいるのですが、なぜか夕刊の小説の方がお気に入りになるんです。今楽しみに読んでいるのは今年4月25日から読売新聞夕刊に連載が開始された 諸田 玲子氏の 「美女いくさ」。イラストレーター安里英晴(ありひではる)氏の簡潔でしかも奥深い絵柄の挿絵もお気に入りです。
 1996年にデビューした諸田さんは、このほど新田次郎文学賞にも決まった時代小説の気鋭です。

 この前の松浦寿輝さんの連載小説「川の光」も好きでしたが、「川の光」は小学生も読めるような、可愛いねずみさんの父親と兄弟の冒険物語でした。一転今回の 「美女いくさ」 は日本の歴史物、世に名高い 浅井三姉妹 (あざいさんしまい)の中の三女、小督 (おごう) 『他に督とも、小江 (おえよ)とも言われていたような』の物語です。
 
 浅井三姉妹とは、織田信長の妹 (いとこ、とも) お市の方を母に、戦国の武将浅井長政を父に生まれた娘達 茶々・初・江 のことです。NHK大河ドラマにも度々登場する、有名な戦国の三姉妹ですから大体お分かりだと思いますが、悲劇的な生い立ちとともに、その後の歴史に深く関わり、ある時期の歴史を動かしたのはこの三姉妹だと言っても過言ではない位の美女達ですね。

Wikipedia 浅井三姉妹

 私、前からこの三姉妹のドラマを大河でやってくれないかと思っていたのですが、良い原作が出来たとほくそえんでいるのですよ。


 中国にもそんな三姉妹がいました。宋氏三姉妹と言って、客家で孫文の支援者として有名な財閥の宋嘉樹氏の三姉妹です。これまた皆美人さんですよ~。

 長女 宋 靄齢 (そう あいれい) 財閥 孔祥煕の夫人

 次女 宋 慶齢 (そう けいれい)は、孫文の妻。

 三女 宋 美齢 (そう びれい) は蒋介石夫人 

      ↑ 2003年にニューヨークで死亡。私はニュースを聞いてまだ生きてたの ? とびっくりしました。100歳はとうに越していたのでは。

 長女は 金を愛し、次女は 中国を愛し、三女は 権力を愛した、と巷間言われていますが、本人達にはもとよりそんなつもりはないでしょう。以前マギー・チャン、ミシェル・ヨー、ヴィヴィアン・ウー主演の映画 (宗家の三姉妹) で見て詳しく知ったのですが、いや、浅井姉妹に劣らない現代歴史に翻弄された美女達です。
 映画はメイベル・チャン監督、ワダ・エミの衣装、美人女優三人の競演で華麗な歴史絵巻でした。

DVD → 宗家の三姉妹

 本ですと、NHKスペシャル「宋姉妹」を単行本化した角川文庫の「宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族」 伊藤 純 (著), 伊藤 真 (著)   表紙はこちら → 「宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族」  がいいかも。


 歴史を動かすことなど出来ない 我が家の三姉妹 (五人兄弟) のうちのひとりのトミー。でした。




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今 市子 「文鳥様と私」 「美しき獣たち」

2008年01月30日 14時11分57秒 | マンガ家名 あ行
 「文鳥様と私」 1巻~8巻 あおば出版 2000年06月~
 「美しき獣たち」 朝日新聞社 2007年10月発行

 まとめて たれぞ~さん にお借りしています。まんが家 今 市子さんが綴る、文鳥達との愛の日々・・・。

 地元の本屋へ行くと、上の棚に光輝くこちらの本々があって、気になって気になって。今さんの他の本は全部 (同人除く・たぶん) 揃えてあるし、これも買おうかどうしようか・・・・。9冊もあるし、内容が鳥さん (そんなに興味あるわけでもない) だし・・・。
 お借りできました、読めましたよ、たれぞ~さんありがとうございます。m(_ _)m

 昔々~、実は団地住まいをしている時に、他の動物は飼えないので迷い込んだカナリヤとセキセイインコを一時飼っていました。カナリヤは逃げられ、インコは私達の不注意で死なせてしまいました。鳥さんは もふっ と抱けないし、足がちょっと気持ち悪いし、実家でも犬・猫しか飼う習慣がなかったので、それ以前も以後も飼ったことはありません。飼えば可愛いものですけどね。

