今年のロボカップジュニア・ジャパンオープンは中止になりましたが、各競技はオンラインでのイベントを開催するようです。これまでに、OnStage、サッカー、レスキューを紹介しましたが・・・本日、CoSpace技術委員会のブログに Rescue Simulationの競技会についての記事が掲載されているのを見つけました。
http://rcjjcospace.blogspot.com/2019/12/2020-rescue-simulation.html
これで、全部の競技が揃いましたかねぇ・・・
で・・・いろいろと突っ込んでいくと・・・
まず、「1、Rescue Simulation2021オンラインリーグ開催方法」(開催方法!?)の1項目
1) 2021フランスボルド-オンライン世界大会のチーム選抜を実施する
フランスボルドーでやるのは無くなったので、この国名や地域名は間違いと思われます。
で、次が2項目
2) ルールは,2019シドニー世界大会のルールに準ずる
「2019年のシドニー大会のルール」ということなのでしょうけど・・・これは、どこにあるの? 単に2019年の国際ルールのことじゃないの? 少なくともルール自体を明確にしないと、参加チームが困ると思います。
で・・・3項目
3) 競技で使用するシミュレーションのバージョンについて
CoSpace Rescue Simulator2021V4.1.13
CsBotは最新版を使用するようです。(当たり前ですね) 最新版ということは、2021年ルールに準拠しているハズです。で、この2021年ルールに準拠したCsBotは、2項目で言っている2019シドニー大会のルールを満たすのでしょうか? う~ん
さらに・・・4項目
4) 競技で使用するMapについて
2019シドニー世界大会のルールに対応したMapとする
Csbotは2021年ルールに準拠したもので、Mapは2019年ルールに準拠したもの・・・できるのかなぁ・・・
「単純に2021年ルールでやります」というのが普通だと思うのですが・・・なぜに2019年にこだわるのか、謎です!
(これ、もしかして、2019年の大会に参加したときに配布されたMAP(データ)をそのまま、使いまわそうということなのかも・・・だとしたら、チーム間の公平性が保てないですよね。)
最後の5項目
5) 参加条件
3月28日競技当日はメンター及び各チームから1名が競技運営に協力いただけること
※1 但しチーム及びメンターがオンライン会場から遠方の場合この限りではない
※2 チーム数が多い場合、密にならないよう協力者数は別途連絡します。
他の競技にエントリーしていないこと・・・などの重複エントリー防止はしないの!?
あと、ちょっと驚いたのは・・・※1の説明です。
競技運営者を各チームから出すのですが・・・その競技運営の協力者は、オンライン会場(オンライン大会本部の尼崎のことだと想像)に来てもらう、ということらしいです。
(まあ、遠方の場合や人数が多い場合は行かなくてもよさそうですが・・・)
本日(2月26日)に公開されたのですが・・・「参加意思確認が3/1まで」ということなので、結構期間が短いです。
現状の Rescue Simulation は先の寿命が短そうなので、参加希望チームがどれだけ居るか分かりませんが・・・今年、まともにできる数少ない競技なので、頑張って欲しいものです。
ところで、兵庫ブロックでやっていた西日本ブロック大会は、いったい何だったのでしょうか?
やっぱり、ただのローカル大会だったのでしょうか・・・(あれっ、今、ネットを確認したら、西日本ブロック大会は中止になっていました!)