栃木県日光市山内に日光東照宮仮殿(にっこうとうしょうぐうかりでん)があります。
一の鳥居の東側、日光東照宮宝物館近くに御仮殿(おかりでん)が建てられています。御本社を修理する際に、祭神を一時的に遷してお祈りする社殿です。現存する建物は3代将軍・徳川家光が寛永16年(1639)に造営したものです。
他の神社では仮殿は本社が完成すると取り壊されるのが一般的ですが、日光東照宮では、修理が度々行われるため、常設されています。(仮殿が常設されているのは全国の神社の中でここだけです)
御本社の工事が始まると、祭神はこの御仮殿に遷宮し、すべての神事がこの御仮殿で執り行われました。創建以来、19回の外遷宮が行なわれましたが、幕末を最後に、その後は使われていません。
仮殿は拝殿、相之間、本殿という権現造りで、透塀(すきべい)が取り囲んでいます。入口には銅鳥居、唐門を配し、脇には掖門(わきもん)が備わっています。これらの建物すべてが国の重要文化財に指定されています。
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