猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

かに道楽 新宿本店

2016年02月28日 09時44分29秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
一度やってみたかったんです。
よくテレビでやってる、かにのむき身をあ~んと口に持って行くシーン。
折しも冬の金沢などの旅番組でバンバンそんなシーンが出てくるし。
でも、寒がりだから冬の日本海側なんか行けないよ~。

で、やってまいりました新宿は かに道楽新宿本店さん 。

     ホームページはこちら  →  かに道楽新宿本店

実は去年の夏から「若尾文子映画祭 青春」や 「市川崑映画祭」で足しげく通っていた近所にあるんです。(笑)
前を通るたびに アレ をやってみたくてみたくて…。
この冬の間に絶対来てやろうと思って、計画練ってやっと来られました。
でもランチですけど。
いっぱい写真撮ったので、まずはどんどん載せます。

     ↓ お店のあるビルの一階にあるショーウインドー




     ↓ かにの箸置きが可愛い



     ↓ お店はビルの7階・8階になります。目の前は花園神社の裏参道



     ↓ お店の中には北前船 ? の大きな模型が



     ↓ 頼んだのは 冬菊 というかにしゃぶのコースです。まずは活毛がに半匹盛り



     ↓ 次はかに刺身。これ一番♪美味しかった。



     ↓ せっかくだからと今しか食べられない セイコがに盛り 一匹頼みました。



     ↓ かに茶碗蒸し



     ↓ タラバかに天婦羅



     ↓ いよいよかにしゃぶのお鍋が登場。おもっ! 重厚! 綺麗! かにの形してます。



     ↓ 薬味の数々



     ↓ 材料登場



ズワイ蟹の脚とつみれ、タラバ蟹です。

     ↓ 雑炊にする前に飲むスープ用の器



     ↓ かにしゃぶの説明書き



     ↓ おなべ投入 ♪







    ↓ お姉さん雑炊作成中





    ↓ 完成 ♪



    ↓ デザート2種 どんだけ蟹さんがいるの ?





    ↓ お手洗いに行ったら手洗いの所にも蟹さんが !



大満足でしたが、こんなコースはそうそう食べられません。
しかしメニューを見るとランチでリーズナブルなメニューもあるので、又気軽にお昼に来られるかな、と思っています。






          やっぱりグルメブログから抜けられないトミー。










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木曽路でランチ

2016年02月23日 20時29分09秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
         ↑ お造り

又木曽路の話題ですみません。
先日の法事で木曽路のカードにポイントが溜まりました。
そこで早速ランチに !
法事の時はゆっくりとお食事を楽しめなかったので、お昼に美味しいもの食べてやるわい ! 
っと勇んで出かけ、食べたのは昼御膳の 妻籠 ~つまご~  2,000円 です。

     ↓ 焼八寸



お魚が美味しい。

     ↓ 一人鍋



白魚と豆腐のお鍋。

茶碗蒸し、揚物、御飯、汁物、香の物、と続いて、(この辺は前回とさして変わらないので割愛) 

     ↓ デザートの わらびもち



もっちり、しっかりした わらびもち でした。
全体に春のイメージで、お造りにも桜の小枝が付いていたり、やはりお造りにこんにゃくが有りましたが桜色だったり。
焼き八寸にも桜の花が有りましたね。
白魚も春の魚です。
同じランチコースでも、季節によって工夫したお料理が出てくるのでこちらはお店を違えても何回も通ってしまいます。





                    次はグルメじゃない話題にしようと思うトミー。むむ。


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もて茄子や 22

2016年02月21日 18時58分03秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
       ↑ 宴会用のお刺身盛り合わせ 人のです。綺麗だったので写させてもらいました。

もて茄子や、今回は晩冬のお薦め中心です。

      ↓ 晩冬のお薦め メニュー



      ↓ まずはお通し お豆腐の海老あんかけ



海老のカリカリが残っていて香ばしいです。

      ↓ 寒平目のお刺身 660円



右のえんがわが好きです。
もっちもち !

