
京都府京都市左京区黒谷町に金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)があります。
紫雲山金戒光明寺は、「黒谷(くろだに)さん」と呼ばれ、知恩院、知恩寺、清浄華院(しょうじょうけいん)とともに浄土宗四ヶ本山の1つです。承安5年(1175)、法然上人が浄土宗の確立のため、比叡山西塔の黒谷にならって、ここに草庵を結んだのがこの寺の始まりであるとされています。
以後、浄土宗の念仏道場として栄え、仏殿や御影堂などの伽藍が建立されました。7世の運空(うんくう)の時、後光厳天皇に円頓戒を授けて金戒の2字を賜り、金戒光明寺と称するようになりました。正長元年(1428)には後小松天皇より「浄土真宗最初門」の勅額を賜りました。
その後、応仁元年(1467)の東岩倉の合戦によって焼失し荒廃しました。永正年間(1504-1521)に17世の理聖が堂宇の再興勧進を行い、慶長10年(1605)に豊臣秀頼が阿弥陀堂を再建し、慶長18年(1613)に前年に焼失した御影堂を再建しました。
文久2年(1862)、会津藩主松平容保が京都守護職の本陣となり、駐屯しました。境内には鳥羽・伏見の戦いで戦死した会津藩殉難者墓地があります。約25万平方mの広い境内には、寛永10年(1633)に建てられた国重文の三重塔をはじめ、御影堂、大方丈、庫裏、阿弥陀堂、吉備観音、山門、鐘楼、経蔵、塔頭など大寺院の寺観を整えています。
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