二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ハロー、グッバイ!(6×6&スキャン)

2013年04月14日 | Blog & Photo

いろいろと事情があって、3月28日に川越で撮影したネガカラー(FUJI400プロ)のスキャン画像のアップが、いまごろになってしまった。
一週間まえには、現像があがってきていたのに。

久々のフィルム写真。しかも、ローライフレックスの出動なので、そこそこ気合いが入った日だった。
サクラは8分咲き、お天気はまずまず。そんな一日の中で、しばしわれを忘れて、撮影に没頭できたのはうれしかった。

いろいろな中判カメラがあるのに、なぜローライの二眼か?
6×6のウエストレベルファインダーが、お辞儀をしながら「撮らせて下さいね」とお願いしているようで、撮影する側もされる側も、抵抗が少ないことがいいのである。
二眼レフのため、パララックスはあるものの、撮影の瞬間、像の消失がない。
ただし、これはレンジファインダー機も同じ。スナップでは威力を発揮する。
そのうえ、ありがたいのは、シャッター音が、きわめて小さいこと。つまりミラーのスイングバックがないのである。

新宿まで買いに出かけてハッセルブラッドと比較検討した結果、ローライの二眼を選んだのである。いや、まだハッセルの500シリーズには未練ありありだけれど(笑)。
レンズ交換ができないため、撮影もやや禁欲的なものになってゆく。
そのカメラを手にしたときは、そのカメラの“眼”となるわたしがいる。






撮ったときも手応えを感じたけれど、今回のマイベストショットといえるのは、つぎの一枚といえるだろう。
もちろん、ワンちゃんがいなければ、シャッターを押さなかった。左手奥には保育園があって、この犬はそこで飼われている。子どもたちのアイドルなのだろう。静かなたたずまいをもった犬だったな(^-^) 雑然としているようだが、背景もいい。



そして、これ。



スキャンが遅れてしまったのでまだ写真の送付をしていない。
お二人はN大芸術学部の同窓生。左側の女の子が膝に置いているのは、ニコン50mmF1.4付きFM3Aのブラックボディ。ストラップの赤がとってもチャーミング!
いったいどんな写真をお撮りになるのだろう。右の子は美術専攻予定だといっていた。


ハロー・・・グッバイ! たぶん、もう二度と出会うことはないのだな。
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