      ↓ 定番、あん肝ポン酢 500円



分厚いね。

      ↓ お好み焼き 680円



締めでなく、今お好み焼き ?
と思われるかもですが、山芋100%のふわふわトロトロなんですのよ、これ。
しっかりした味で、おつまみになるんです。

      ↓ スミイカの刺身 620円



あぶった右のが又旨い ♪

      ↓ 温 牛すじ大根 520円



上品な出汁の味。大根も味が染しみしみ~。
美味しかったので、出汁全部飲みました。(どや)

      ↓ お酒 山田錦 仙禽 一杯900円





なめてみたら甘かった。
それしかわからない酒音痴のトミー。

      ↓ ヘルシーキノコの玄米クリームリゾット 680円



相変らずクリーム加減が美味しいです。
これ、大好きで〆ご飯として毎回食べたいくらいなんですけど、他の〆ご飯も美味しいから毎回悩むのよね~。

      ↓ じゃこと高菜のチャーハン 600円



今回は人数いたのでこれも食べられました。
さっばりしてこれも〆に美味しいんですよ~。





       他のカテゴリーは諦めて、グルメブログに転向しようかと思うトミー。




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木曽路 の宴会料理

2016年02月20日 19時42分03秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
        ↑ 先付(左)と前菜(5種類)

先日 だんな の七回忌を執り行いました。
だんな が亡くなって丸六年も経つと親戚の出席もだいぶ減り、以前よりは寂しい感じになりました。
が、とにかくけじめとして主催する自分の気持ちはマックスで、少しはっちゃけ気味で余計なことまで言いそうで慌てました。

お寺さんの法事そのものは厳粛に滞り無く終わり、場所を移してお食事会となりました。
毎回法事の際に利用させて頂いている 木曽路さん に今回もお願いしました。

         木曽路ホームページ → 木曽路

私もほっとしたところで食事を楽しむことに。
とはいえお招きした親戚たちに心を配り、お酒の追加やらおつまみは足りているか、デザートには果物をつけて、お部屋担当のスタッフさんには心づけを忘れず、と気が休まりませんでしたがね。
それはともかく、こちらのお料理はいつも美味しいので楽しみです。
白菊(しらぎく)というコースにしました。

写真をずらっと載せます。

まず先付と前菜(5種類) トップ写真が入ります。

     ↓ お造り(3種)



     ↓ 煮物



     ↓ 焼き物



     ↓ お凌ぎ お蕎麦でした。



     ↓ 留鉢



     ↓ 揚げ物



     ↓ 御飯、汁物、香の物



ご飯の上に乗っている佃煮が美味ですよ。お土産にあります。

     ↓ デザート(1種)シフォンケーキでした。上のマンゴーは追加したもの



皆さんのお土産として牛肉の佃煮などの詰め合わせをお渡ししてお開きとなりました。
奇をてらった料理ではなく正統派日本料理で、全部非の打ちどころのないお料理でした。







                  まだまだ次回もグルメブログのトミー。





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日本料理 明日香  泊舟 でランチ

2016年02月18日 19時10分14秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
         ↑ 私の頼んだ特選弁当 女性人気No.1!だそうです。

先日友人とランチをするので北千住駅近く 丸井 の上のレストラン街に行き、こちらのお店でお昼を頂きました。  ↓

     お店のホームページ → 日本料理 明日香  泊舟

こちらは 手作りの湯波や豆富や生麩 を中心に、旬の野菜なども美味しい和食屋さんです。
私はちょまちょまといろいろ出てくる特選弁当を頼みました。 2,200円  ↓



生湯葉などももちろん美味しいんですが、魚の西京焼きとか、お野菜がとにかく美味しくてここのお料理は大好きです。
豆ごはんも懐かしい味でおいしいわ~。
デザートのわらびもちまで美味で大満足。

        ↓ こちらは友人の 朝一番湯波御膳 2,000円



こちらも湯葉が美味しそう。
友人もお腹いっぱいと言ってました。
二人で子供の頃食べたあれやこれやの家庭料理に話が弾みました。
なぜかそういうことを思い出させるお味でしたね。

他にも平日ランチ限定(平日のみ)煮魚膳1,390円や、てんぷら膳1,550円などもあり、気軽に美味しいお昼が頂けます。
店内はビルの中とは思えない凝った作りで、法事や同窓会などの大人数にも対応できそうです。
駅近くでランチから宴会まで対応できる美味しいお店を知っているのは 大人のたしなみ ですから、こんなお店をもっと知りたいものです。