 さて、そんなわけで迷っていたこちらの本たち、読んでみたらば~~ ? カラーページ綺麗~~、文鳥さん+十姉妹家族可愛い~~、小鳥の病院凄い~~、鳥の病院の待ち時間5~6時間 ・行き帰り片道2時間 信じられん~~、うわっ雛から育てるの~~、手乗りってこうしつけるの~~、病気可哀想~~、ペットとの別れは辛いよね~~エトセトラ 々 ・・・・。怒涛のごとく読みました。

 ペットを飼っている人の心は皆同じ。猫・犬飼いの私の気持ちも今さんとおんなじよ~特に 「文鳥様と私」 7、8巻くらいは、文鳥ズが年を取ってきて、病気やら死亡やらの話題が多く、一昨年16歳のオス猫ユウを見送り、今年4月で19歳になるメス猫亜美嬢を介護する私には身につまされまくり。

 文鳥様って結構頭いいんですね。足弱の しんのすけ という文鳥がえさ箱の中に入って出てこないのを心配して今さんが覗くと、パリポリとエサを食べるフリをする。離れるとそのままえさ箱の中で休んでいる。動くのがめんどくさくてえさ箱の中で生活しているのに、飼い主にはそれと悟られないようにカムフラージュする、って笑う~でも幼稚園児並み ? 
 かと思えば、実の母親にマジ恋する息子の話や、男の子に恋して付きまとう男の子のお話やら。今さんったら 「年下攻めか・・・」 なんて冷静に観察してるしーー

 一羽一羽の性格を観察して、それらしい言葉を言わせて表現しているのは流石です。こうして見ていると鳥さんて、思っている以上に表情豊かに思えてしまうのは今さんだからよね。

 それにしても10羽以上を飼うのは大変ですね~。あっと言う間に具合の悪くなる小さな鳥さんたちは、サラリーマンで日中いないと悪くなっても気が付かないし、どこの動物病院でもいい、とは言えない小鳥さんたちの病院通いはた~いへん。
 それでも飼い続ける今さんの文鳥らぶの気持ちにペット飼いとしてうんうんと頷き、私も今いる子達の最後まで、しっかり面倒見る気持ちを新たに致しました。
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ペーパームーンムック 少女漫画ファンタジー 「千一夜」

2008年01月29日 16時17分59秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
           ㈱新書館 刊 1980年11月5日初版 

 ムック版のペーパームーンシリーズは、1976年から78年にかけて10号だけ出された 「ペーパームーン」 (一応文芸誌なのかな) より、より少女まんが好きに寄り添った内容となっていて純粋なマンガやイラストの類が多かった気がする。毎回特集が変わったが、どれも夢見る少女のファンタジー心を刺激する内容で、1983年頃まで出されていたのかな ? 
 
 私は1冊しか持っていないが、今回 ちゃととさん に3冊まとめてお借りすることが出来ました。         



                   ちゃととさんにお借りした3冊  ↓
 

                  


 最初の写真、この号の特集は 「千一夜」。表紙は萩尾 望都氏で、表紙に並んでいるマンガ家さんたちの名前を見ているだけで今30歳代後半から40歳代のマンガ好きさんたちはクラクラするかも。
 巻頭のカラーページに木原 敏江氏4P、山岸 凉子氏カラー2Pと文章1P、竹宮 惠子氏の1977年度に 「千夜一夜物語」 という紙芝居として発表された作品9P、あとエドモンド・デュラックの絵によるアラビアンナイト。 (裏表紙にも掲載) 
 「デュラックのアラビアンナイトを巡って」 という荒俣 宏氏 の解説もある。デュラックという挿絵画家がヨーロッパで 「千夜一夜」 を発表し、好評を博してからこのお話が一般的になったらしい。

 私にとって嬉しかったのは、佐藤 史生氏の 「美女と野獣」 が新解釈で載っていたこと。1枚1枚がイラスト集のように美しい絵 (赤黒2色刷り) の8P、初めて読めて感激です。
 後マンガは まつざきあけみ氏 のちょっぴりBL風味の 「寒桜」 という8P、伊東 愛子氏 の 「無言の森」 という、父と口のきけない娘の残酷な物語、木村 みのり氏 の 「夜のバス」 という短いものなど。

 その他 山田 ミネコ氏 のイラストと詩のページ、青池 保子氏 の 「エロイカより愛をこめて」 の見開きカラーイラスト及びインタビュー、岸 裕子氏 の 「玉三郎恋の狂騒曲シリーズ」 に関するインタビューも興味深かったし、女性漫画家さんの記事満載で読みごたえたっぷりです。

 佐藤 史生氏のインタビューがある  聞き手 伊東 杏里氏。「FSには精神を翔ばせる遊び心があるのです。」 ですって !

