都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

とんかつ食堂 熟豚(京都 山科):ヒレかつとエビフライのセットは楽しめる

2021-10-05 02:53:53 | 食べ歩き

 8時から疎水を巡り、10:30に並ぶ(座って待つ)、親切な店員のおねいさんの配慮で10:40に開店して頂いた。メニューも土曜でお得なランチが無く、相談の上、ヒレかつにエビフライ2本は多いだろうとのアドヴァイスもあり選べるセットからヒレかつとエビフライ(1本)の選べるセット(2,068円)にする。豚汁、ご飯、キャベツは大盛に。

 端の席で落ち着く。豚の佃煮がすぐに。カスターが置かれ、屋久島醤油(重めでうまみがある)、特製ブレンド塩(うまい)、一味、山椒、濃口・薄口ソース(オジカ http://www.ozika.net/ のブレンドとのこと、本社は勧修寺)、胡麻ドレッシングが並ぶ。

 ヒレかつは7切れ。何もつけないでもうまみがある、固め。マスタードに塩が良い。エビフライは大きめで浅めの揚げあがり。ぷりぷりというよりしっとり。マヨネーズがついてきて醤油をあわせ、レモンをかけて尾っぽから食べる。塩で食べる方がうまい、ちょっと磯臭い感じもある。

 ご飯、とんかつ、キャベツ、エビフライでくるくる替えて楽しむ、うまい。塩の味も良い。

 ご飯はうまい。キャベツはわしわしと合いの手に、胡麻ドレッシングやマヨネーズでおかずにもなる。クレソンが小粋。

 豚汁は生姜風味が薄く、大根、人参、椎茸、バラ肉に葱。一味と山椒たっぷりで、最後にお代わりご飯と漬物(胡瓜2切、蕪)と楽しむ。締めは豚の佃煮を乗せた茶漬けがうまい。

 蓮茶で仕上げる、お腹一杯、納得のお値段と親切なサーヴィス

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疎水探訪と柿探し

2021-10-04 02:58:46 | 京都

 爽やかな秋晴れ、自転車の日にしようと8:00からCannondale ATBで三条を上る。途中の三条商店街は自転車禁止で回避が面倒、しかもアーケードで東山が見えない、店舗の張り出しも多いなど課題がある商店街だ。これから東の交差点や歩道は拡幅し美装化している。

 緩やかな坂を、村野藤吾設計の都ホテルを右手に眺めて峠に曲がる。疎水沿いで、ミネルヴァ書店を左に上がると近い。この道を一燈園まで疎水沿いに走る。コスモスがきれいだ。しかし、桜が多く柿は全くない。ジョギングや散歩、数人のばあさん連のトレッキング(やかましい)が多い。

 安朱橋近くで諸羽トンネル開口部周りの工事や四ノ宮船田溜りなど見るべき近代遺産が多い。

 さらに走ると普門寺に至り小関越にさしかかる。1km半くらいで疎水入口の柿がある三井寺まで行くが、戻って疎水沿いを更に探す。

 人家のあるあたりに柿はあるため、安祥寺川( https://www.tsukaki.com/kizaemon/2021/13427/ )を探ってみると、良い柿が川にかかってひっそりと1本あった。手前の木がちょっとかかっているが、来月には葉が落ちそうだ。

 疎水は8kmで3.4mの落差であり0.4‰と鴨川の1/10以下( 三条大橋より北なら鴨川の交配は7‰くらい https://www.pref.kyoto.jp/kamogawa/documents/1175491647483.pdf )の勾配だ。つまりはほぼ等高線に沿ってルートが決まっている。山科御陵をかすめているなど、ルート決定も難儀だったと思う。

 塾豚でお昼、近くにある、だんじょの水( http://www.yamasina-gokokuji.jp/danjonomizu.html )で手を洗っておく。山科は水利が悪く溜池が多かったようだ。

 帰りは旧九条山浄水場で昔絵を描いた思い出にひたり和む。この下の発電所も見学した。その先には疎水を利用した滝組の植治の庭が多い。

 ゆったり白川を通って帰る。祇園も休業、閉店、改装が多い。インバウンド・ツーリズムの宴のあとは静かで良い

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酢橘(すだち)が安い:秋刀魚の不漁の影響も

2021-10-03 02:03:19 | 食べ歩き

 八百一本館で一箱598円、しかもLサイズ。例年なら2千円はしていた。恐らくは緊急事態宣言で料理屋が休業、松茸と鱧に酢橘などが売れないからだろうと推察していた。

 日経の夕刊によると、秋刀魚が不漁で、付け合わせの大根(おろし)と酢橘が売れないため値が下がっているとのこと。

 今のうちに蓄えて楽しもう。海鮮丼などでも酢橘をかけると別格のうまさ。鱧にも酢橘皮の卸と汁をかけると何ともうまい。

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就職してからの学びが必要になる:社会人教育と大学の改革を

