旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

萬福寺法堂

2017年11月18日 | 旅 歴史
 京都府宇治市五ヶ庄三番割に萬福寺があります。
 萬福寺の法堂(はっとう)は寛文2年(1662)の建築です。間口5間、奥行6間、単層、入母屋造り、桟瓦葺きです。内部には須弥壇のみが置かれ、仏像は安置されていません。上堂や住持の晋山式などに用いられています。前にある「卍くずし」の勾欄が中国風です。
 法堂は寛文2年(1662)に円通殿として建てられ、寛文4年(1664)に法堂となりました。酒井忠勝が寄進しています。須弥壇上の額「法堂」は隠元禅師の書で、黄檗山では唯一の楷書で書かれています。昆尼垣の額は4代・独湛の書で、「聯(れん)」とともに国指定重文です。法堂は大正2年(1913)に国の重要文化財に指定されています。

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