麦藁帽子をかぶったひとりの男が手を振っている
いつまでもいつまでも。
泣いているのか 笑っているのか
距離があってよくはわからないが
三日月をプリントしたTシャツを着ている。
さよなら さよならといっているように見える。
ぼくはそこから離れていく。
遠くなっていく。
ある日 ある場所でぼくを見送ってくれた
その男のかたわらから。
桐生だったか本庄だったか とにかくそのあたりの街角を
カメラ片手に歩いていた その日その場所。
つらい記憶をすて 夢のかけらをひろうために。
ああ まだ手を振っているあの男はだれだろう
だれだろう?
いつまでもいつまでも。
泣いているのか 笑っているのか
距離があってよくはわからないが
三日月をプリントしたTシャツを着ている。
さよなら さよならといっているように見える。
ぼくはそこから離れていく。
遠くなっていく。
ある日 ある場所でぼくを見送ってくれた
その男のかたわらから。
桐生だったか本庄だったか とにかくそのあたりの街角を
カメラ片手に歩いていた その日その場所。
つらい記憶をすて 夢のかけらをひろうために。
ああ まだ手を振っているあの男はだれだろう
だれだろう?