二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

いつ消えてなくなってもおかしくない風景

2012年10月05日 | Blog & Photo
このマルバルコウは、図鑑によると熱帯アメリカ原産で、観賞用に栽培されていたのが山野にひろがったものらしい。蔓をのばし、ひとかかえもあるような花群をつくり、独特な朱色で道端を彩る夏の花。しかし、いまこの時期でも、元気に咲いて、散歩者の眼を愉しませてくれる。形状はトランペット型。逆光で見ると、花の奥に、ぽつんと灯りがともったようで、小さな虫がもぐり込んでいたりする。いったん覚えた名前なのに、忘れてしまって、さっき調べなおした(^^;)ルコウソウ? 灯台草? ・・・なんて、あれこれ迷っていたのだ。この花を図鑑写真的にではなく、耽美的に撮ってみたいと考えていたけれど、チャンスがなかった。耽美的に撮るためには、背景や光を選ばなければならない . . . 本文を読む
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