岩手県盛岡市愛宕町にある旧中村家住宅です。
旧中村家住宅は文久元年(1861)に建てられた盛岡市中央公民館構内にある商家です。盛岡市南大通(新穀町)に建てられていましたが中村七三氏から寄贈を受け、移築、復元された町屋建築です。
中村家は「糸屋」または「糸治」と呼ばれ、呉服・古着などを主に商っていたようです。初代は天明2年(1782)から盛岡で商売をはじめ、2代目の時から「糸屋」を称するようになり盛岡藩の特産である紫根染を一手に商うなどして発展し領内指折りの豪商となりました。
主屋は文久元年(1861)頃に建てられました。木造1部2階建て、切妻平入り、瓦葺きです。1階には雪国によく見られる「こみせ」のような土間空間が「みせ」前にあり、風雪を避けるように造られています。
建物の外壁には隣家への防火対策としてこの地方独特な「うだつ」が上がっています。壁一面、土壁で仕上げ、2階屋根の上まで壁を延ばしています。主屋、土蔵、はかりばが国の重要文化財に指定されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
旧中村家住宅は文久元年(1861)に建てられた盛岡市中央公民館構内にある商家です。盛岡市南大通(新穀町)に建てられていましたが中村七三氏から寄贈を受け、移築、復元された町屋建築です。
中村家は「糸屋」または「糸治」と呼ばれ、呉服・古着などを主に商っていたようです。初代は天明2年(1782)から盛岡で商売をはじめ、2代目の時から「糸屋」を称するようになり盛岡藩の特産である紫根染を一手に商うなどして発展し領内指折りの豪商となりました。
主屋は文久元年(1861)頃に建てられました。木造1部2階建て、切妻平入り、瓦葺きです。1階には雪国によく見られる「こみせ」のような土間空間が「みせ」前にあり、風雪を避けるように造られています。
建物の外壁には隣家への防火対策としてこの地方独特な「うだつ」が上がっています。壁一面、土壁で仕上げ、2階屋根の上まで壁を延ばしています。主屋、土蔵、はかりばが国の重要文化財に指定されています。
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http://ogino.okoshi-yasu.com/