こんにちは
日々、ブログネタを探してネットを徘徊しているM&Y父です。(笑)
本日のネタは、テニスの全仏オープンで女子ダブルスの日本選手チームが失格したというニュースについてです。
Yahooの画面で、ニュースのタイトルを見たときは「おいおい、いったい何をやらかしたんだ!?」と思ったのですが・・・今は、「この失格は冤罪だ」と思っています。
まず、事件としては
テニスの4大大会「全仏オープン」の女子ダブルス3回戦で第16シードの加藤未唯/アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格した
ということです。
で、何が起きかと言うと
加藤選手がボールを相手チームのボールガールに返そうと、ラケットで打って渡したボールが、ノーバウンドでボールガールに当たった。(ボールガールは直前まで気が付かなかったようだが、気が付いてから避ける動作をしたけど当たった)
その時に主審が加藤選手に「警告」を与えた。
その後、ずっと泣いているボールガール。
相手チームの選手が主審に抗議。
抗議の結果か分からないけどスーパーバイザとレフェリー(いずれも競技運営)が現れて最終判断。
加藤チームは「危険行為をしたということで失格」になった。
加藤選手は、その競技に失格になっただけでなく、(全仏オープンの)これまでの賞金とポイントもはく奪され、罰金もあるらしい・・・
で・・・ここからが問題
加藤選手が「なぜ失格なの?」と質問したら「ボールガールが泣いているからだ」と答えたそうです。
うん、これは納得できませんねぇ!
加藤選手は、一連の判定プロセス等の見直しを求め、グランドスラム評議会に提訴した、ということなので、(忘れなければ)結果を追いたいと思います。
もうネットでは、この件について、いろいろなコメントが寄せられています。
ずっと泣いてるボールガールが悪いとか、抗議して勝ちを手にした相手チームがずるいとか・・・
私の感想は・・・競技の最終判断として失格にしたのなら、誰もが納得する理由を教えてよ、です。
で、ニュースによって正しく伝えられていないと思うのが
審判が、一旦は加藤選手に「警告」を出した。その後に相手チームの選手の「失格にしろ」抗議があって、審判が「失格」にした。 というニュースで、「審判は、一度出した判定を、相手チームの抗議で変えるな!」というコメントが多いのですが、上に書いたように審判が判定を変えたわけではないようです。審判は一貫して「わざと当ててない、ボールガールは怪我もしていない」と主張しています。 きちんと説明していないのはスーバーバイザとレフェリー。(審判もスーパーバイザも、競技の運営者側の人間だから・・・と言われてしまうと、そのとおりですが)
こういったことに興味を持つようになったのは、やっぱりロボカップの審判をやるようになったからでしょう。 (私も世界大会で、何度か失敗をしたりして経験を積みました。 笑)
私の経験から学んだことは・・・
・ルールを徹底的に読んで、納得できるまで疑問点は質問をする。
・問題が発生したら一人だけで解決しようとしない。
・問題の原因を究明して、再発防止をする。
・自分が間違っていたら素直に謝る
こんなところでしょうか・・・
後日追加
加藤選手が失格になったことについて、日本テニス協会は「現行のルールの中では従わざるを得ない、と声明を発表した。」と報道されました。
私の感想:日本テニス協会は、全く役に立たない!(笑)
さらに・・・加藤選手のSNSの発言で「全仏オープンから罰金を科せられ、賞金とポイントに関する私の訴えも退けられた」と、提訴も認められませんでした。
ネットでの意見や批判は多いものの、公的にはなにも問題がない状況になりました。だから、反省もないし改善も無い(期待できない)・・・