旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

武家屋敷 「石黒家」

2013年01月07日 | 旅 歴史
 秋田県仙北市角館町表町下丁にある武家屋敷「石黒家」です。
 石黒家の武家屋敷は青柳家の北隣にあります。藁葺き屋根の主家は、角館に現存する最も古い武家屋敷建築です。のぞき窓をつけた黒板塀がめぐっていて現存する武家屋敷の中で、最も格式が高く歴史がある屋敷です。
 石黒家は佐竹北家の藩財政勘定役を勤めた家柄で、嘉永6年(1853)に現在地へ移転しました。薬医門には文化6年(1809)の矢板があり、門を入ると起破風に懸魚のついた正玄関と脇玄関があります。
 母屋は萱葺きで庭に築山、巨岩、樹齢300年の樅の大木、東屋があり、簡素なたたずまいながら武家の格式を保っています。角館町の文化財に指定されています。
 母屋の座敷に上がることができるのはこの石黒家だけです。部屋の特徴や当時の生活様式を知ることができます。現在も住みながら、維持、保存しています。

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http://ogino.okoshi-yasu.com/
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