今年も、長野県諏訪郡富士見で「国際救助犬試験」が
実施されました。
欧介兄さんは、「適性試験」という最初の段階を受験。
今回で4回目のチャレンジ。
まずは、服従・熟練作業からです。
2ペアづつなので、欧介は、もうひと組の作業が終わるまで「休止」です。
この間、2回の発砲音が鳴ります。
欧介は6歳ぐらいから若干の音響シャイが出始めて、雷や花火などの音を
怖がってブルブル震えたり、狭いところへ逃げ込んだり、
発砲音も苦手なんです。
前回、o-mamaが義母の介護で参加できなかったときは、
発砲音を聞いて、O先生のもとへ戻ってきてしまったのです。
怖がって逃げだしてしまった場合、試験は中止、その時点で不合格です。
練習の時は、全く我慢が出来ず、o-mamaから離れなかった欧介。
その後もブルブル震えてて、可哀想なくらい・・・。
しかし、試験の時は、o-mamaの言うことを聞いて、耐えていました。
もうこれだけで、o-mama涙がでそうでしたよ。
これが、信頼感ですよ。
これが、オビですよ。
本当に、欧介はスゴイ!!
欧介のもとへ戻ると、遠くから見ててもブルブル震えていたのがわかったけど、
近づくと身体が安定しないくらいガタガタ震えてました。
この時点で、o-mamaの中では合格でした。
良く我慢したね、欧介。
「Atelier sucre sale」に「羊毛とドライフラワーのリース」を
UPしました。のぞいてみてね。
よく「オビが入ってます」という言葉を表現するけれど、こう怖くても逃げ出したくても、指導主から指示された事をきちんと作業する事...これが本当に『服従が入っている』という事だと私もるぅと先生がする競技を見て初めて知りました。
私とやってた時は「楽しい♪」ってノリだけだったんだなぁ...って。
『義務感』を知った犬は凄い力を発しますよね。
欧ちゃん、ほんとおめでとぉ!!
O先生には、「指導手のやりたいという気持ちと、欧介のやろうという気持ちが強く表れた結果。気迫でやりきりましたね。」
と、言われました。
たしかに、ココで落ちたら、欧介得意の捜索を
やらせてあげることができないので、
どんな点数でもいいから、受からないとって、
必死でしたよ。。。
その気持ちに応えてくれた欧介には、
本当に感謝です。