始まりました!2011年ラグビーワールドカップ
「パーティー大好き
」
な人が人口の90%を占めるこの国。普段ラグビーを観ない人も巻き込んで、
大盛り上がり

今日は会社や学校を休んで、みんな
シティーへGO!
ボランティア先もいつもより閑散~


お客さんが少なく、ボランティア同士でも、
「どうする?なにする?どこ行く?どうやって行く?」
という今夜の話で持ちきり。
普段はクルマ万能社会なので、「シティーへのクルマ乗り入れ禁止」の今夜の足の確保は大問題


バスや列車に乗ったことがない人がほとんどなので、家の近くのバス停がどこにあるのか、そこに停まるバスがシティーに行くのかどうかわからない人、続出

なので、
「どうやって行く?」
というのは大きな課題。パクランガやハウィックなど東部の人は、
「ハーフムーンベイから
フェリーでシティーへ!」
という話もありました~

「ミコトはどうするの?」
「イーデンパークに行くの!」
「え~、シティーに行かないの?」
「えっ
」
「花火、観れないわよ!」
という会話になっちゃうぐらいで

みんな
パーティー命
いいじゃんねぇ、ラグビー観に行ったって
混むのを予想して早めに家を出たら、道はガラガラ~

駐車も問題なくできて、思ったより早く着いてしまいました。
続々と到着する黒装束の人たち。

オールブラックス・サポーターですが、けっこう外国人風の人もいました。
開会式開始~

客席でキラキラ光っているのは
ケータイです
事前に何度も練習して、大成功!
(夫はバッテリー切れ、ワタクシはケータイ不携帯でいずれも不参加

)
マオリの神話をドラマ仕立てに。

周りにいるのは民族衣装のマオリの戦士たち。
CGと実際のステージが幻想的に展開していきます。

テレビだったらCGがよく見えて、もっと幻想的なのでは?
マオリのNZへの旅が始まって~

この辺からは、暗さ+スピードで、撮影限界でした。
場面はガラリとかわり、かわいい男の子が並み居る屈強のラガーを
押しのけ、押し倒し、ラグビーボールを守り抜き、
最後はピアノ線に吊られて、空へ
カンタベリーの少年だそうで、

ちゃんと赤黒のカンタベリーカラーのジャージでした。
ピーターパンみたいで、

とってもよかったです。
最後は巨大なワールド・カップが登場して、
ダンス、ダンス、ダンス・・・・・

この間もマオリの戦士は周りでみんなを守っていました。
もうもう、マオリが引っ張りだこ。

今日ばかりはお相撲さん状態のお尻丸出しでがんばってました

いつもは、腰の周りグルッと腰みのなのにね。
本来の姿を世界に見せちゃう

「マオリはNZのカルチャー担当だな。よかったよ、世界に見せるものがあって

」
という夫の感想。確かにそうかも~。
この大活躍だった戦士たち、
「ふだんはどこで何してるんだろう???」
と現実的なことを考えつつも、とても感動的な開会式でした。
開会式の後は、
開幕戦~

オールブラックスvsトンガ
キャプテンを先頭に。

頼むよ

リッチー
トンガのハカ。よかったです。

全員トンガンのド迫力

オールブラックスのハカ。

キャプテン&副キャプテンに本チャンのマオリ(ウィプ、ジェーン、ダグ)
他に強面の(ノヌ、カイノあたり?)を最前列に配備。
こんなだったり、
あんなだったりで、

前半は完全にオールブラックス・ペース。いろいろなサインを練習してた?
しかし、後半にサブだった彼が入ってきたあたりから流れが変わります。

体型だけ見たら、フォワードだか、バックスだかわからないトンガンたち。
これでバックスなんだから、たまりませぬ。
速い、強い、イタい

「オールブラックスはフィジカルの強いチームには弱いかも
」
対南アフリカとか。というのが夫との共通した感想。自分たちのフィジカルが強いので、それ以上にフォワードでグイグイ押されるとちょっと辛い?
ワールドカップに向けて、今回はセブンス(7人制ラグビー)の帝王ティジェンス監督を招いて、フィジカル面の強化を図ったはずですが、その効果はいかに?カフイもカーワンも身体を絞ってて驚きましたん。
いろいろな課題(チームにとっても監督にとっても、敵チームにとっても)が見えた気がした試合でした。結果だけ見れば41対10と圧勝なものの、
試合後のインタビューでもリッチーが浮かない顔だったのがよくわかる?
がんばろ~、メン・イン・ブラック!
試合のハイライトは、実はソニー・ビル・ウィリアムスのジャージの袖が切れ、この後グランド上で着替えたところだったのでは?
(ちなみにルール上は破れたジャージでプレーをしてはいけないそう
byレフのタカさん

)
大活躍だったトンガのタウマロロ
(NZではホークスベイ所属)

イエローカードの常習犯で普段からアブないプロップだけど、今日はトライもして、スーパー15選手の実力とトンガ魂を見せつけてくれました。
カーターにもホークスベイのチームメイトのダグにもキツーいタックル見舞ってたし
男をあげたよ。
ただ問題は、トンガはこの手のスキンヘッドかそれに近い超短髪の選手がたくさんいて(ピアタウとか)、体型も顔つきも、みんなこんな

ラックやモールになると、
「全員がタウマロロに見える~
」
と、テレビでもないと誰が誰だかわからなくなること!
記念すべき第1戦、大いに楽しませてもらいました。
【おまけの写真】
イーデンパーク近くのKFCが
真っ黒になってました。
トンガンチームの旗手を務めたのは、

友だちのお孫さんのゾーイでした。
か、かわいい
