8時、起床。クリームコロッケ、トースト、柚子のマーマレード、紅茶の朝食。18日の現代人間論系進級ガイダンスの件で安藤先生にお願いごとのメールをしたら、すぐに返信があり(研究室のPCをオンにしておられたのだろう)、文末に「春雨の家のなき子に温かし」の句が添えられていた。昨日のフィールドノートへの返信(抗議?)でもある。上手いな。蒲田はまだ雨は降り始めていないが、早稲田はもう降っているのだろうか。
昼食はジンギスカン。3時過ぎにジムへ。5キロちょっとのウォーキンング&ランニング。いつもと同じメニューだが、太ももやふくらはぎの筋肉に張った感じが残っていて、ストライドが思うように伸びず、少々きつかった。しばらく休んでいたトレーニングを再開した直後というのは、筋肉の痛みや張りが収まるのに3週間くらいかかる。それを過ぎると楽になり、一日のトレーニングの疲れが一日で回復するようになる。もうしばらくの辛抱だ。
ジムを出ると雨が降り始めていた。ルノアールで読書(文献のコピー)。トレーニングの直後はヘトヘトになるのだが、シャワーを浴び、身支度を整えている間にけっこう回復する。そして喫茶店で冷たい水や温かな珈琲を飲んでいるとさらに回復が進む。この回復していく感覚というのは悪くない。元々、喫茶店での読書には集中力を高める作用があるが、そこにトレーニングの後の回復作用が加わって、さらに集中力が高まる気がする。帰宅してからの書斎での読書にもそれは持続する。思うに、適度な身体の疲労というのは、神経のイライラを沈静化させるのであろう。今夜は『編年体 大正文学全集』第4巻(大正4年)所収の田村俊子「彼女の生活」を読んだ。「新しい女」と「新しい男」の結婚生活を女の視点から描いた小説である。まるで現代の自立した(自立を目ざす)女性と女性の自立に理解をしめす(そう思っている)男性の結婚生活を垣間見ているようで、これが大正4年の作とは驚きである。
「彼女の生活」を読み終えてから、オードリー・ヘプバーン主演の『ティファニーで朝食を』のDVDを観た。原作から入れ物だけを借りて作った別の物語である。口当たりはこちらの方がいい。ただし奥行きは乏しい。良くも悪くもハリウッド映画だ。
昼食はジンギスカン。3時過ぎにジムへ。5キロちょっとのウォーキンング&ランニング。いつもと同じメニューだが、太ももやふくらはぎの筋肉に張った感じが残っていて、ストライドが思うように伸びず、少々きつかった。しばらく休んでいたトレーニングを再開した直後というのは、筋肉の痛みや張りが収まるのに3週間くらいかかる。それを過ぎると楽になり、一日のトレーニングの疲れが一日で回復するようになる。もうしばらくの辛抱だ。
ジムを出ると雨が降り始めていた。ルノアールで読書(文献のコピー)。トレーニングの直後はヘトヘトになるのだが、シャワーを浴び、身支度を整えている間にけっこう回復する。そして喫茶店で冷たい水や温かな珈琲を飲んでいるとさらに回復が進む。この回復していく感覚というのは悪くない。元々、喫茶店での読書には集中力を高める作用があるが、そこにトレーニングの後の回復作用が加わって、さらに集中力が高まる気がする。帰宅してからの書斎での読書にもそれは持続する。思うに、適度な身体の疲労というのは、神経のイライラを沈静化させるのであろう。今夜は『編年体 大正文学全集』第4巻(大正4年)所収の田村俊子「彼女の生活」を読んだ。「新しい女」と「新しい男」の結婚生活を女の視点から描いた小説である。まるで現代の自立した(自立を目ざす)女性と女性の自立に理解をしめす(そう思っている)男性の結婚生活を垣間見ているようで、これが大正4年の作とは驚きである。
「彼女の生活」を読み終えてから、オードリー・ヘプバーン主演の『ティファニーで朝食を』のDVDを観た。原作から入れ物だけを借りて作った別の物語である。口当たりはこちらの方がいい。ただし奥行きは乏しい。良くも悪くもハリウッド映画だ。