
「永遠」という名のレストランもまもなく店じまいするだろう。
茶色っぽくすりきれた川のほとりで
赤い帽子をかぶった 腰のほそい女とデートする。
哲学者と称する男の鼻くそが飛んでくるのをさけ
ジャイプール郊外でひろったコップに
利根川の水をそそぐ そそぐ。
一昨日読んだ小説の中の登場人物のように ぼくが。
そこから歩きだしたはずだった。
そこからは荒野だった。
そこからはしばらく這って
這って
「永遠」にたどりついて
明治生れのマスターがつくるライスカレーに舌鼓を打ち
もう当分満腹でいられる・・・とおもったのだけれど。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
TVのスイッチをOFFにする。
天女と称する女のおならを嗅ぐ。
シンジュクとマエバシを秤にかけて
マエバシに肩入れする。
そんな そんな時代をすぎて。
公園に咲くあじさいに見とれ
見とれしながら カメラとともに歩いてきた。
ぼくは今日という一日の底を歩いて。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
「いまというこのとき」は
永劫に過ぎ去ってしまうから。
猫はライオンではないのだから。
さあ そそがれた水を飲み干そう。
のこされた時間はわずかだ。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
愛おしい。
茶色っぽくすりきれた川のほとりで
赤い帽子をかぶった 腰のほそい女とデートする。
哲学者と称する男の鼻くそが飛んでくるのをさけ
ジャイプール郊外でひろったコップに
利根川の水をそそぐ そそぐ。
一昨日読んだ小説の中の登場人物のように ぼくが。
そこから歩きだしたはずだった。
そこからは荒野だった。
そこからはしばらく這って
這って
「永遠」にたどりついて
明治生れのマスターがつくるライスカレーに舌鼓を打ち
もう当分満腹でいられる・・・とおもったのだけれど。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
TVのスイッチをOFFにする。
天女と称する女のおならを嗅ぐ。
シンジュクとマエバシを秤にかけて
マエバシに肩入れする。
そんな そんな時代をすぎて。
公園に咲くあじさいに見とれ
見とれしながら カメラとともに歩いてきた。
ぼくは今日という一日の底を歩いて。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
「いまというこのとき」は
永劫に過ぎ去ってしまうから。
猫はライオンではないのだから。
さあ そそがれた水を飲み干そう。
のこされた時間はわずかだ。
つかのまの出来事こそ愛おしい。
愛おしい。