 このシリーズ本の恒例のアンケート特集では、女性マンガ家さんたちが思い思いに答えているが、入院中の 花郁 悠紀子氏 が

●漫画家以外にあなたにもう一つの人生があるとしたら ? 

という質問に、

「なんにもなりたくないけど、もしなるとすれば、4人の子供のお母さん。」 

 と答えているのに胸が詰まった。この年、1980年の12月12日に胃がんのため亡くなられている。9月か10月のお答えだろうか。まだ26歳、漫画家としてのすばらしい未来も、女性としての幸せもあったはずなのに・・・。

 巻末の方の当時 (もう28年も前なのねぇ) の情報もその頃の雰囲気が漂っていて懐かしかった~。封切りされた映画とか詩集の広告とか、舞台のお知らせとか、ペーパームーンバックナンバーの写真とか。COMもそうだけど、雑誌はそのときの世の中の空気が読めて面白いものなのです。今あなたの手元にあるその雑誌も30年たったらお宝になるかもね。
 
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詩と批評 「ユリイカ」 2007年12月臨時増刊号 

2008年01月28日 12時09分56秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
               総特集 BL ボーイズラブ スタディーズ

 「ユリイカ」 ってのは詩の難しい批評が載っている本だと思っていたら、いつからこんな 「お勉強」 を始めたんですか ! しかも2007年6月に 「腐女子マンガ大系」 という臨時増刊を出していて、これはBLについての2冊目らしい。
 世も末 ? いえ、我らマンガ好きにとっては喜ばしいことか ? 別に腐女子だからといって卑下するつもりは無いけど、お勉強されるほどのものでも。うがった見方をすれば、商売になるほど大きな流れになって来たということでしょうか。

 上のようなこと言っといてなんですか゛、これ実は内容良かったんですよ。私のようなBL1年生にとっては大変参考になりました。すみません私にお勉強させてくれたんですね。
 男性向けの都合のいい 腐女子像 を連ねただけの売らんかなの 「腐女子本」 よりよっぽどまじめに評論してくれてます。

 巻頭の徹底討議は 三浦しをん氏(作家)×金田淳子氏(社会学)×斎藤みつ氏(やおい研究)×山本文子氏(編集者・ライター)の4氏。私は失礼ながら直木賞作家の三浦しをん氏 (平成18年度上半期『まほろ駅前多田便利軒』文藝春秋) しかお名前を知らないけれど、この方たちのお話を聞いていると現在のBL界の現状やら傾向と対策 (?) やらが見えて来ます。
 作家名やコミックス名、作品名がバンバン出てきて読みたくなるもの続出で困りました。但し、私は小説BL本や最近流行のBLCD、BLゲームの類は興味無いので飛ばし読みです。

 ― 基本はマンガ全般が好きで、中にBLマンガ作家さんの好きな人が何人か居る、という立位置です。 (いいわけかい)―

 この対談の最期の方、腐女子 の 腐 は腐っているのでなくて、発酵をしているの 腐 というのがツボにはまって大納得。脳内で発酵か~。

 実はこの1,300円というマンガでもない高い本を買ってしまったのは、7人の作家さんのインタビューが載っているのを表紙に見つけてしまったからで、やまね あやの氏、(私の好きな)西田 東氏、京山あつき氏、(つるさんお勧め)草間 さかえ氏、鈴木 ツタ氏、トジツキ ハジメ氏、アユ ヤマネ氏の皆様の興味深い濃~いお話が載っていました。
 好きな作家さんのインタビューは夢中で読む。へーそうなんだ、あーだからなのね、作品を読んだことの無い人のは作品を読んでみたくなる。

 西田氏のインタビューの中で大学卒業後は医療関係の職場に居たとか、その後は派遣OLをやってらしたとか、非BLも描いていたとか。又、お兄様がいて少年マンガをよく読み育ったというところでは、私も同じだから同じ感覚で好きなのかな、とか思ったり。 (まんだ林檎さんも同じく)
 ファンとしては大変嬉しいお話が読めてワクワクしました。
 
