京都府京都市左京区南禅寺福地町に金地院があります。
金地院の方丈(本堂)は、崇伝が伏見桃山城の一部を徳川家光より賜わり移建したといわれています。禅院方丈にみられる典型的な六間取りで、前列中央が「室中」、その奥が本尊地蔵菩薩像を安置する「仏間」になっています。西側は奥が「富貴の間」(衣鉢の間)、その手前が「次の間」(檀那の間)、東側は手前が「鶴の間」(礼の間)、奥が「菊の間」(書院の間)となっています。
「富貴の間」は奥に床高を一段高めた上段があり、床(とこ)、棚、付書院を設け、天井を格天井とする格式の高い部屋です。方丈は間口11間26.3m、奥行7間19.6m、単層、入母屋造り、こけら葺きの大きな建物です。正面には山岡鉄舟の筆による「布金道場」が掲げられています。方丈は本堂として明治33年(1900)に国の重要文化財に指定されています。
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