★ http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPL4N0PK2AX20140709
BRICS開銀、来週始動へ=ロシア財務相 2014年 07月 9日 17:18 JST
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのシルアノフ財務相は9日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)が来週開催の首脳会議で開発銀行を始動すると明らかにした。本部を上海とニューデリーのどちらに置くかも決定する。
開発銀行はインフラ整備プロジェクト支援を目的としているが、資金調達や運営方法、本部をどこに置くかなどをめぐって意見対立が続いていたため設立に時間がかかっていた。
BRICS首脳会議は7月15─16日にブラジルのフォルタレザで開かれる。
開発銀行の資本金は当初500億ドルで、最終的には1000億ドルまで増える見通し。シルアノフ氏によると、2016年から融資業務を開始できるという。
開発銀行の設立は2012年に提案され、昨年のBRICS首脳会議で承認された。
シルアノフ財務相は、BRICS以外の国でも、国連加盟国であれば開発銀行に出資が可能だと明らかにした。ただ、BRICSの出資比率が55%を下回ることはないと述べた。
議長国は任期5年で加盟国持ち回りで選出される。最初の議長国はまだ決定されていない。
BRICS首脳はまた、1000億ドル規模の外貨準備基金の創設に関する枠組み合意に署名する予定。ただ、各国の拠出については、今後、中銀間で合意される。
交渉に参加しているブラジルの高官は、外貨準備基金は早ければ2015年に利用可能となる見通しだと明らかにした。各国はこれまでと同様にそれぞれ外貨準備を保有するが、為替市場のボラティリティーを和らげるために必要ならば他の参加メンバーに資金を移すことが可能になる。
© Thomson Reuters 2014 All rights reserved.
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BRICS開銀、来週始動へ=ロシア財務相 2014年 07月 9日 17:18 JST
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのシルアノフ財務相は9日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)が来週開催の首脳会議で開発銀行を始動すると明らかにした。本部を上海とニューデリーのどちらに置くかも決定する。
開発銀行はインフラ整備プロジェクト支援を目的としているが、資金調達や運営方法、本部をどこに置くかなどをめぐって意見対立が続いていたため設立に時間がかかっていた。
BRICS首脳会議は7月15─16日にブラジルのフォルタレザで開かれる。
開発銀行の資本金は当初500億ドルで、最終的には1000億ドルまで増える見通し。シルアノフ氏によると、2016年から融資業務を開始できるという。
開発銀行の設立は2012年に提案され、昨年のBRICS首脳会議で承認された。
シルアノフ財務相は、BRICS以外の国でも、国連加盟国であれば開発銀行に出資が可能だと明らかにした。ただ、BRICSの出資比率が55%を下回ることはないと述べた。
議長国は任期5年で加盟国持ち回りで選出される。最初の議長国はまだ決定されていない。
BRICS首脳はまた、1000億ドル規模の外貨準備基金の創設に関する枠組み合意に署名する予定。ただ、各国の拠出については、今後、中銀間で合意される。
交渉に参加しているブラジルの高官は、外貨準備基金は早ければ2015年に利用可能となる見通しだと明らかにした。各国はこれまでと同様にそれぞれ外貨準備を保有するが、為替市場のボラティリティーを和らげるために必要ならば他の参加メンバーに資金を移すことが可能になる。
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● 今の国際的な開発銀行は、もちろんUSAが主導権を握っています。つまり
USAに楯突くという事です。これは第一波ですから、あまり世界的にも
期待されないでしょうし、注目も浴びないと思います。
● そして、第一波の特徴として、壊滅的ダメージを受けることは想像できます。
● 金融帝国のUSAが、黙っていることはないでしょう。2016~2017年前後の
世界的なバブル崩壊を利用して、BRICS参加国の経済にダメージ
与えるのは目に見えます。正に経済戦争です。
● しかし2020年までは、資源国の時代ですから、滑り出しは、順調でしょう。
問題はその後に来る、資源の価格の崩壊です。2029年までは苦しみ
ますが、2029~2046年の資本主義の崩壊に伴い、
BRICS大復活と予想できます。
● まるで、先進資本諸国の崩壊を予言するかのような、新しい国際機関の
誕生です。日本はどうかかわるべきでしょうか?
USAに楯突くという事です。これは第一波ですから、あまり世界的にも
期待されないでしょうし、注目も浴びないと思います。
● そして、第一波の特徴として、壊滅的ダメージを受けることは想像できます。
● 金融帝国のUSAが、黙っていることはないでしょう。2016~2017年前後の
世界的なバブル崩壊を利用して、BRICS参加国の経済にダメージ
与えるのは目に見えます。正に経済戦争です。
● しかし2020年までは、資源国の時代ですから、滑り出しは、順調でしょう。
問題はその後に来る、資源の価格の崩壊です。2029年までは苦しみ
ますが、2029~2046年の資本主義の崩壊に伴い、
BRICS大復活と予想できます。
● まるで、先進資本諸国の崩壊を予言するかのような、新しい国際機関の
誕生です。日本はどうかかわるべきでしょうか?