2021-10-02 02:06:12 | マクロ経済

 45歳定年制( https://news.yahoo.co.jp/articles/abe561e39b18911ecc93dce2a971e6074c051c35 )をうたうサントリーHD新浪剛史社長(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%B5%AA%E5%89%9B%E5%8F%B2 )などはMBA取得もあり、会社を変わるのが当たり前と感じているのだろう。キャリアとして新卒から20年位で会社を変わり、あとの20年で65歳まで次の仕事というのは終身雇用制の会社でも部署異動や管理職への移行としてあったが。

 45歳で会社を変わるのが大変なのは、結婚し子供がいる場合、これから大学などの教育費がかかる前で、住宅など購入していると勤務地やローン負担がある時期だからだ。となると社員は35歳くらいまでに頭角を現し、さらに実績と資格を取るなどのキャリア形成と自分の商品化が必要になる。

 それ以外の社員は45歳以降会社にぶら下がるだけであり、企業としても役職定年を45歳に前倒しや能力給重視の制度でコントロールしないと「学び」のモチヴェーションは上がらない。

 新しい動きとして塩野義の週休3日制( https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/210922/ecd2109220543002-n1.htm )がある。管理職は対象外とあるため、スタッフ職の研究者や専門能力職能対象と思われる。学び直しや深耕ができるのは良い。当方の場合、論文博士を47歳で授与されたが土日の執筆は業務も忙しかったため目と肩を痛めつけた。しかし、あの時期に週休3日は管理職として取れなかったと思う。となると、スタッフ職に転向するキャリア変更なども必要になると思われる。

 自分のキャリアを作り、自分の職を守る時代にやっとなったと感じた。MBAなどは実務経験5年位で入学しTop10なら2千万円と2年を投資するキャリア・ギャンブルのようなものだ。しかも、授業や勉強はきつい。

 わが国では、MBAもあるにはあるがアメリカほど本格的で、かつランキングもない。学歴ロンダリングに使われるとも言われるほどだ。

 実務的、実戦的なカリキュラム構成とそれを教えられる実業出身の教授が必要だ。Lecturer(講師)のみならず、Clinical professor( https://en.wikipedia.org/wiki/Clinical_professor )やAdjunct professor( https://en.wikipedia.org/wiki/Adjunct_professor )という実業と学際の両方を知る教授の採用と講義・教育が必要だ。MIT Sloanでこの職制を知り、我が国でも必要となるだろうと思い1990年にその道を志向した。しかし、未だ「象牙の塔」の守りが固く、教授は持ち回りの伝統を打ち破れない。なお、アメリカでは大学が最も合理的( Publish or Perish:書かない奴は去れ)でTenure(終身雇用権獲得)も厳しい査定がある。

 終身雇用制を改革するなら、3年で就職活動、4年は卒論と卒業旅行の大学の教育に専門性があり実学的な教育改革と大学院の整備が必要だ。さらに、課題(Assignment)を増やし、読解と著述能力を伸長させ、教授とのディスカッションも増やす必要がある。

 教授についても、英文で論文を新しく出さない進歩なきものをリストラする制度を作ってはどうか。既得権益と卒業生優先採用では教授も腐敗する。

 実務教育なき学生が、Job型に変容する企業に就職する。確かに社会人教育で自己防衛・伸長するしかない。

 また、新しい教育産業の萌芽となりそうだ

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はふう 本店(京都 御所南):ひさびさのハヤシ・ライスが秋の使者

2021-10-01 02:02:09 | 食べ歩き

 テニスの後、この時期は決まって秋を感じると、はふうに。ハヤシ・ライス(1,150円)は去年と同じ値段。口開けで手前の端(ここがおきまり)に座る。

 サラダがしゃきしゃき、玉ねぎが甘い。ハヤシ・ライスはご飯大盛で、食べきるのが大変だがうまい。ドゥミグラス・ソースと肉がたっぷりでにんまり。時々、福神漬けで変化をつける。

 最後に、デミタス・コーヒー、さっと食べて秋の麩屋町が久々。のんびりと図書館に向かう

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