6時、起床。
いつもより早めに寝ると、いつもより早めに目が覚める。
ハムトースト、サラダ、紅茶の朝食。
午後3時ごろ、散歩に出る。昨夜から降っていた雨はほぼ止んだ。
遅い昼食を「phono kafe」に食べに行く。
カレーセット(カレーライス、サラダ、スープ)を注文。大原さんが「春巻き(私の好物)もありますが」と言ったので、それもお願いする。
本日のサラダは、薩摩芋と蓮根のバジル炒め、ポテトとコーンの豆腐マヨネーズ和えの組み合わせ。美味しくてボリュームもある。
春巻きはカレーに入れて食べようかとも思ったが(春巻きカレーだ)、やはり専用のソースをかけて食べた方が美味しいだろう。
前回久しぶりで食べて美味しかったカレーライスは、今回もやはり美味しかった。
食後の飲み物はキンカンのシロップ入りホットレモネード。最近は小豆茶ばかり頼んでいたので、これを飲むのは初めてだが、うん、これは美味しい。キンカンのシロップは去年の夏に作ったものなのでもうじき底をつくとのこと。えっ、そうなの、これからは毎回飲まなくちゃ・・・・という話を大原さんとしていたら、独りでお茶をしていた女性客が、「あの~、お話を聴いていると、飲みたくなってしまいました(笑)」と言って、ホットレモネードを注文した。
これをきっかけに大原さんと私と3人でおしゃべりをするようになった。女性は「phono kafe」は初めてとのこと。帯広の方で、ラクロスの試合があって何日か前に東京に来て、今日帰るはずだったのだが、北海道が大雪のため飛行機が飛ばず、東京に足止めを食っているのだった。夕食を友人と食べるので、それまでの時間をカフェで過ごしているのだという。「駅の周りのカフェはのんびりできそうな感じがしないので、駅から離れた場所を歩いていて、このカフェを見つけたんです。素敵なカフェですね」と言った。へぇ、初めての街で「phono kafe」を見つけるとは、いい「カフェ勘」をしてますね。生まれは大阪の方で、仕事の関係で2年前から帯広にお住まいとのことだった。私は昔一度仕事で帯広に行ったことがある。たった一度でも行ったことがあるとないとでは話の展開が違う。大原さんも北海道は青春18切符で旅行したことがあるそうだ。しばし北海道談義に花が咲いた。
食事を終えて、「ご縁がありましたら、またどこかで」と彼女に挨拶をして店を出た。
青空が出ていた。
見晴らしのいい場所を求めて、東急プラザの屋上に登ってみる。
さきほどまで雨が降っていたせいだろう、人影はほとんどない。
西の空。
誰も乗っていないが、観覧車は動いている。
係の人に聞いたら雨が降っている間も動かしているのだそうだ。強風で屋上庭園が閉園になることはあるが、多少の雨なら止めないらしい。
乗ってみる。乗車賃は300円。
わが街。
降りるとき「今日は私で何人目ですか」と係の人に聞いたら、ちらっとノートに目をやって、「25人目です」とのことだった。けっこういるんだ。
「テラス・ドルチェ」で一服していく。
6時半になった。帰るとしよう。
先日買った小型カメラの試し撮り。なるほど、宣伝文句どおり夜景に強いカメラである。
夕食は芽キャベツの入ったコーン・クリームシチュー。
食事をしながら『鴨川食堂』(NHKBSプレミアム)の最終回を録画で観る。これは続編(シーズン2)が作られそうな気配だな。
デザートは「phono kafe」の大原さんからいただいた台湾旅行のお土産のお菓子。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第7話をリアルタイムで観る。「お帰りなさい、練くん」という感じである。よかった、よかった(ひとまずはね)。文はひとなりというが、髪型もまた人なりである(笑)。
それにしてもあの「レシート」の使い方には参りました。私はてっきりレシートの裏側にメモ(言葉)でも書いてあるのかと思いましたが、そんな凡庸なものではなかった。死んだ祖父ちゃんが、いつ、何を買ったか、それだけの情報が練をめざめさせるのである。凍てついてしまった心を溶かすのである。「手紙」や「メール」の朗読は、これまで多くのドラマで使われてきた手法だが、「レシート」の朗読(読み上げ)なんて誰もやったことがないのではないだろうか。革命的といってよいのではなかろうか。
娘のブログを読んでいたら、彼女が中学時代に書いた小説(のようなもの)が載っていた。へぇ、こんなものを書いていたのか。ちっとも知らなかった。村上春樹の『風の歌を聴け』や高橋源一郎の『さようなら、ギャングたち』の影響があるように思うが、中学生としてはかなり生意気である。→こちら