 買ってから早1ヶ月はたつというのにあちこち読み返したり、読んでないところを探してちびちび読んだりずっと机に置いて 愛蔵本 になってます。(笑)
 もひとつ、三浦しをん氏が私と同じ 年下ワンコ攻め が好きだという発見があって ニヤリ と致しました…。
 
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どっちが萌え?バトン その②

2008年01月25日 13時54分43秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
 来週にしようと思ったけど、一気にやらないと人格が崩壊しそうなので (意味不明) 続きをさっさとやってしまおう。

●和服vsドレス
今は 「和服」
 年取るとやっぱり 和服 のよさが分かって来る。街中でも着物着てる人は上から下までじっくり見てしまいます。帯との調和が今ひとつ、とか。お正月でも着る人が少なくなって残念ですね。若い子の振袖より中年以降の渋い着方の人を見たいのに。
 男のマンガ家で 着物 の書き方が上手いのは 弘兼憲史氏 立ち姿のみならず、動いている時の描き方も上手い!と思ったら、実家は岩国市の呉服屋さんでした。
 もちろん小学生の頃は 水野英子先生やわたなべまさこ先生のひらひらドレスを真似してお姫様を描いてましたよ。

●妖怪vs幽霊
「妖怪」
 幽霊は怖いでしょ。私は見えない人なのでほっとしています。知り合いに見える人結構います。マンガ (ゲゲゲのキタロウとか百鬼夜行抄 ? ) のお陰で妖怪はユーモラスで人間に害のない印象が強くなりましたね。

●刀vs銃
「刀」
 時代物好きなので洋の東西を問わず銃より古い 刀 の方が、魂宿っていそうで良い。銃は即物的よね。

●幼馴染vs同級生
 うーん、どっちも年齢は近いわけよね。どっちかといったら語感から 「幼馴染」

●口ヒゲvs顎ヒゲ
 ひげはもともと萌えないんだけど、この間読んだ 「エマ」 外伝のメルダース氏の口ひげがエロかったから 「口ヒゲ」

●黒オーラvs白オーラ
 どっちかいったら「黒オーラ」 
 真っ白より、酸いも甘いもかみ分けたグレーオーラがいいんだけど。

●アニメ派vsマンガ派
 断然 「マンガ派」 。
 マンガ読むので忙しくてアニメ迄手が廻りません。 tooru_itouさんお奨めの 「蟲師」 は見た中ではピカイチでしたけど。

●美少年vs美青年
 年とともに、「美青年」 になって来ました。
 昔はジャニーズ系美少年も好きだったけど、流石に自分の年からいって末っ子にもならなくなって、もう少ししたら孫になっちゃう~~ BLもせめて高校生からにして欲しいし、リーマンもの (美中年) もオッケーです。

●ツンデレ眼鏡vs笑顔が眩しい好青年
 「笑顔が眩しい好青年」 
 ツンデレを攻略して、という手順がもうめんどくさい年齢。

●野球少年vsサッカー少年
 「サッカー少年」
 中学の時からサッカー部の子がカッコイイと思っていた。TVでは野球ばかり見ていたけれど。サッカーは天皇杯決勝くらいしかTV放送がなかったのでは。

●ドジっ娘vs眼鏡っ娘
 まだしも 「眼鏡っ娘」。
 昔の少女マンガの王道、どじでマヌケな、でも可愛い女の子が素敵なイケメンに愛されてっていうストーリーは当時から嫌いだった。そんなにバタバタする必要も必然もないのにガキはこれだから・・・なんて冷めた目で見ていた可愛くない、良く言えば大人っぽい子供だった。みんなそうでしょ。

●恋vs愛
 マンガなら 「恋」 のハッピーエンド。
 現実にないものを見たいのがエンターティンメントでしょ。リアル社会では密かな片思いは出来ても現実に両思いになるにはいろいろ問題があるわけで・・・。
 「愛」 は夫婦愛とか子供を愛するとか現実にもあると思う。
 
●お色気流し目vsおねだり上目使い
 「おねだり上目使い」 
 もちろんいろいろ条件付。相手が 年下ワンコ攻め (又出た) で、私にかまって欲しくて欲しくて、「ね~、かまってかまって」 と上目遣いならかまっちゃる。先日読んだBL 「北上 れん ホネヌキにされたい」 の年下攻め君よかったよ~。ユリイカに褒め記事が載っていたのでブック○フで買ってみた。又作家買いの人が増えそう。

