旅と歴史

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岩手銀行旧本店本館(旧盛岡銀行)

2013年01月22日 | 旅 歴史
 岩手県盛岡市中ノ橋通にある岩手銀行旧本店本館(旧盛岡銀行)です。
 岩手銀行旧本店本館は昭和6年(1931)の岩手県金融恐慌で破綻した盛岡銀行の建てた建物です。明治44年(1911)、交差点を向いた正面にドームを頂いた市中心街のランドマーク的建築として建てられました。
 赤レンガ造り2階建て(一部3階)、屋根は銅板葺きでドーム部分のみスレート葺きになっています。設計は東京駅を設計した辰野金吾氏と盛岡出身の工学士・葛西萬司です。ルネッサンス様式で、辰野式と呼ばれる赤れんがにアクセント効果を与える白色花こう岩の帯とドーム屋根の組み合わせが印象的です。
 建物正面は六角形の平面でこの部分だけが3階となっています。柱飾りやレリーフなどの意匠に凝っていて、正面性を出し、屋根にはドーマをつけて印象深い建物にしています。
 窓は縦長を基調とし1階は小庇、2階は上部をファンライトと呼ばれる半円形の欄間として変化をつけています。明治の貴重な建物として国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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