旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

角館歴史村「青柳家」

2013年01月09日 | 旅 歴史
 秋田県仙北市角館町表町下丁にある角館歴史村「青柳家」です。
 角館歴史村「青柳家」は角館を代表する武家屋敷で、立派な薬医門が目印です。母屋は万延元年(1860)頃建てられたようで、簡素にして格式のある武家屋敷です。3千坪の敷地内には、母屋、武器庫、青柳庵、秋田郷土館、武家道具館、企画展示館などがあり、膨大な資料が展示されています。
 青柳家は芦名氏譜代の武士でしたが、芦名氏断絶後佐竹北家に仕えました。母屋や門、蔵など秋田県指定文化財になっています。「青柳庵」では、佐竹藩ゆかりの絵画や古文書、秋田蘭画などを展示しています。
 青柳家の屋敷は、広い表間口に薬医門、道沿いにめぐらせた武者窓(のぞき窓)のついた黒塗りの彫子下見塀が特徴の、格式ある造りになっています。春には日本に1本しかないという八重紅枝垂桜が咲きます。
 蔵を利用した展示室「武器蔵」には江戸時代からの文献や武具などを収蔵しています。重要文化財の秋田郷土剣などもあります。
 武具、甲冑や創製期のカメラや蓄音機など懐かしい品々も展示されています。3千坪の屋敷は植物園のように草木におおわれています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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