二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

フジフィルムX20 長期使用レポート

2014年10月05日 | Blog & Photo
前橋まつりが近づいてきた。
昨年は土曜、日曜と前橋中心商店街に繰り出して、2日間で1000枚以上のフォトを撮影させていただいた。
そのまつりが、今年も近づいてきた。

軽井沢へいったときもそうだったが、わたしにとってはフジのX20は、キャンディッドを撮るときのメイン機種。

いつも「短期使用レポート」ばかりなので、たまには長期も書いておこう。

つい先だってX30が発売になるということで、カタログをいただいてきて、チェックしてあるが、現物にはまださわっていない(・"・。)
X10を使っていたけれど、X20は発売直後に、X10を下取りに出して購入。
レスポンスが改善され、キャンディッドフォトに使える! と判断したため。



人混みの真っただ中に切り込んでいって、ノーファインダーでバシバシと撮影するには、まことに頼り甲斐のあるカメラだと評価できる。
不満といえば、立ち上がり(起動)が遅いことかな?
バッテリーのもちもよくはない。





なにが一番のお気に入りかというと、往年のフィルムカメラを彷彿とさせる外観、そして望遠側112ミリF2.8を確保できるレンズ。


さらにレンズ鏡胴に刻まれた(文字通り刻印)35ミリ換算の画角表示。
群衆密度が高い場合は、撮影はかなりの至近距離になるから、28ミリ側を使い、密度が薄れると、35ミリ、50ミリへとシフトして、被写体を狙う。
置きピンならぬ「置き画角」なのである(^-^)



フジのカメラは、ソニーとは対照的。アナログ操作がとてもやりやすい。
軍艦部にモードダイアル、露出補正ダイアルがあって、一目でその設定がわかるし、ダイアルのクリック感(操作感)もなかなかのものとなっている。
プアマンMikenekoとしては、デジタル時代の“ライカ”といったところか(笑)。

現在ではフジフィルムさんは、Xシリーズを豊富にラインナップして、人気も上々のようだ。
資金があれば、フラッグシップのXT-1が欲しいくらい・・・。
EVFの性能では現在ナンバー1といえるだろう(その後、もっとすごいのが出たかな?)
単焦点を中心にラインが充実したレンズは評価がとても高く、物欲をそそるものがあるなあ・・・と思っているo(゜∀゜)o
FINEPIXのF900も現在使っていて、常時携行し、なかなか重宝している。



X20にも、おまけみたいなOVFが装備されているけれど、ほとんど使用したことがない。
X30ではOVFからEVFになったという。
まあ、わたし的には当分X20を使い続けようと考えているけれど、現物にふれて、気持ちがグラつくかも´Д`


ジョン・サイパルさんの「東京カメラスタイル」で、森山大道さんの愛機がニコンS9500(現行S9700)だと知ってしまったいま、リコーGRへの呪縛が解けた気がする。
「いつかはGR」という未練を引き摺っていましたからねぇ。
「28ミリの単焦点では、ちょっと登板回数が心配だ」という判断もあって、先延ばししていたのだ。


カメラ(機材)はフォトグラファーにとってはいうまでもなく、眼の延長。
どのカメラを手にして、なにを、どう撮るかはいつだって悩ましい。
そこへ森山センセイの一撃。う~む(笑)。むむ。

今年も前橋まつり、出撃できるといいけれど*´∀`)ノ
第66回前橋まつりの会期は10月11(土)12(日)の2日間。
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