街路樹が色づいたり、落葉がはじまったりして、こちら北関東は、
ようやく晩秋の季節を迎えている。
秋の紅葉をさがし、遠方までクルマを走らせる余裕はないから、仕事のあいまをぬって、そこいらの野山を散策。
この5、6年は昆虫ばかりに関心がむいていたから、平凡な植物たちの、平凡なたたずまいが、妙にこころにしみてくる。
見ようとしなければ、見えてこない小さな、ちいさな世界。
三毛ネコさん、渾身の力作・・・というにはものたりないが、まあ、
今後も、コツコツと撮りためていきたい「草木図譜」の番外編である。
知っている植物より、知らない植物のほうが、はるかに多いから、まだなにも調べてはいない。とにかく、眼をこらさないと見つからないような、足許の小さな世界を見ようという、いわばトライアル！
APS-Cサイズだから、フルサイズに比べ、撮像素子が小さい分、マクロ撮りには有利である。このあいだ書いたように、雑草愛に目覚めたのであ～る。
しかし、じっさいに歩いてみると、自生種と園芸品種を区別するのは、とてもむずかしい。
ポケット図鑑をパラパラ眺めただけでは、種名がわからないものがある。
これがまあ、わたしの「雑草学入門編」といったところか(笑)。
野山の（・・・といっても、ここまではほとんど野だが）散策は、空気が澄んでいるようで、気分がいいが、地面にしゃがみ込んで撮影しようとすると、草花がゆれている。
「あー、風があるんだな。大気はたえまなく動いている」
ISO感度をあげたり、絞りを調節したり。
定番の「紅葉写真」ではない、ささやかなアルバムが完成した(^_^)/~
mixiアルバム「晩秋の彩り 2011」はこちら（全体に公開）。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000042391758&owner_id=4279073
