ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

クリスマスランチ

2014-12-23 | 料理・食べ物・外食
クリスマス直前に行ったから
クリスマスランチ


これが誕生日だったら
バースデーランチ

移住してきた日なら
移住記念ランチ

特に何もない日だったら
ただのランチ


ということで、毎度おなじみ

ワインチェンバーズ


重厚な入り口

ここから店の入り口までの
廊下がとても好きです。


お客は私たちだけの
貸切状態



「いくらクリスマス前とはいえ
こんなにガラガラなもの?」

と思っていたら、


いました、いました

なーんと外席


ずっと工事をしていて石畳に
なったオコンネル・ストリート
一通ながらクルマも通ります。

市がせっせと導入している
「シェアエリア」っちゅーアレ
同じ空間をみんなで
シェアしましょう

ってことで。


向かい合う3軒のレストランが
外席を設けてました。

左がワインチェンバーズ
右手前のクロスがかかったテーブルが
オコンネルビストロ
奥の誰もいないのがデブレットのキッチン


この近さ(なにせクルマ1台の幅)で3軒
こりゃ、毎日お互いしのぎを
削りあってるんでしょうなー
窓際の席だったので、
ついついマンウォッチング


今日のところは2時間近くいて、
キッチンのお客はゼロ

(※ずっとこのまま)
オコンネルは最後に2組。
ワインチェンバーズは2巡した
席もあって5組見たかな?


ワインチェンバーズ≫オコンネル>キッチン
この力関係、自分の好みに
ピッタリで小さくアガりました。


中にはキッチンに入って、
ウェイトレスにメニューをもらい、
キッチンの席からオコンネルの
メニューももらおうとして断られ、
最後にワインチェンバーズに
入ってきて注文しているツワモノも



当の本人がワインチェンバーズの
中にいたものだから、お冷を
持ってきたキッチンのウェイトレスが
キョロキョロする一幕も。
(※けっきょく見当たらないので
持って帰ってましたが)


見ている限りワインチェンバーズは
サービスが段チ。

ブザーのようなものがあって
ウェイターが呼べ、パラソルもあり。
他2ヵ所は店内にウェイトレスを
呼びに行ってました。
(※みな重厚な建物でガラス張り
ではないので店内が見えません)


オコンネルは外にメニューがあるので、
それだけ見て立ち去る人も(笑)
キッチンは2階なのになにもなく
お客ゼロの結果もわかる?
「階段上って2階まで誰かを
呼びに行くぐらいなら」

って思っちゃいますよね。


さらにワインチェンバーズは
値段もリーズナブルだし、
1品+ワインでサっと済ませる人も。
今日みたいなカンカン照りだと、
パラソルは必須だと思います。


キッチンは窓越しで見ていても
「ホテルのF&Bなんだなー」
と実感。大勢の従業員がいても
なんかこうスピリットがなく、
ホスピタリティーというより
マニュアルのサービスという感じ。
それ以上も以下もなく、
ただ淡々とやっている印象。


オコンネルやワインチェンバーズは
スピリットが感じられ、従業員に
それが映し出されているというか?
一歩踏み出すような何かが
感じられるんですよねー


今日のワインチェンバーズの
ウェイターはナンバー5の人で、お互い
「えぇぇぇぇえ


休暇前でヘルプに来ているところでした。
これから長い長い夏休み
「イギリスに帰るんですよー
とウレシそうでした。


彼はナンバー5で鍛えられている(?)せいか
過不足ない気配り+淀みない会話+自然な笑顔

満点でしょ
(※髪を短くしていて最初は彼だと
わからなかったんですけどねー)


今日は夫と同じメニューで

ホタテのリゾット
これは食べ終わるのが惜しく
なるほどおいしかったです。
ぜひリピしたいけど季節限定?


メインは「今日のお魚」の
ブルーノーズ

この魚はミディアムレア
ぐらいのほうが絶対いい!


2年前にウェリントンのラーダー
食べたのは絶品でした

これぐらいのレアさ加減


ワインはドイツ産のリースリングが
グラスで頼めるありがたさ。
スパークリングウォーターはオタキリ
が売り切れでサンペレグリノ。
「時期が時期で売り切れちゃって
これを買ってきたんですよー」
と正直なウェイター青年。
サンペレグリノはスーパーでも買え、
率直さが爽やかで、
いいね


今日も2コースのグラブワン
だったので、デザート追加

夫のクリスマスカラーのセミフレッド


私は何だか試してみたかった

ホットラブ
ドイツの有名なデザートだそうで、
ハイセリーベ(熱い恋)
というんだそうな。オーナー談。
帰ってからググって確認
まぁパフェっちゃあ、パフェです(笑)


お食事もゆったりとした
上質の時間と空間も

夫やオーナーやウェイターとの
会話も印象深いひと時でした。


今年も思い出がたくさんできた場所
来年もまた1回でも多く訪れたい場所


メリークリスマス