福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野にある新宮熊野神社長床です。
「長床」と呼ばれる拝殿があり、高床になっています。長床は、平安時代の神殿造りの建物で、藤原時代の貴族の住宅建築としての寝殿造りの主殿の形式を踏襲しています。
拝殿とともに修験者が厳しい修行を行うための道場として使用されていたとみられ、直径1尺5寸(約45センチ)の円柱が44本が10尺(303センチ)等間隔に5列並んでいて、全部吹き抜けになっています。
建築様式は和様で、桁行9間、梁間4間 寄棟造り、茅葺きです。身舎中央部の柱6本を省略し、前後に虹梁を架けて柱の無い空間を作り出しています。身舎(もや)中央部は柱を省略し、2間分を虹梁(こうりょう)でつないでいます。
熊野神社の長床は、昭和38年(1963)に国の重要文化財に指定され、昭和46年(1971)から4年の歳月と約1億4000万円をかけて復元されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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「長床」と呼ばれる拝殿があり、高床になっています。長床は、平安時代の神殿造りの建物で、藤原時代の貴族の住宅建築としての寝殿造りの主殿の形式を踏襲しています。
拝殿とともに修験者が厳しい修行を行うための道場として使用されていたとみられ、直径1尺5寸(約45センチ)の円柱が44本が10尺(303センチ)等間隔に5列並んでいて、全部吹き抜けになっています。
建築様式は和様で、桁行9間、梁間4間 寄棟造り、茅葺きです。身舎中央部の柱6本を省略し、前後に虹梁を架けて柱の無い空間を作り出しています。身舎(もや)中央部は柱を省略し、2間分を虹梁(こうりょう)でつないでいます。
熊野神社の長床は、昭和38年(1963)に国の重要文化財に指定され、昭和46年(1971)から4年の歳月と約1億4000万円をかけて復元されています。
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