旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

浮島十三重石塔

2017年12月07日 | 旅 歴史
 京都府宇治市宇治塔川に浮島十三重石塔があります。
 浮島十三重石塔は宇治川の中州にある日本最大・最古の石塔で、国の重要文化財に指定されています。宇治神社と平等院の間の宇治川には2つの中州があります。上流側が塔ノ島、下流側が橘島、あわせて浮島と呼ばれています。
 浮島付近は源平の合戦の時、梶原源太景季と佐々木四郎高綱の先陣争いがあった場所です。塔ノ島の中央には浮島十三重石塔が建てられています。弘安9年(1286)、西大寺の高僧・叡尊が宇治橋の修造に先立ち、宇治川一帯の殺生を禁じ、魚の霊を供養するために建立しました。
 石塔は、洪水のため倒壊と修復・再興を繰り返しました。宝暦6年(1756)の大洪水では流失し、再建されず川の中に埋没していました。明治41年(1908)に多田清蓮ら福田海のメンバーにより川底から引き上げられて修復され現在の姿になりました。

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