                    まだグルメブログが続くトミー。
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NINJA AKASAKA  忍者 赤坂

2016年02月16日 10時36分24秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
      ↑ 入り口の写真

昔からの友人と、何年振りかで赤坂見附のレストランに行ってきました。
お店は彼女お薦めのエンターティンメントレストランというのかな、忍者をテーマにした
「NINJA AKASAKA」外国人にも大人気 ! (笑)
彼女曰くこういうお店にしてはお料理が凝っていてしかも美味しいとか。
久しぶりの夜の東京ど真ん中レストランということで嫌でもテンション上がります。

    お店のHP → NINJA AKASAKA  忍者 赤坂

赤坂見附駅の真ん前、赤坂東急プラザ1Fにあるお店に入ると、早速お部屋専任の忍者に案内されて暗くて狭い道をあちこち歩かされます。
途中には道が無くなっていたり、術を使って扉を開いたり。(笑)
ディズニーランドのアトラクションに行くまでの道のり ? みたいな楽しみが有ります。
躓いたりするとあっ、敵の攻撃が(笑)とか突っ込まれながらお部屋まで楽しく行けます。
部屋ゾーンに着くと滝が有ったり、お花が飾ってあったり綺麗です。
個室も古民家風に凝った作りになっていました。   ↓



お料理のコースは、大和魂コース 今だけ\6,999、初めてご来店の方におすすめのコースということでした。
お料理とかお酒とかいろいろ説明してくれましたが、楽しくて美味しくて覚えていないので簡単に写真だけ載せます。



暗くてはっきり見えませんが、上の方にグリッシーニというイタリアの堅いパンのようなものが手裏剣の形をして刺さってます。
それに手裏剣型に抜いたディップを塗って食します。   ↓



      ↓ 机の上のしつらえ


 
      ↓ 忍者カクテル



      ↓ トマト味だったな お楽しみ というたぶん毎日違う前菜の一つ 海老入り



      ↓ サザエ爆弾焼き エスカルゴもどき



      ↓ 火をつけるとこう !



      ↓ 真っ黒クロスケみたいな コロッケ



      ↓ こぼしてしまったらもう一杯持ってきてくれた カクテル 感謝。



      ↓ 名物 灼熱投石鍋 葉隠之術(和風ブイヤベース)







豆乳味で野菜だらけなのになぜか美味しかったです。

      ↓ 忍びの衆(シュー)



上を開けるとこう  ↓



どうも暗い場所で撮ったのであまり写真が綺麗に撮れていませんが勘弁してね。

      ↓ 又忍者カクテル それぞれ因んだ名前が付いてますが忘れました。



      ↓ 冬味のアイスキャンディ



      ↓ 本日のメイン 肉料理にしました。



      ↓ お食事 特選握り寿司とロール寿司



      ↓ 本日のデザート かえるさんのチーズケーキの中にフルーツが。



      ↓ 後姿(可愛いん)



彼女はロボットレストランとかのエンタメレストランによく行っていたようで、そういうお店はお食事がイマイチの事が多かったようですが、こちらは彼女お薦めというだけあって本当にお料理凝っていて美味しかったです。
お友達を誘って自慢するには良いところですよ !





        次もグルメ記事ですっかりグルメブロガーのトミー。



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私の市松人形に新しいおべべができました。

2016年02月14日 10時19分29秒 | 雑記
      ↑ 私の七五三の時の着物です。

      ↓ 後姿



姉が作ってくれました。

以前も記事にしたことありますが。
うちには65年以上前に姉達の為に買われた市松人形が有ります。
姉二人にそれぞれ二つあったのに、三女の自分には買ってもらえず、長い間 恨み に思っていました。(笑)
月日が流れ見事な七五三の衣装(ハコセコまで付いた豪華なもの)と、夏の浴衣を持っていた いちまさん も顔が薄汚れ、髪もぼさぼさのまま押し入れに放置されていました。
今だっということで。(笑)
「これ、私が貰っていいよねー」
と拉致して、浅草橋の人形屋さんで髪の毛とお顔を直してもらい、現在に至ります。

