二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

あの年の今頃、何してた?

2011年10月28日 | Blog & Photo


二草庵摘録をやっているgooブログの管理画面に、「あの年の今頃、何してた?」というコンテンツがある。
そこに、前年の一週間にアップされた画像リストが表示される。
クリックしなおすと、その前(一昨年)の一週間にアップした画像も出てくる。
「へええ、こんな機能、いつから付加されたんだろう」

日記をさかのぼって、過去にふれてみる・・・なんてのは、わたしはそうそうやらないけれど、さっきちょっとやってみたら、それなりの感慨がこみあげてきた。
mixiはこんなページからスタートしたのである。
http://mixi.jp/list_diary.pl?year=2008&month=1

小説をさかんに読んでいたのだ(^^;)
日記は穴だらけ。
このところ、あきもせず毎日のように書いてはいるけれど、2008年2月をのぞくと、月の半分もうまっていない。

ところで、トップに掲げたのは、S町界隈の散歩のとき出会った猫ちゃん。
わたしが近づいても逃げなかったが、ちょっと観察してみたら、小さなミミズ、あるいはイモムシと遊んでいて、それが気になっていたからだ。鼻先見える糸くずのようなものが、それ。



こちらは、わが家のテンちゃんと同じく「首輪をしている猫」。
ネズミを捕るわけじゃないから、首輪をしていたって、なんら不自由はない・・・ことにな~る(~o~)

もう一枚ピックアップしてみよう。



「S町界隈」の中の地味写真なのだけれど、これをマイミクあっきいさんが、評価してくれた。
《画面構成がうまいですね~。光と影のバランスも素敵です》と。

ああ、そうか思ってと見直したら、たしかに、足をとめたくなる味わいが隠れていた。
長い間風雨にさらされた木肌の質感。
色が褪せて、シックな味わいを醸し出す郵便ポスト。
ヤクルトの宅配BOX。右上には、小さなプレートが何枚も貼ってある。
閲してきた時代の風韻が、薫ってくる。

撮影そのものは、一瞬の出来事。
自分自身ではその被写体のどこに惹かれてシャッターを押したのか、なぜ「あれ」ではなく「これ」を残したのか、十分意識しているわけではない。
友人のひとことで靄のようなものが晴れ、ものの「たたずまい」が、くっきりとした相貌をあらわにする。
詩も写真も、そういうおもしろさをもっている。

カメラはD7000、レンズはNikon35mmF1.8。
撮影データははっきとは覚えてはいないけれど、ISO400で、スタンダード、マイナス1/3補正・・・だったと思う。
このレンズはAPS-C専用の安物だけれど、新設計だけあって、なかなか繊細な写りをする。
タムロンの90mmマクロにはおよばないものの、ボケ味もまずまず。

35mm換算だと標準レンズに相当するこのレンズは、昨年の10月からことし春にかけておこなった街撮りをアシストしてくれたサイコーの相棒レンズである。
ズーム機であるコンデジと併用し、テクスチャーの「精密感」をあげて撮りたいとき、ちょっと大きなボケがほしいときに活躍している。
だけど、・・・そろそろ、もう一本、単焦点レンズが欲しくなっている(^_^)/
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