箱根駅伝２

園長です。
　今日は朝８時のスタート時刻にはきっちりとテレビの前に正座し、駅伝の応援を開始しました。往路８位スタートの我が母校は、実力をやっとのことで発揮し出し、６区で６位、７区で4位、最後はとうとう2位まで躍進し、復路の優勝を飾りました。総合第2位という輝かしくも、もったいない箱根駅伝でした。しかし、この箱根駅伝は、勝負だけではなく、駅伝競技を通して選手たちの取り組み、人生など人間の関わり、その後の歩みなど、とても考えさせられる競技だと思います。おかげで朝8時から3時までテレビを見っぱなしでした。悪いことに3時から全国高校サッカー選手権があり、我が青森県代表の「青森山田高校」が高知県県代表の高知高校とベスト８をかけての大一番があり5時までテレビにくぎ付けになってしまいました。おかげで見事２：１で３回戦を勝ち抜き、準々決勝へコマを進めました。この青森山田高校は青森県に場所があるというだけで、全国各地の優秀なスポーツ選手が集まっています。箱根駅伝でも青森山田高校出身の選手が何人か出場していました。中には外国出身の選手もいて大活躍しています。いろいろ考え方があり、物議を醸すことの多い、他県からの越境入学ですが、確実に言えるのは、選手層が厚くなるということです。強い学校には強い選手が集まるのです。青森県にはもう一つ悩ましいことがあります。2月に行われる冬季オリンピックに「カーリング」代表として「チーム青森」が代表権を得ましたが、実は青森県出身者はひとりもいないのです。名前だけの青森代表です。日本を代表していくのですからせめて「チームジャパン」と言ってもらいたいものです。
　お正月の2日間は本当にテレビを見っぱなしで、保育園では「テレビとゲームは時間を決めて」などと言っている自分が恥ずかしくなります。なにはともあれ、明日からまた1年が始まります。子どもたちの歓声に囲まれてにぎやかな生活に戻ります。早くみんなの笑顔が見たいものです。きっとご家庭では目が回るくらい忙しい三が日だったでしょうね。お察しします。では、明日保育園で会いましょう。