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2024年07月22日 08時37分16秒 | 西洋医学の崩壊

11波でまだそれやる?「当院は新型コロナを診られません」

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医療にまつわる気になるトピックスを、インフルエンサー医師 インヴェスドクターが鋭く解説する連載「インヴェスドクターが斬る、バズニュース!」。臨床の第一線で医療に向き合い続ける勤務医ならではの“現場目線”で旬な話題にメスを入れます。前回は、「透析医学会でガチの暴力事案」がテーマでしたが、今回のテーマは……?

「第11波」らしい

もうさすがに現場も波の数まで把握していませんが、今回のCOVID-19の夏の流行は「第11波」に該当するらしい。沖縄県が結構厳しい流行で、定点医療機関あたり約30人の状況が続いています(図)。本州にもようやく上陸し始めました。当地域でも入院要請数が増えています。

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図. 沖縄県の定点医療機関あたりの新型コロナ感染者数

いつものごとく脆弱な日本の医療システムはグラグラしており、かかりつけのCOVID-19患者を引き受けるだけで目いっぱいとなっており、他院の患者を新しく引き受ける余裕がない医療機関が多いです。

「5類感染症」に移行しているのだから、「当院では新型コロナの入院は診られません」と他院にブン投げしてくる病院は、マジ勘弁してほしいところです。

相変わらず中等症IIが多い・・・

弱毒化して、ほとんど軽症だぜーい!と思っていたら、二次医療機関以上にやってくるのは基本的に肺炎のCOVID-19ばかり。それも中等症II。

また、あの両肺すりガラス陰影の肺炎ですよ・・・。もうこのすりガラス陰影、マジでどこかにいってくれ!うううッ

沖縄県がこのままピークアウトすれば、本州もワンチャンお盆に入る前にピークアウトするんじゃないかとか淡い期待を持っています。

入院した中等症IIに対してはレムデシビル(ベクルリー)を使っており、さすがにエンシトレルビル(ゾコーバ)などで立ち向かうことはしていません。レムデシビルを1コース使うと、結構な値段になるので退院時に「入院費むっちゃ高いやんけ!」と言われることも、しばしばあります。

「5類感染症になったのにまだ特別視しているの?」と批判されがちですが、顔面で受け止めている医療機関の皆さんは、波を頑張って乗り越えましょう。

【プロフィール】

インヴェスドクター(@Invesdoctor)

Twitterフォロワー数約15万人(2023年4月末日現在)のインフルエンサー。関西地方の国立大学を卒業、現在は地域の中核病院 臨床最前線で働く勤務医。同時に、株式投資で約12億円を運用し、時事問題にも精通。日本呼吸器学会専門医・日本感染症学会専門医であるほか、「株式内科専門医」を自称する。


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