その際人形の着物も買ってあげたいとお値段聞いてみたんですが、お人形一体とたいして変わらないお値段でした。
つまり小さなお着物ってのは凄く高いんですよ。
30年くらい前で40万くらいしてました。(わぉっ)
で、買ってあげるのは諦めました。
ごめんね。

最初は残っていた薄い浴衣を着ていました。
その後姉が母親の産着だったという着物を持ってきて少し直して着つけてくれました。

      ↓ 前に着ていた着物。



母親の産着ですから、90年近く経っているので日焼けしてしまい薄ボケています。
人形65年、着物90年ですから、私が寝ている間に廊下や階段を歩いて遊んでいるのではないかと…。

前から姉が新しい着物をつくってあげる、と言ってせっせと作ってくれていました。
しかしいろいろと忙しい姉の事、何年越しかでやっと完成したので持ってきてくれました。
材料は私が七五三の時に来ていた子供用の着物です。
着付けやすいように上下セパレートになっています。
帯も前の見えるところだけ、後ろはひもで結んで、帯結びは作っておいて帯に挿す、とか工夫しています。

小さな人形に合うように柄を考えたり合わせたり、人間用の厚みのある着物地を全て手縫いでちまちまと縫ったり。
こんな細かい事裁縫嫌いの私にはとてもできないので、作ってくれた姉には大感謝です。
お人形さんも絶対嬉しいと思っていますよ !
もう一枚夏用のを作ってくれてましたが、一枚着つけるので二人で汗かいてしまったので、夏になったら又来てもらって着つけてもらうことにしました。

これを機会にいちまさんに名前も付けました。(秘密)
ほんとに良かったね、私のいちまさん。





  

   「トーチソング・エコロジー」を読んで、いくえみ綾さんにはまりそうなトミー。




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市川崑映画祭 5 「炎上」

2016年02月09日 20時13分56秒 | 映画
すみません。今回はポスター写真など有りません。
2015年巣開催された第65回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にて上映されました。
それだけ 市川崑監督 の評価が世界的にも定まっているということですね。

原作は三島由紀夫の「金閣寺」。
市川雷蔵が現代劇初出演、これだけでも評判になったと思います。
しかも吃音の少年~青年役で、すっぴんの顔を出しています。
メイクは必ず自分がやり、素顔とメイク後の顔のオーラが別人みたいだったという雷蔵ですが、その後の「ぼんち」(1960)「破戒」(1962)など現代劇の傑作の始まりだと思うと感慨深いです。

     Movie Walkerのページ → 「炎上」

友人役の 仲代達矢 が鬼気迫る演技でした。
大学の足の悪い友人という役でしたが、障害を持つ同志 ? として近づいていく 吾市(雷蔵) に対して終始屈折した態度で接しています。
吾市の父親の友人で、父親亡き後世話になっている寺の住職 田山道詮老師役 で 二代目中村鴈治郎 が又達者な演技で。
その他若さあふれる 中村玉緒、色っぽい 新珠三千代、いつ見てもおばあちゃんの 北林谷栄 などが出ています。

三島由紀夫の「金閣寺」を読んだ方は実際の事件を元にしたストーリーでしょと思うでしょうが、金閣寺(映画では驟閣寺)に火を放った 吾市 の心の闇を丁寧に綴った心理劇ともいえるものです。
暗い映画です。
最後も救いが全くない。
でも吾市のあの顔、この表情が見終わった後も何度も思い出してしまう。
こういう映画はやはり傑作と言えるんでしょうね。

私が見た市川崑映画祭もこれで最後になりました。
見られなかったけれど、ポスターを撮影したものを最後に載せます。

      ↓ 「ど根性物語 銭の踊り」勝新太郎主演(左)、「破戒」(右)



      ↓ 「股旅」市川崑初めてのATG作品(左)、「太平洋ひとりぼっち」石原裕次郎主演(右)








         若尾文子映画祭のように、アンコール上映を切望するトミー。





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市川崑映画祭 4 「おとうと」

2016年02月07日 12時30分41秒 | 映画
        ↑ 右側が当時のポスターです。

      ↓ もう一つポスター。これも右側です。



Movie Walkerのページ → 「おとうと」

わたし、1976年の「おとうと」の方は確か見たんだよね。
碧郎(弟)を 郷ひろみ がやり、げん(姉)は 浅茅陽子、小説家の父(幸田露伴)を 木村功 がやったバージョンです。
こちらの方はここを読んでいる方たちも覚えているかもしれない。