●田舎っ子vs都会っ子
 「都会っ子」
あんまり素朴すぎても・・・。

●『お前がいい・・・』vs『俺じゃ駄目か・・?』
 『お前がいい・・・』
 自信がなくたって、お前が~と言って欲しいのが女心というもの。~駄目か ? ではいかにも自信がなくて付いてく気にもなれない。
 でもな~、はしにも棒にも掛からないヤツにお前が~と言われたって、「何様 !」 と思ってしまうのも女王心。

●赤目vs青目
 良く分からないのだけど、赤目ってなに ? アニメの表現かしら。白土三平氏の 「赤目」 ならむか~し読んだ。

●泣き顔vs笑顔
 「泣き顔」
 そりゃ、笑顔が見たいけど、萌えるマンガというなら、我慢しようとして出来ず、人知れず泣いている表情の描ける作家さんが好き。

●いつも笑ってるヒトのまじめな顔vsいつもまじめなヒトの笑った顔
 「いつもまじめなヒトの笑った顔」
 厩戸様が蝦夷の子供を見てにこっと笑ったシーンには萌えました。それまでは凍りついた笑顔しか見てなかったので、初めて厩戸が人間に見えたような。

 ただし、BLではいつもニコニコ可愛い年下が、いざその時に (いや~んどの時 ?) 余裕無くして真剣に迫ってってのも萌えるのよね~。
 
 だからどっちやねん !

●先生vs師匠
 「師匠」
 学校の先生より、美容院のスタイリストとか、医者 (は先生か) とか手に職系に弱いのよ。

●『君に本気になっちゃ駄目だね・・・』vs『どうしたら君に本気になれる?』
 『君に本気になっちゃ駄目だね・・・』
 イケメンならどうぞどうぞ本気になって。でも『どうしたら君に~』 なんて言う人いる~ ? その程度のお気持ちなら本気にならなくても結構よ、でしょ~ ?

●『今夜、泊まってく?』vs『今日は帰したくない』
『今日は帰したくない』
 気持ちは泊まって行きたくてもこっちに決断を投げられたら困るのよ。こう見えても古い奥ゆかしさを持ってるんだから。

●無口vsお喋り好き
 男はやっぱり 「無口」 の方がいいな。必要最低限はしゃべってよ~。

*追加質問です。

●日に焼けた肌VS白い肌
 「日に焼けた肌」
 もともとは白くてもいいけど、男の子はね、ある程度元気良くお外で遊んで日焼けしてないと。


 はぁ~。終わりました~。いつもはそ~っと隠しているつもりの女王様気質が白日の下になってますね。自分の一貫性のなさにも呆然。好みの男なら性格はどうでもいいのがバレバレ (恥 !)
 人の読むのは面白いのよね~。①に続き、どなたか持って帰ってくださいな。
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どっちが萌え?バトン その①

2008年01月24日 17時25分25秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
 最初に見たのは、夜さん のブログで、答えが自分と同じだからやらなくてもいいか~とか思っていたら、すずさん のブログでご指名受けてるじゃないですか~ こりゃやらずばなるまいと。私がやるとよりBLぽくなるかも・・・。


●ブレザーvs学ラン
 学ランかな~。高校は女子高だったので、中学時代、同級生のガクランが年とともにくたくたと貫禄ついてくるのが少年から青年にと代わる年頃に重なって、今考えると色っぽいかも。

●爽やか系vs秀才系
 爽やか系。おばかはいやだけど、イヤミな秀才はもっと嫌い。厭味じゃなければ頭良い人がいいけど、これまた勉強が出来るというのとは違うよね。秀才って言うと勉強が出来るという印象が強いので。

●黒縁眼鏡vs銀縁眼鏡
 眼鏡キャラは好きでも嫌いでもない。あんまり萌えないからどっちでもいい。

●照れ顔vs膨れ顔
 「照れ顔」。膨れ顔ってふくれっつらという意味 ? それ、めちゃ可愛い女の子の武器よ、男はやるな。

●秀才眼鏡キャラvs鬼畜眼鏡キャラ
 どっちか言われたら「秀才眼鏡」。鬼畜ってどの程度 ? (BLで考えないように)

