前の記事はこちら 2023 Rescue Maze Public Discussion
さて、RoboCupJunior の Forum を掘っていくと・・・今度は 2023年 Rescue Line についての Public Discussion がありました。
(今回も、翻訳部分は Google 先生に頼っています)
これも見ていくと・・・
(1) FINAL SCORE = 80% of the total robot score + 10% of TDP, Engineering Journal and Interview + 10% Teamwork.
(Rubric for the TDP, Engineering Journal, Poster, and Teamwork will be available as well.)
(1) 最終スコア = 合計ロボット スコアの 80% + TDP、エンジニアリング ジャーナルおよびインタビューの 10% + 10% チームワーク。
(TDP のルーブリック、エンジニアリング ジャーナル、ポスター、チームワークも利用できます。)
(Rubric for the TDP, Engineering Journal, Poster, and Teamwork will be available as well.)
(1) 最終スコア = 合計ロボット スコアの 80% + TDP、エンジニアリング ジャーナルおよびインタビューの 10% + 10% チームワーク。
(TDP のルーブリック、エンジニアリング ジャーナル、ポスター、チームワークも利用できます。)
これは、Rescue競技に共通の話ですね。 競技の結果だけでなく、インタビューやドキュメントを得点に加味する・・・のはどうかということです。
(2) There may be "Red" Intersections markers. Red marker at intersection indicates that robots should not follow that direction.
(2) 「赤い」交差点マーカーがある場合があります。 交差点の赤いマーカーは、ロボットがその方向に向かってはいけないことを示しています。
交差点の手前の緑のマーカーでロボットが進む方向を示していましたが、今度は緑と赤の2色のマーカーが使われることになります。まあ、場合分けが増えるだけなので、大した影響は無いように思います。
(3) There will be two different styles of evacuation zones (i.e. 30cm x 30cm corner victim deposit area).
(3) 救助ゾーンには 2 つの異なるスタイルがあります (つまり、30cm x 30cm の角の被災者を入れる場所)。
この文章・・・evacuation zones は evacuation points の間違いだと思います。 これ、よく間違えますよね・・・
ということで、「救助ゾーンには、2つの避難場所(三角形)が置かれます。」についての意見を求めているのだと思います。
2023ルールでは、銀の被災者を置く避難場所と黒の被災者を置く避難場所が別々に設定されました。それは良いのですが・・・被災者を置く場所を判断するのが、壁の色になりました。ということは壁の色を判断するためのセンサーかカメラを搭載する必要があります。これ、本当にできるのでしょか?
(4) The first Evac Zone will be marked with Red (for depositing victims in life-or-death emergency - Silver balls) .
(4) 最初の救助ゾーンは赤でマークされます (生死に関わる緊急事態で被災者を預けるため - 銀色のボール)。
最初、この意味が分かりませんでした。「最初の救助ゾーン」ということは二番目の救助ゾーンがあるってこと? 救助ゾーンを複数設定するということ? でも(5)の質問をみてわかりました。 first Evac Zone というのが first evacuation point のことですね。(記述ミス!)
(5) The second Evac Zone will be marked with Green (for depositing victims not in great need - Black balls)
(5) 2 番目の救助ゾーンは緑色でマークされます (あまり必要のない被災者を預けるため - 黒いボール)。
この問5も、second Evac Zone は間違いで second evacuation point のことですね。私は、複数の避難場所(三角形)を設置して、銀の被災者と黒の被災者を別々に格納するのは賛成ですが、壁の色を判別させるのは(カメラを必須にするのは)反対です。
色で判別させたいのであれば、避難場所の手前の床に赤のシールや緑のシールを貼るなど、床に向けたセンサーで判別できるようにして欲しいです。
どうも、この設問を考えた Committee メンバーは evacuation zone と evacuation point の使い分けができていない感じです・・・
以上が Rescue Line の Public Discussion でした。