旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

萬福寺天王殿

2017年11月12日 | 旅 歴史
 京都府宇治市五ヶ庄三番割に萬福寺があります。
 萬福寺の天王殿は間口5間、奥行3間、単層、入母屋造り、本瓦葺きで、寛文8年(1668)に徳川家綱の寄進によって建てられています。中国のお寺では玄関にあたるお堂で、弥勒菩薩の化身とされる布袋像を安置しています。堂内左右の四天王像、布袋像の背後の韋駄天像も安置しています。これらの像は明の仏師・范道生の作です。
 天王殿の正面一間通りは吹き放しになっています。堂内には2本の円柱がありますが、方柱は日本ではめずらしいチーク材を使っています。天王殿は黄檗宗のお寺にしかみられません。チベット仏教寺院(ラマ教寺院)からもたらされたといわれています。 大正2年(1913)に天王殿は国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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