《ものごとというのは20秒で理解できることと、20秒では理解できないけれども、15分あれば理解できることと、1時間半あれば理解できること、1年くらいかければ理解できることと、段階があるんですよ。「資本論」は、理解するのに1年かかる》(163ページ 佐藤さんの発言)
日頃わたしも、佐藤優さんと同じようなことを感じている。
人によって、多少のバラツキはあるだろうが、写真一枚見るだけならば2-3秒で . . . 本文を読む
活字が大きくなって読みやすい新装版を手に入れたので、読み返した。2007年の刊行とあるが、それ以前に読んだ記憶が、おぼろげながらある。
司馬さんは講演はお嫌いだったようだが、対談の名手、愉しくあっというまに読みおえた。
文春文庫からは司馬さんの対談選集全6巻が出ているし、中央文庫にも対談集がある。単なる長広舌には堕さない「おしゃべり」は司馬さんの得意技であった(^^♪ 歴史・時代小説の余滴を、こ . . . 本文を読む
久しぶりに羽生さんの本を読みおえたので、忘れないうちに感想を書いておこう。
先日七冠目の永世竜王の資格を獲得したしたばかりで、将棋界だけでなく、一般の大衆からも、あらためて注目を浴びている。現時点(2017年12月)でのタイトル保持者は、
・羽生善治 竜王・棋聖
・佐藤天彦 名人
・菅井竜也 王位
・中村太地 王座
・渡辺 明 棋王
・久保利明 王将
・・・ということになる。若い世代が実力を . . . 本文を読む
すげぇ〜、たまげた!
47歳の羽生さん4-1で竜王位を奪還。
これで永世七冠達成。羽生神話が、ますます加速する。
今後もこの記録にならぶ棋士は出ないのではないか(゚▽゚*)
朝っぱらからわたしは棋戦の生中継に見入っていた。こんなこと、これまでに例のないこと。次号の「将棋世界」を買おうかな(^^?
王座を奪われ一冠になった時点では、このまま羽生時代は終焉を迎えるのかと・・・そんなことも考えて . . . 本文を読む
■本日の朝日新聞
何気なく拡げた本日の朝日新聞に、めずらしく瞠目させられた。
一つは書籍の広告。
1.塩野七生さんの「ギリシア人の物語」第3巻の刊行予告が、ふたたび掲載されていた。
塩野七生最後の歴史長編「アレキサンダー大王伝」は、サブタイトル「新しき力」となるようである。
12月15日発売開始。愉しみたのしみ・・・期待で胸をふくらませているファンが、いったいどのくらいいるのか? 価格は高いだろ . . . 本文を読む
第1章、第2章あたりはそれほど身につまされはしなかったが、第3章「『東アジア』での危険なパワーゲーム」、第4章「集団的自衛権が抱えるトラウマ」で、すっかり身を乗り出してしまった。
手嶋さんと佐藤さん、国際戦略の専門家お二人が、抉りの効いた、すごい対談をしている。
現代史はむろん、明治以降の近代史にかかわる闇の部分が、インテリジェンスをキーワードに明かされていく。
なぜインテリジェンスというかとい . . . 本文を読む
現在第30期竜王戦が渡辺明竜王vs.羽生善治棋聖のあいだで戦われているが、昨夜羽生さんが第4戦を制して、竜王奪取まであと1勝とした。
そうなれば7冠すべてで永世資格を獲得する。将棋界では中学生棋士藤井聡太旋風もあったが、こちらは横綱同士の激闘(*_*)
頂上決戦・・・といっていいかも知れない。
いま第4戦の棋譜をチェック!!
■竜王戦中継サイト
http://kifulog.shogi.or . . . 本文を読む
(「常識が通じない時代の読み方」とサブタイトルがある)
この秋は撮影ではなく、読書に明け暮れるだろうと予測したが、その通りとなった。
カメラを手にして外の世界、半径30キロの地域社会をクルーズするのではなく、
時間を見つけては新刊書店、BOOK OFF、古書店をまわり、興味がもてそうな書籍を物色。
そして寝ころがってはその書籍の世界に、じっくりともぐり込む生活が、
何とも愉しいのだ。
知的な . . . 本文を読む
予想以上の凄みを感じさせる、内容のたっぷりつまった対談であった。切りのいいところで中断しようとかんがえていたけど、結局明け方までかかって、最後まで読み通した。
「文藝春秋」その他に5回に渡って連載したという。
3時間ずつ、5回、この両者が対談したと、半藤さんが「おわりに」にしるしている。
内容が濃い・・・と感じるのは、その対談に、本書を編集するにあたって、大幅な加筆・修正がなされているから . . . 本文を読む
わたしのリアル友には将棋に関心をもっている人はほとんどいない・・・、ミク友もそうだろう。
わたしはゲームのアプリやソフトにはとんと疎いけど、十代の頃から将棋だけには関心があった。
今年の春、中学生棋士藤井聡太四段の連勝記録は世の注目を浴び、将棋人口が増えたのは確実。
ところで、将棋界のスーパースター羽生善治永世名人と、今期竜王戦で激闘を演じているのが、この渡辺明さん!
羽生さんが一冠に後退し、 . . . 本文を読む