3回シリーズの2回目 修学院離宮を探る
①石の据え方からの解説
自然の石の姿から
・平行に置く作法は問題がある
・修学院離宮の石は丁寧に作法通りに据えている
・桂離宮は華麗であり、山への石も水勾配をつけている
・滝の周りの石はゴボウ積みであり尖った先を深く埋めて重ねている
②御三社谷
上離宮の奥にある「お三社谷」は鳥居があり三社が祀られている。台風被害により36~37年に復旧工事、72年の台風では浴龍池まで拝殿が流された経緯もあるとのこと。音羽川は花崗岩が多く、真砂土になり崩れやすいとのこと。
修学院の地元が祀る、磐座がある( https://www.megalithmury.com/2017/08/blog-post.html と思われる)
③昔の記録写真
・桂離宮の桂川沿いは堤防かさ上げ2.4m(淀川に合わせたか https://www.kkr.mlit.go.jp/yodogawa/know/history/now_and_then/taishou.html )、当時に桂垣はなかったようだ
・桂離宮の護岸も横杭と縦杭の組合せであった→今は縦杭のみ
・修学院離宮のお馬車道は当初蒲鉾型の断面で両側排水、今は排水路を凹ませ排水管による排水に変わる
④御所透かし
御所独自の松の管理方法、独自手法の継承を今後行ってゆきたい、次回テーマ
自転車で往復12kmはテニスの後であり結構足にきた