●『愛してる』vs『ずっと君の側に』
 「ずっと君の側に」愛の対象は変わるもの。安定志向の私は家族になって貰った方が安心する。

●受けvs攻め
 断然「攻め」で~す。これって自分が女だから、BL読んでても自分が受けだと思って読んでるのかな~。

●年下vs年上
 どっちでもオッケーよん。まー、下は話が合わないから流石に25歳以上ということにしておこうかな。昔からおじいちゃん受けしてたので、色恋抜きなら上はいくつでも。

●硬派vs甘えん坊硬派
 「甘えん坊硬派」年下ワンコ攻め好きなので、そんな感じでしょ。

●長髪vs短髪
 女の子は長髪好きかな。実は若い頃は、髪の毛長くなきゃ女じゃね~とばかりに自分も長くしていましたが、年取ると白髪とか色艶の関係で短くないと手入れがきついよね。男の子は好みならどっちでもいい。

●ツンデレvsヘタレ
 どっちかなら「ツンデレ」。「ヘタレ」は嫌い。大人じゃなくちゃ。

●ショタvsオヤジ
 「オヤジ」。「ショタ」は考えられない。

●眼帯vs包帯
 どっちかなら「眼帯」。包帯萌えって守ってあげたいという気持ちなの ?

●バスケットvsサッカー
 リアルならサッカー。マンガのはあまりよく知らない。(スラダンも読んだことない年寄り)

●『メチャメチャにしてやるよ』vs『どうして欲しい?』
 どちらかなら「メチャメチャにしてやるよ」今までの答えと整合性がないなぁ。

●猫耳vs兎耳
 もちろん 「猫耳」 。でもリアルに猫耳の男子が甘えてきたらぞっとするかも。

●不思議系vs天然系
 まだしも「天然系」。不思議系って、お前考えてやってんだろ ! ミエミエだぞっみたいな~。

●足組み(座ってる時)vs腕組み(立ってる時)
 「足組み」。長い足を持て余してって見てみたい。リアルでは姉に、「又足の短いボーイフレンドなの」 とさげすまれてました。

●タレ目vsつり目
 「つり目」。厩戸様はつり目だよね。

●銀髪vs黒髪
 「黒髪」。最近洋物は現実みなくて国内産イケメンが好みです。そりゃ見てる分には紅毛碧眼はいいけどね~。

●ボケvs突っ込み
 「突っ込み」。夜さんの

>「ボケ」のどこに萌えろと?

に同意見。

●主人公vs悪役
 これも、ものによるのよね~。処天は主人公のウマー (厩戸) で、しまりんごは主役二人だったけど、萩尾 望都氏の長髪イケメン脇役やBLの短編などでは相手役や邪魔する役に萌えるいい子がいたり。

●浮気性vs一途
 そりゃやっぱり 私に 「一途」でしょ。

●M攻めvsS攻め
 「S攻め」ほっほっほっ、女王様の私になんてこと聞くの。女王様も年取って経験豊富になると、単なるM攻めじゃ物足りないのよ。いつもは偉そうなSをイジメ攻めてこそ本当の女王様でしょ。

●殺伐vsのほほん
 これもどっちもいいんだけどな~。現実では味わえないスリルとサスペンスを求めて 「殺伐」。

●金髪vs茶髪
 どうせなら「金髪」長髪よ。ついでにブルーアイにしてね。

●小悪魔系vs姫系
 「小悪魔」 ・・・軟弱な姫はいらん。

●優しい嘘vs残酷な真実
 マンガの中なら 「優しい嘘」 。現実なら 「残酷な真実」 現実では結局後で始末しなければならないから早いほうがいいっしょ。

●メイド服vsセーラー服
 どっちも萌えん。セーラー服は私着てたもん。それも当時 東京一 人気があった夏服グレーのヤツ。あっでも 「ベニスに死す」 のビョルン・アンドレセンがいたか。アレには逆らえない気が・・・する。

●うなじvs鎖骨
 男の子なら断然 「鎖骨」

●手先vs足先(裸足)
 「手先」 わたし手フェチなんです。


 は~つっかれた。書いてるうちに一貫性がなくなって、ぐずぐずになっていくのが自分でも分かる。結局どっちでも好みならいいのよね。

②は来週にします。どなたかお持ち帰って 
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今宵も奴隷の上でゆったりと

