
栃木県日光市山内に日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)があります。
東照宮の神厩舎は神馬をつないでおく厩舎です。寛永13年(1636)に建てられたもので、間口3間、奥行5間、単層、切妻造り、銅瓦葺き、妻入りの建物です。神厩舎は境内唯一の素木造(しらきづくり)の建物です。
当初は初代将軍・徳川家康が関ヶ原の合戦の折乗馬していた馬が神馬とされていたそうです。神馬は雄の白馬が条件で、現在2頭が飼育されているそうです。百物揃千人行列の時には神馬も出馬するそうです。
長押(なげし)上には、猿は病気から馬を守るという信仰から8面の猿の彫刻があり、誕生から大人に成長する猿の姿を描きながら、人の生き方を表わしています。その中でも参道側左から2番目にある子供時代を表した三猿の彫刻が有名です。
国の重要文化財の見ざる・言わざる・聞かざるの三猿の彫刻は悪いことは、見ない・言わない・聞かないという意味が込められているそうです。東照宮の根本理念を現しているともいわれています。神厩舎は明治41年(1908)に国の重要文化財に指定されています。
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