本日は2つのイベントが立て込んでいて、忙しい休日でした。
一つ目は、Yの学芸会です。 「まぬけ村物語」という題名で、殿様が出した「戦に役に立つ賢くて健康な若者を差し出せ」というおふれに対して、賢い村人が「自分達がいかに間抜けであること」を見せて役人を追い返す・・・という話です。 コメディータッチで楽しい演劇でした。 その劇が終わったら、本当は、給食、5時間目の授業・・・と続くはずだったのですが・・・そこで、Yだけ早引きして?(勿論、先生に許可をいただきました。) 次の場所に向かいました。
午後から杉並区立科学館で「ロボットサッカー体験会」というイベントがあり、それに参加しました。
ロボカップジュニアのサッカーを子供達に体験させよう、というイベントのようです。 ロボットはLEGOで組まれたものを使用し、プログラムも基本的な部分があらかじめ組まれていました。 ロボカップジュニアのサッカーはなんとなく知っていましたが、実際にやったことがありませんでした。 Yを会場に送り込んだ後は、帰るまでやることが無いので、会場の後ろの方で見ていると・・・講師の中島先生が「まだ、2人ほど来ていないようなので、お父さんお母さんでやりたい人はいませんか?」とおっしゃったので、「はーい」と手を上げさせていただきました。 その結果、私とM&Y母も参加することになりました。
実際にやることは基礎の基礎で、各チームで修正するところは、光センサーの判断の値や、モータの強さ、タイマーの数字くらいです。 元は同じプログラムのはずなのに、それらの数値を変えただけで、個性的なロボットが誕生していきます。
各自で調整したあとに、練習試合があり、参加した子供達が「きゃあ!きゃあ!」言って、ロボットの動きや点数の動きに一喜一憂しています。
このロボットサッカーは「マジで面白いです!楽しいです!」
最後に、3チームでのリーグ戦があり、三つ巴でしたが、得失点差での順位となるなど、各チーム共に良い勝負でした。
いままで、MもYも科学館が開催してくれたロボット教室に何回か参加しましたが、私が講義を聴いたのは今回が初めてでした。 その感想ですが・・・「中島先生はエネルギッシュだなあ」です。 さわいでいるガキ共を楽しい話術で軽くいなしていく技術は、現代の小中学校の先生方に是非とも伝授してほしい技ですね。
とっても楽しい体験会でした。 最後に参加者アンケートということで、参加した私やM&Y母も書かされました。
今回、参加させていただき「確かにサッカーは面白くて、楽しい」ということがわかりました。 ただ、現状ではLEGOでロボットを作成しても、実際のロボカップジュニアでは歯が立たないようですね。 それを考えるとちょっと参入は難しいかな。
我が家では、ジャパンオープン大阪のサッカー会場で、親同士が喧嘩まがいの会話をしているところを見たりしているので、ちょっとサッカーの競技への印象は良くないです。 でも、本日の体験会に参加して、参加者が勝ち負けにこだわってしまう感覚が少し分かりましたし、きっと参加者の親も勝敗に敏感になるのも(ある意味では)仕方が無いのでしょうね。
ところで、今回の体験会に都立高専からの助っ人2名が参加して下さっていました。 話をしてみると、10月末に木更津で開催された千葉県生涯学習フェスティバルに参加していたとのことで、「Robotmate」のチームメンバーにいろいろ教えてくれたお兄さんだと判明しました。 先日の高専祭では、高専ロボコンのロボットの操作をYに教えてくれたのも、この学生さんでした。 今年の関東ブロック大会で優勝したとのことで、実はいっしょに大阪に行っていたのですね。 都立高専の学生さんは(少なくとも私の知り合いの間では)非常に評判が良いです。 (もちろん我が家での評価も高いです。)
あとで、ネットで調べたら今年のロボカップに「TIMS」「KT-05」のチーム名で参加していたことが判明しました。 今年の関東ブロックの優勝チームと準優勝チームのメンバーですね。 そんな方達に指導してもらえて、子供達も幸せですね。
12月1日には、杉並区のロボットコンテストの説明会があり、またこの科学館に来る予定です。