知らない人

今週に入って暖かい日が続いているので菜園の仕事に
専念できます。
菜園は郵便局の駐車場の側にあるので郵便局へ来た人が
車に乗る前にどなたも話し掛けてきます。
『何を作るんですか』などと。
キリストの伝導使さんが２人通られて草取りをしている私の側にいるチャー君を
みて『なんてきれいなネコちゃんなんでしょう』と誉めてくれたのが解かったのか
チャー君は凄く懐いて抱っこまでされている、こんな事はめったにないことでした。
『連れて帰りた～い』とまで言わせてしまいました。
今日の事でした、郵便局の坂を降りてきた女の人、『今日わぁ～』とニコニコと
笑って挨拶をされたので私も挨拶を返すと『南ってどっちですかねぇ』と聞いた。
南を指差してこっちですよ、というと『あッやっぱりですよね、此処のお稲荷さんの
社が東を向いてますもんね』と言う、けげんな顔している私に『私、お稲荷さんとか
神社とかが大好きなんですよ』と言う。
『今日も此処に来るつもりはなかったのに何かに惹かれるように来ちゃったの』
そして私のそばに来て『何だか解からないけれど泣けてきちゃう、あなたに会えて
良かった』と言って抱きついて声を上げて泣き出した。
『どうしたの？』と聞くと『何だか解からないけれど会えた事がスゴク嬉しい』と
言った、私は何時もカメラを側に置くので『記念に写真撮ります？』と何気なく
言ったら嬉しい撮りましょう、と言う。
全然、知らない人にこんなに人懐こくされたのは初めて経験で戸惑いもありましたが
何故か違和感を感じないのが不思議でした。
私って結構、用心深くて簡単には仲良しにならないけれど今回は本当に不思議でした。
側にいた夫もけげんな顔をしていました。