旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

日比谷公園

2013年10月25日 | 旅 歴史
 東京都千代田区に日比谷公園があります。

 近代日本文化の流れに起こった文明開化のあおりを受け、外国に負けない都市のシンボルとして日比谷公園は造られました。周辺には参謀本部や鹿鳴館、そして帝国ホテルと、豪華な洋風建築物が建ち並んでいました。
 日比谷見附の跡の石垣があります。江戸城外郭城門の一つで、日比谷御門の一部でした。
 園内北東部の心字池は江戸城に連なっていた堀の名残りです。日比谷公園造成の時に禅宗の日本庭園である「心」の字をくずした形で造られました。
 ここが「日比谷」といわれるようになったのは江戸時代です。当時はこのあたりまで海で海苔や牡蠣などを養殖する人々がいたそうです。海苔を育てるため海中に立てる道具を「ひび」と呼んだことから「ひびや」という地名がついたそうです。
 家康の時代、ここは徳川の領地となり、幕末まで松平肥前守等の大名屋敷がありました。明治に入り陸軍練兵場となり、明治22年(1889)の議定から14年に渡る計画・設計・造成を経て、明治36年(1903)、日本初の洋式公園として開園したのです。
 海外要人の歓迎会など、さまざまな国際交流の舞台となる一方、日露講和条約に反対する焼き討ち事件、関東大震災、第二次世界大戦、戦後の学生運動など、まさに激動の表舞台になりました。

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