二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

キヤノンPowerShot SX50 HSがやってきた

2014年03月15日 | Blog & Photo
<こういう写真が撮りたくて買ったようなもの>
500ミリを超えるような望遠を手持ちで・・・ということになると、いくら手振れ補正がきくといっても、ブレのあらしとの戦いとなる(笑)。


もうずいぶん昔の話だが、フィルムカメラ時代はキヤノン党だった。
デジタル一眼となってからは、ニコン党に転身。
その後、キヤノンのコンデジ、IXY900ISを愛用していた時代がある。

衝動買いというわけではない。フジのF900を買ったとき、この機種も検討した。
しかし・・・外装はオールプラスチック、ころころしたおにぎりみたいで、愛着が持てそうになく、購入をためらったといういきさつがある(^皿^)

どうころんでも、趣味のカメラにはなりようがない。
実用本位の道具。
F900だけでもよかったけれど、このカメラの背面液晶だけを頼りに野鳥を撮るのは至難の技である。
それに比べ、SX50には小さいがEVF(エレクトリックビューファインダー)が付いている。
超望遠域で、遠くにいる動きのすばやい野鳥を撮る場合、ファインダーのあるなしは使い勝手がまるで違う。


ハッキリいって表示性能はよくはない。まあ、コンパクトだし、値段が値段なので、やむをえないだろう。


わたしがSX50を買おうと決めたのは、このボタンがあったから。ひと押しで、画角が瞬時に変化する\(゜▽゜*) ボタンから指をはなすと、再び一瞬で元の望遠域へと戻るのだ。
だから、遠くにいる小さな被写体を、とてもとらえやすい。レンズ一体型ならではのすばらしい機能だとおもう。


左側にあるのは、クラス10の格安SD。いまはこの16GBがわたしの“標準装備”。


F900と比較すると、親子ほどの大きさの違いがある。F900くらいのサイズが常時持ち歩ける限界だろう。
そういう意味では、コンデジもその需要に応じて“住み分け”しているわけだ。

ライカやローライが代表するような、高品位の“趣味のカメラ”からはもっとも遠いのが、これら高倍率、格安ズーム機種。
わたし自身がこういうジャンルのカメラを手に入れることがあろうとは、予想外(;´-`)

かつて「私の回り道」のかぜくささんにお会いしたとき、彼女がもっていたのが、こういうオールインワンタイプの高倍率ズーム機だった。その時代のオリンパス機(おそらく700万画素前後の)だったという記憶がある。
「バイクのかごに放り込んでおいて、これ一台でなんでも撮るの」といって笑っていた。
鳥も撮影するが、被写体は主に昆虫たちだった。
素早い動作で、静かにカメラを操作していた姿を思い出す。
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