2008年01月23日 15時57分05秒 | 猫・犬・動物
          入院疲れを癒している亜美嬢です。

 入院中はぐったり手を伸ばして臥せっていて、死んだのかと思って看護士さんがびっくりしたとか。いえ、家でもそうやってぐったり寝てるんです・・・。

 あっ、奴隷とはもちろん 我がだんな のことでございます。写真右にあごが見えますね。猫に胸の上に乗られると何も出来ないものですが、嬉々として乗せているのを見るにつけ 我がだんな ながら猫バカも極まれり、という風情で情けなく又嬉しいものでございます。(はっ・・・な・なんか違う) 
       

 今回の入院は歯石を取る手術でしたが、ぐらぐらしている歯も一緒に取りました。年取った犬猫は良くやる手術だそうです。先生に聞いたときはドライフードが食べられなくなるのではと心配しましたが、説明されたとおり2~3日後にはポリポリもなんなく食べ (飲み込んでいる模様) 元気に退院してまいりました。

 歯石をそのままにしておくと、ばい菌の繁殖を招き病気の元となるそうです。今まで抗生物質のお薬が欠かせませんでしたが、これからは少し減るようです。減ると言っても現在毎日錠剤5つぶ (1/4に割ってあるものを1日に2回)、猫カンに振りかけてやるもの、浣腸の薬、目薬2種、耳の薬2種、2日に一度の皮下輸液と数えてみたら12種類も貰っている~~

 たまたま一番近くて、おとなしい亜美にゃんを自転車のカゴに入れて連れて行けるところに通っていますが、東京大学出身の先生で最先端医療を知っている方らしく、昔ながらの動物病院のやり方とはちょっと違うような感じです。機械類も最近は、昔と違って人間並みにいろいろあるんですね。
 週に一度は必ず通院しなくてはならないし、先生は完璧すぎてわたしなど付いていけなくなりそうになりますが、とても信頼しています。ご本人は30~40代の大柄な優しい男性の方ですよ。

 だけど、切実に少しはお薬が減って欲しいです。
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安野 モヨ子 「さくらん」

2008年01月22日 09時29分16秒 | マンガ家名 あ行
 講談社 イブニングKCDX 2003年11月6日初版 写真のものは20版 

            満天さんにお借りしています。

 このお借りしている本の帯には、2007年2月に封切られた映画の宣伝が載っている。私が最初にマンガ喫茶で読んだ当時は映画の話は聞かなかったから、本が売れて評判になって映画になったのか、映画になるからもっとコミックスが売れたのか、版は2007年2月で20版目。どっちも当たっているかと。
 映画は見てないが、(見たかったが) 土屋アンナの主人公 「きよ葉」 はマンガにそっくりに見えます。

 今回満天さんにお借りして再読したのだが、このイブニングKCDXというのは全部こういった懲り方なんでしょうか、変わった装丁でいいですね。ハードカバーでないのにカラーページ全部再現の綺麗な仕上がり、なのに 小口 本の切り断面 はわざとぎざぎざで、真っピンクな色付きで色っぽい。
 一見、コンビニで売ってる再販物のコミックスみたいでお値段も厚さの割りに900円とお手ごろ価格。

 連載マンガが最初にコミックスになった時、以前だとカラーページが濃淡のモノクロになってしまって、読者はどんな色だったかな~と思いをはせる。そして後で完全版と称して扉絵カラーページも再現 ! なんて言われるとついつい引かれて、又買ってしまうから、初めからこういうのは嬉しいわ。

 内容は・・・ 表紙を見るとおり江戸時代吉原遊郭の中の遊女のたぶん一代記。たぶんというのは、1巻ではまだ主人公 きよ葉 は20歳前だと思うから。子供の時から遊郭育ちのじゃじゃ馬というより暴れ者 ? な主人公 きよ葉。 だけど遊女の哀歓もたっぷり見られます。
 参考文献もしっかりと、衣装や小物や遊郭の建物を見ているだけでも興味の尽きない時代物好きな私。七五調の状況説明文も江戸っぽく、セリフも粋でとにかく面白く読める。3度4度と読み返しました。

 巻末に1巻と有るので、もっと続きが読みたいのだが、2005年1月よりイブニング誌で第2部がスタートしたものの連載は停止しているらしい。今は安野氏は他の作品 (TVドラマになった働きマンとか ?) が忙しいから時代考証等で手のかかりそうなこの作品は描いてる時間がないのかなぁ。残念。
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COMの中の 泉谷しげる投稿作品

