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RoboCupJunior Rescue Line Rules 2024 – Overview of Rule Changes to Discuss

2023-08-22 | Rescue Rules 2024
RoboCupJunior Forum に2024年ルールの変更点(概要)が投稿されました。

まずは、Rescue Line です。

Overall, we feel like the Line rules have accumulated a lot of complexity over the years. Therefore, we plan to simplify the rules this year quite a bit. Our goal is to make the Rescue Line rules easier to understand for new teams, while still having the option to design challenging fields for the more experienced teams. Below, we have outlined the major planned changes that we expect to be discussed in the rule drafts.
全体として、ライン ルールは長年にわたってかなり複雑になってきているように感じます。 そこで、今年はルールをかなり簡素化する予定です。 私たちの目標は、経験豊富なチーム向けに難しいフィールドを設計するオプションを残しつつ、新しいチームにとってレスキュー ラインのルールを理解しやすくすることです。 以下に、ドラフトルールで議論されることが予想される主な計画変更の概要を示します。

・The Rescue kit will be removed entirely.
・レスキューキットは全て無くなります。
・Victims will no longer just roll around. They will be spheres with an off-center center of mass.
・被害者はただ転がるだけではなくなります。 それらは重心が中心からずれた球体になります。
・The option for the level one evacuation point will be removed.
・レベル1の避難場所のオプションは無くなります。
・All scoring elements along the line will be tile-based. す
・ライン上のすべての得点要素はタイルベースとなります。 つまり、特定のタイルのハザードの量に関係なく、スコアは 1 回だけ与えられます。
・The last segment of the line (from the last checkpoint to the goal tile) will also give tile points.
・ラインの最後のセグメント(最終チェックポイントからゴールタイルまで)もタイルポイントを獲得します。
・We also plan to introduce Technical Challenges , which would be a part of the total score (say 10%). These challenges would not necessarily comply with the rules completely, and would require teams to code them at the competition venue. At the same time, we will design these challenges so that no hardware change is required to be made AND the challenge will be simple enough to be coded in a relatively short period of time.
・合計スコアの一部(例えば10%)となるテクニカルチャレンジも導入する予定です。 これらの課題は必ずしもルールに完全に準拠しているわけではなく、チームは競技会場でコーディングする必要があります。 同時に、ハードウェアを変更する必要がなく、比較的短期間でコーディングできるほど単純になるように、これらの課題を設計します。

Google先生の訳を付けときます。
まず、全体として、複雑になりすぎたルールをシンプルにする、と言うのは良いと思います。 (ただ、それがレスキューキットの廃止とレベル1避難場所の廃止なのでしょうか?)
具体的に挙げられている項目としては・・・

・レスキューキットは廃止するよ
まあ、これは廃止に賛成です。 特に、途中で拾うのは必要だったのかなぁ・・・

・被災者が転がらないように重心がズレた球にするよ
そんなもの手に入るの? 普通のボールに重りを付けるのでしょうか? まあ、「被災者を転がらないようにする」には賛成です。

・レベル1の避難場所の廃止するよ
これが無くなったら、被災者を持ち上げる機構が必要になります。 ということで、これは結構厳しくする(難易度をあげる)方向のルール改変ですね。

・得点要素がタイルベースになるよ
ちょっと意味が分からないのですが、例えば、あるタイルにバンプが2つ設置されていてもパンプ1つ分の得点にしかならない・・・ということでしょうか? ちょっとこの記述だけだと、どうなるのかが良く分かりません。

・ゴールでもチェックポイント得点を得られるようにする。
まあ、良いのではないでしょうか・・・(どっちでも・・・)

・テクニカルチャレンジをやるよ。
詳しくは分かりませんが、現地で即興で課題を与えられて、それが得点の10%に割り当てられる、ということのようです。
テクニカルチャレンジがどんなものか、まだはっきりしませんが・・・それでなくてもスタッフのパワーが足りないのに、そんなことできるの? というのが疑問です。(できるのなら、やれば!)
しかも、ロボットのハードを変更する必要がないソフト勝負にする・・・そういう課題を考えるのが難しいと思うけどね。


あと、ここには書かれていないのですが、私が今のルール(Rescue Line 2023)で無駄だな~と思うのが、黒の被災者の救助(移送)での乗数取得についてです。2023ルールでは、黒の被災者と銀の被災者の移送先が分かれたので、移送する順番は関係なくなったと思うのですが・・・相変わらず「銀の被災者全員を救助した後で無いと黒の被災者の乗数が発生しません」が存在します。まず、これを無くして欲しいです。

避難場所を複数にするのは、まあ良いとしても、その判断(避難場所の色の判断)に、追加のセンサーが必要になるのはいかがなものか、と思います。 これを解消することが、「シンプルにする」の最初の作業なのじゃないのかなぁ・・・


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