二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

こころ落ち着け、自然のふところをしばしさまよう

2012年10月03日 | 音楽(クラシック関連)
このあいだから、少し意識して、交響曲に耳をすましている。この数日、とくにくり返し聴いたのは、以下の3曲。1)ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」ワルター指揮コロンビア響はさすがに聴きあきてしまったので、BOOK OFFでみつけたオイゲン・ヨッフム指揮王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管(1969年)。練りあげられた楽器の各パーツの響きあいが、じつにすばらしい。十代のころから聴いているせいで、いくらか不感症になっているわたしの耳を洗うせせらぎの音になる。やっぱり「田園」はこうでなくちゃ(^_^)/~2)ブラームス 交響曲第2番ワルター指揮コロンビア響(1960年)トスカニーニ指揮NBC響(1952年)この曲を聴いていると、トスカニーニという指揮者のスケールの大きさがいくらかわかってくる。モノラール、しかも録音状態は決していいとはいえない二枚だけれど、デジタル・リマスターのおかげでまずますのクリア感。 . . . 本文を読む
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