今回見たのは 市川崑監督の1960年封切り作品。
碧郎は 川口浩 げんは 岸惠子 継母に 田中絹代 父親に 森雅之。
川口浩は最初演技下手だなと思ったけれど、それも初々しくてよいな、と思ったり。
岸惠子の姉役は真面目でおとうと曰く「自分は美人でもなくて、偏屈でこちんとしている娘」ってところがぴったりだと思った。
継母の田中絹代 !
美人女優として有名だったけど、こういう偏屈な年取った継母役なんかうま~く演じて見ていて憎らしくなるほど味がある。
父親の幸田露伴役の 森雅之さん。
黒澤明監督の、『羅生門』(らしょうもん)1950年(昭和25年 出演は三船敏郎、京マチ子その他)に京マチ子の夫役で出ていた方です。
この人のお名前が亡くなった だんな の名前に縁が有りまして。
同じ名前ではないですけれどね。
それを知って以来、この人が出てくるとしみじみ見てしまいます。
若い頃は正統派二枚目俳優さんですよ。
羅生門の頃も素敵です。
羅生門のビデオを見たら三船敏郎ばかり見ていないで、ぜひ京マチ子の馬を引いているこの人も見て !

話がそれましたが。(笑)
特別大事件が起こるわけではないけれど、見終わると家族の事に思いを致したりして。
ちょっとセンチになったりする映画です。
自分的には家族を亡くす場面がきつかったですが。
テレビで放送してもらえないかなと思うほど良い映画です。








            次回は雷蔵の「炎上」を見るトミー。







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市川崑映画祭 3 「細雪」

2016年02月01日 11時15分24秒 | 映画
     ↑ 市川崑映画祭の3枚綴り券 3枚で3,000円とお得でした。

市川崑映画祭の三番目に見たのは 東宝創立50周年記念映画 にして文芸大作「細雪」です。

     Movie Walkerのページ → 「細雪」

これも今回の映画祭で見るのを楽しみにしていた作品です。
原作は谷崎潤一郎の同名小説で、脚本は「幸福」の市川崑と同作の日高真也の共同執筆、監督も市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当しています。
期待にたがわずの大作でしたが、私はもう冒頭の4姉妹の花見のシーンの女優陣の着物姿にうっとり~。
大阪船場の老舗に生まれた4姉妹の物語ということで、豪華な着物が出てくること出てくること。
全編を通しての着物や当時を再現した洋装などを見ているだけでも目の保養というか、勉強になるというか。

時代は戦前の昭和13年からの一年間が舞台です。
今は傾いて家業を手放したとはいえ、船場の老舗に生まれた4姉妹。
家長として何かと本家ということを気にする長女の 鶴子。
それに反発しているが、長女の悩みもわかっている風の次女の 幸子。
なかなか縁談が決まらずちょっと何を考えているかわからない三女の 雪子。
現代っ子で5年前に駆け落ち事件を起こし、それが原因で今は雪子と一緒に分家である次女幸子のうちに厄介になっている四女の 妙子。
三女の雪子の縁談を軸に、4姉妹の家庭の事情やら心情などが綴られていきます。

長女蒔岡鶴子 岸惠子、次女幸子 佐久間良子、三女雪子 吉永小百合、四女妙子 古手川祐子 の女優陣の渾身の演技が素晴らしい。
鶴子の夫・銀行員の辰雄 伊丹十三、次女幸子の夫・着物関係の勤め人貞之助 石坂浩二。
他に岸部一徳や江本孟紀(ちょっと(笑))、常田富士男、浜村純、横山道代、白石加代子、細川俊之、三條美紀、またまた可愛いお手伝いさん役で上原ゆかりちゃんとか芸達者さんたちが出ています。
石坂浩二さんが役としても良い役どころなんだけど、良い演技をしていました。

やっぱりね、こういう評価の定まっている名作大作は日本人として一度は見ておくべきですよ。
それも映画館の大画面でね。





              今度はこれも名作、雷蔵の「炎上」を見る予定のトミー。





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