寅年の始まり

　明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
　寒い寒い元旦になりました。昨日の大晦日も粉雪が吹き飛ばされてしまいそうな強い風が吹きました。天気はそこそこ良かったものの今年１年が思いやられるような１日でした。我が家は、さみしい歳とりでした。私と妻と娘の３人で紅白歌合戦を見、ゆく年くる年を見ました。大学生の子どもたちはアルバイトと学校の仕事で帰ってきませんでした。初めて親子３人での歳とりでした。明日は２人とも帰ってくるので久しぶりににぎやかになりそうです。でもこれから先を思うと、妻と２人での正月もそう先のことではなくなるのかもしれません。期待していた長女の子どもたちは旦那の故郷（兵庫県加古川市）に行って、今回は孫たちとも会えませんでした。正月はにぎやかなほうが楽しくていいですね。
　さて、トラ年の幕が開きました。私はトラは「虎」だと思っていましたが、「寅」なんですね。思いっきり勘違いしていました。新年早々ひとつ勉強しました。何歳になっても勉強は必要なのですね。
　元旦のお楽しみ「年賀状」も届きました。最近はパソコンでの作成モノが多く、たまに手書きの文字を見るとじっくり読んでしまいます。それがいかに短文であっても、心に残ります。いかに文明が進んでも人の手が加えられたものはやはり温かみがあるようです。私も来年から気をつけようと思います。保育園からの子どもたちの年賀状はいろいろ創意工夫されていて面白いです。暗号文を解読するようなものもあり、固くなった私の頭を鍛えるにはもってこいのものもありました。家族からの一言は含蓄があり、本当にありがたいコメントが多くあります。卒園児からの年賀状は成長を感じさせるものが多く、懐かしさのあまり感激してしまいます。ぜひ遊びに来てほしいものだと思います。ありがとうございました。
　今日はひさしぶりにのんびりした元旦を過ごしました。明日からはあいさつ回りと我が母校駒沢大学が出場する「箱根駅伝」があるため忙しくなりそうです。また、娘たちが帰ってくるので、酒席も用意しなければなりません。３番目の昨年二十歳を迎えた娘は私に似て、少しいける口になったみたいで、私と飲みたいというのです。嬉しいやら、恥ずかしいやらですが、楽しみです。今年もいろんなことが起こりそうですが、「ケセラケラ」（なるようになるさ）の精神で行きたいと思います。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。