2008年01月21日 09時30分06秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
    COM 1969年2月号 ぐら・こんまんが予備校 児童まんがコース投稿作品 作者名は、ひらがなで いずみやしげる となっている。
 
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の泉谷しげるの項目に → 泉谷 しげる

 漫画雑誌『ガロ』に投稿し、漫画家を目指そうとしていた とあるし、どこかで見た泉谷氏のイラストにも絵柄が似ているので、COMのこの投稿作品も当時20歳、いまや俳優でシンガーソングライターの 泉谷しげるさん (本名 泉谷 茂)なんだと思う。 

        公式サイト → "IZ"

 9ページの作品で全部は載っていないが、選者の つのだじろう氏 の解説を読むと私には児童まんがというよりギャグまんがや風刺まんがに近いものに思える。
 マンホールから突然出てきたゴリラそっくりの獰猛そうな男が、世の不条理を腕力で一瞬にして解決し、又元のマンホールへ帰っていく、というようなお話らしい。全学連と機動隊を一まとめにして月世界へ殴り飛ばす、なんてエピソードは痛快である。

 この号は選考がむずかしかったらしく、佳作作品が全ページ載っているあとで7作品小さく紹介されているが、そのうちの三番目で総合点600のうち350点取っている。半分ちょっとと思うなかれ、このまんが予備校で300点以上行く人はまれなのだ。
 とくに選者の つのだ氏 は、

 企画の着眼点は今月の作品中随一 ! ぼくが数年来あたためていた企画とまったく同じでびっくりした。こうなるとプロももたもたしてはいられない。じつにりっぱ、りっぱ ! 

 と手放しで褒めている。着想が当時から人と違っていたのでしょうか、その後の歌作品の歌詞にも通じているような気がします。

 その後、まんが家にはならないで歌の方に行かれたようですが、最初に所属していたエレック時代のアルバムの再販版のアートを自身のデザインにしていたり、映画 (狂い咲きサンダーバード) の美術を担当したり、画家としても活躍しているようですね。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 泉谷 しげるの項を参考にしました。)


 おまけ画像  ↓   この号のぐら・こん支部だよりに載っていた「みなもと太郎君の 真夜中のこねこ 1カット」 


                     


                     可愛い~~みなもと先生いくつの時なんでしょうか。


 PS. ちゃととさんから、長年の疑問が解けました、と嬉しいコメントを頂きました。こういうことってありますよね~。お役に立てて私もとっても嬉しかったです。
 今後もCOMのことで何かあったら、漫画好きな方ならご遠慮なく問い合わせください。なにしろ初期COM全巻を持っていることが、私が唯一漫画好きの皆様にお役に立てることなんで。出来たら何年ごろとか、夏だったとか秋だったとか分かると探しやすいんでお願いします。
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ほし よりこ 「今日の猫村さん」 1~2巻

2008年01月18日 10時22分27秒 | マンガ家名 は行
  
      マガジンハウス刊 ネット連載 本は今のところ2巻刊行済み

 ネットで読みたい方はこちら、登録制 → きょうの猫村さん


 行きつけの動物病院 (行きつけになりたくな~い) の待合室にある本第2弾。

                 ↓  こんな感じ

                 
             

 ご存知ネット上で1日1コマづつ更新されていたマンガが本になり大評判 ! 
 お話 人情超ベタ なんだけど~。 猫の家政婦は見た ! です。中に連続TVドラマのシーンがあって、それも同僚の家政婦さん共々、おばちゃん好みのベタベタ設定。けれど引き込まれてしまうのはなぜ…結局日本人てこういうの根っから好きなのね。

 絵は鉛筆描きでヘタウマ風~。で、でもね、この方絵がうまい人だと思っているのは私だけかしら ? 簡単な線で表情なんかドキッとするときがありますよ。
 
 ほのぼの脱力系マンガなんて評判だけれど、作者はほのぼのマンガ描いてるつもりはないと思うな。しっかりとストーリーも進んでいて、勤めている犬神家のなぞもまだまだ解明されていないし、早く3巻が出て、○橋動物病院さんが早く買ってくれて、続き読みたいな~。(相変わらず他人頼り
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